第144話黒の王宮奪還 1

それは 少し前の出来事の御話


黒の国では・・

黒の国 元の黒の王宮では そこで暮らし 執権として黒の国を治めてたヴァン伯爵


ヴァン伯爵は黒の王子アーシュラン達に追い詰めれて この黒の王宮の中で

今にも殺されそうになっていた・・。


王宮は所々、燃えてまた酷い有様だった。


「聞きたい事がある・・ヴァン伯爵」


リュース公が鎧を身に纏い リュース公が持つ血まみれの剣を

大きな怪我を負ったヴァン伯爵に突きつける


そこにはアーシュランと戦士セルトがいた


「聞きたいのは 死体が見つからなかった テインタル王女とエリンシア姫だ

彼女達は 無事なのか? 巨人族の王の所か?」


「私は知っているぞ!エリンシア姫に乱暴したという話・・」

冷静に リュース公は言う


「ハハッ・・

最初は その戦士セルトの目の前で この黒の王宮で 私の兵士達が汚した・・

その頃は 魔法具で 心を封じていたからセルトは覚えてはいないだろう」


その言葉に顔色を変えるセルト


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