第156話 黒の王宮 リアンとエイル

こちらは 黒の王宮


エリンシアが残した小さな竪琴が 窓辺に置かれている部屋

そこは リアンの今の部屋。


リアンの滞在する部屋に エイル・エルトニア姫とリュース公が訪ねて来た


「エイル! それにお初にお目にかかりますリュース公 白の国の武官リアンです

リアンは片腕、残された左手を差し出した。


「ようこそリアン殿 先日 私の娘アルテイシアと酒の飲み比べをされたそうで

なかなかの酒豪とはお聞きしておりましたが

こんな美しい美丈夫の青年とは・・」リュ―ス公リジャイアヌス 


リュース公リジャイアヌスの言葉に 少し照れ臭そうに微笑むリアン


「あ、リアン兄様! 僕、じゃない私 アーシュとセルト将軍に会う約束があるからこれでまた 来るね」


「では、すみません・・リュース公様 失礼します

アルテイシア姫によろしくお伝えくださいませ」


微笑してエイルが立ち去る

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