第122話 アルテイシア姫のお願い

部屋のドアをたたくノックの音

「はい どうぞ・・」夜の時間、突然の来訪者に少し戸惑い返事を返すエリンシア姫

結ってあった金の髪はすでにほどいてたので、銀飾りの髪留めですぐに留めた

それから上着


「遅くに御免なさい エリンシア姫様」

まだ少女であるリュース公の娘 アルテシイア姫が訪れたのだった。


「御気にされずに どうぞ いらしゃいませアルテイシア姫様」

「アルでも構いませんよ エリンシア姫様」

アル、アルテイシアは彼女エリンシア姫は微笑む


「まあ、そういうわけにも・・ご用件は?姫」

エリンシア 無意識に自分の金の髪をなでる


「白の国の事を知りたいの! それに白の国の言葉も文字も

お父様も教えては下さるけど 本当はお忙しいし

実は ちょっと語学はちょっと苦手なの・・」


「黒の王宮では 

テインタル王女に白の国の言葉と文字を教えてると聞きましたわ」

アル、アルテイシアがやや興奮気味に問いかけたのだった。

「ええ、その通りですわ」微笑むエリンシア


「それだけじゃなくテインタル王女様とお友達になりたいの!」アル、アルテイシア


「まあ素敵な事ですわ!

では 黒の王宮にお越しになられるのですね」エリンシア姫の声が弾む

「ええ もちろん!

しばらく滞在するわ もうお父様の許可は取ってあるの」アル、アルテイシア姫


「わかりましたわ 姫様 お好きなお菓子はありますか?

勉強の合間に ご用意いたしますね」

エリンシアは 子供好きであった 微笑みを浮かべるエリンシア


「本当嬉しいわ! お菓子は・・」

会話は続き そして早朝には

エリンシアはリュース公の娘アル、アルテイシア姫を伴い 

飛び竜に騎乗して黒の王宮に戻っていった。

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