第38話 邪な満足

まだ 何か足りないのか 何度か 指先の炎で エイルの左腕を焼く

痛みに目が覚めては 悲鳴を上げ また気を失うエイル


「ふ・・ふふ・・あはは!」


「だから 言ったのに アーシュ兄様ったら! 後悔するって!」


「エイル・エルトニア・・これで 貴方は私の物!」

叫ぶように 笑いながら アムネジアは言った

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