第153話 予兆 予感

ある夜・・

巨人族の王は エリンシアを抱きながら


「白の王族は 長寿で あまり歳をとらぬという・・

確かに そなたは昔と変わらず変わらず、美しい」


早く 朝にならないか・・明日の朝はアーサーの待つ屋敷に戻れる日

ただアーサーの事を想い ひたすら耐えた。


ある時 エリンシアは 自分の体調の不調に気が付く

まもなく 少し吐血した・・


エリンシアは その事を誰にも言わず 黙っていた

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