概要
☆エッセイ・ノンフィクション部門最高16位作品
☆エッセイ・実話・実用作品コンテスト読者選考通過作品
日本ではまだ流行っていない、サバゲーやリアル脱出ゲームのような体感型アナログゲーム「LARP」を日本でサークル運営! そんなバカみたいなことを既に3年以上やっている筆者がお届けする、LARP×アナログゲーマーの異色アナログゲーム自伝!!
LARPゲーマーに俺はなる!!!
※お手数ですが会員登録の上、面白ければ★を頂けますと嬉しいです。
※構成と仕様上、最新話は一番下になります。
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☆お知らせ☆
2016.10.2現在、最新話が現在時間軸と重なってきたため、本編の更新
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!ライブだからこそ難しくておもしろい「LARP」!
ちょっと聞き慣れない「LARP」という言葉。
ライブ・アクション・ロール・プレイの頭文字をとったものなのですが、ようは参加者自身がキャラクターになってRPGしたりする遊びですね。
著者は日本を代表するLARPのしかけ人のひとりで、この話はそのLARPを広めようと行動し続けている著者の奮闘記なのです。
読んでみてなにより感じるのは、「人間同士だからこその難しさ」。
スタッフもプレイヤーも人間、衝突や思わぬ計算違いが多々出てきます。
そこへ、日本ではまったく知られていないものを立ち上げようという苦労が加わるわけですからもう大変です!
その様をあえて赤裸々に、しかし努めてコミカルに語る著者の…続きを読む - ★★★ Excellent!!!ハードルは……存在しない!
力強い言葉ですね。お金がかかるんでしょう? とか、大の大人が剣を振り回して戦うなんて、とか、投げかけられる疑問やハードルそのすべてが、実は疑問を投げかけた当人の中にしか存在しないのだと。ほとんどお金をかけず、古着や100均で装備を整えることは恥ずかしいことではなく、むしろ節約を身上とする冒険者としてはグッジョブなのだと。
海外では盛んに行われている「LARP──ライヴ・アクション・ロール・プレイング(中世ファンタジー等の世界を実際に自分の体を動かしながら感じ遊ぶゲーム)」を日本でもやりたい! と、サークルを立ち上げた主催者さん達の奮闘記です。
ずっと読もう読もうと思っていたんですけど、何…続きを読む - ★★★ Excellent!!!フィクションを体験できるリアルに。その舞台裏も、これまたリアル。
日本ではまだ馴染みのない体感型ロールプレイングイベント。
本場と比べて規模も知名度も、かけられるお金もまったく違うという、一見すれば圧倒的に不利である状況を、逆転の発想で「強み」へと変えてしまう。
運営者として常に参加者への配慮を忘れず、かつ状況を見極め適切なリカバリーを行える対応力はお見事というほかありません。
ですが私がもっとも大事だと思ったのは、何より運営者である雛咲氏自身が心の底から楽しんでおられる、ということが文面からひしひしと伝わってくる、という一点です。
多くの人にとって未知の分野であることについて興味を持ってもらう、というのはハードルが非常に高い。
そのための労苦を惜し…続きを読む - ★★★ Excellent!!!そもそもLARPってなんだ? これを読めば成り立ち、運営がわかります。
私自身、ツイッター上で拡散されているLARPについては全く知識がない状態でした。
画像を見て『ファンタジーの大規模コスプレ大会』? と思いましたがさにあらず。ハイ・ファンタジー発祥の北欧では長い歴史を持つ高度な遊戯です。
でも、人数が確保できないと成立しない。明確なルールを確立させないと。実行するには様々な問題が待ち構えています。
この作品はそれらの問題を一つずつ解決して、醍醐味を伝えてくれます。
TRPGの延長と侮ることなかれ、その深奥はファンタジー成り立ちそのもののように奥深く、達成感もひとしおです。 - ★★★ Excellent!!!これは冒険者たちの記録である
LARPというものがあるとは知っていましたが、その中身はあまり知りませんでした。
それでも、どのようなものなのだろうという疑問ありました。
だからこそ、このような体験者のエッセイで、その内容を知れたのはいい機会でした。
どのようにして運営しているのか。
どんなものを道具が必要なのか
そして、参加者たちは何を考えているのだろうか?
そういったことを少しでも理解できたのは嬉しいことです。
LARPを日本人風に改良していく様子も興味深く、「日本人ってすぐに『魔改造』するよなー」という変な共感を得てしまいました(笑)
ライブ感(壮大さ)を追求したドイツ式LARPゲーム。
物語性(想像性)を追求…続きを読む