第8話 竜人セルトと踊り子に扮装した・・

竜の顔と姿の人間 アーシュの守護者として生まれた名高いセルト

今は彼の右腕として 将軍となってる


「セルト将軍?」


「姫・・探索は我々が・・」


「うふ、もちろん お願いしますわ でも お手伝いするから よろしくね」


「確かに 姫将軍たる

貴方様の力なら たやすいでしよう・・しかし、父上のリュース公が心配されてます」


「戦の時は あれだけ簡単に信じて まかせてくれたのに・・

 どうしたのかしら?お父様」


「ところで 私の変装はいかが?セルト将軍?」


「なかなか良いです 一見してわかる者はないでしょう アルテイシア姫」


「うふ・・あ、これから舞台に出るから・・貴方も 城で祭りの儀式があるから

一旦 黒の王宮に戻るのでしょう? 


アーシュ様の身代わりが儀式をするし 気になるんじゃない?」


「それに 前の戦で捕らえた 巨人族の捕虜の取り調べ


もうすぐ、さらわれた黒の貴族の女性達との交換に 

巨人族の国へ帰す前に

しなくては いけないのでしょう?」


「はい 巨人族の敵の王族が混ざってると言う 

噂もあって 確認している所です」


「今日の儀式の王の身代わりは 仮面を被って儀式をするので 

大丈夫だとは思うのですが 


火竜王(サラマンデイア様)に見えるように 

念の為 妖しの呪文をかておりますし

元々 声もよく似てます 


話しかけられても どう対応するか 勉強もさせてます


タルベリイ殿もあられるので 大丈夫とは思いますが

また伺います では・・」

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