第68話 ランデイの贈り物

そこに髪を黒く染め 変装したランデイがやって来た

「アムネジア様 目的の秘密文書は手に入れました


それと

これを・・貴方様への俺からの贈り物です」

小さな絵を手渡す


黒の王宮に飾られてる大きな絵と同じ物


先の黒の王・竜の王の家族達を描いた絵を小さくした絵


絵には前黒の王や黒の王妃アリアン 

王妃の腕には小さな赤ん坊 王女の弟アジュアリ

それにその傍にまだ小さい少女・・テインタル王女


「これ・・」アムネジア


「絵は上手いですよ これでもね 

描き写しました」ランデイ


「有難う ランデイ」


「それと 牢獄の中にアーサー様がいました

警備が厳しいので 今は近づかない方がよいでしょう」


 

「よかった 無事だったのね エリンシア姫が喜ぶわ

これで彼女も あの巨人族の王から解放される


牢獄に近づかないのはわかったわ・・迎えの兵士に紛れましょう


さあ 行きましょう」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る