第147話 悪夢の再来
巨人族の国では まだ長く寒い冬の中だった 雪が国中を覆う
エリンシアは 暖炉で暖まりながら 椅子に座り
温かなミルクで作ったシチューを食べていた
「今度、大きな戦がある」アーサーは言った
「王は貴方に私が戦に行ってる間、王の城に戻るようにと 命令された」
「・・・」
もしや、王は また私を?そう思い顔色を変えるエリンシア
「王命には逆らえない」
少し震えて自分の手を握り締めるアーサーもそう思っている様子だった。
次の日 荷物をまとめ
赤ん坊を 子供のいない叔父夫婦に預け アーサーは戦場に
エリンシアは 巨人族の王の居城に向かう。
別れ際 エリンシアとアーサーはくちずけを交わす
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