概要
「家族」の呪縛から逃れるために。
著者当時十九歳。大学一年生。
父子家庭毒親育ち。
首をしめられ、勘当を言い告げられ、家を出る。
父子家庭毒親育ち。
首をしめられ、勘当を言い告げられ、家を出る。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!精神の殺人者
精神の殺人者と呼ばれるパーソナリティー障碍(パソ障)を調べ始めたのは、わたし自身がその被害者になったからだ。
拙作『人格障碍者にタゲられた!』の中で、わたしはそれを自己愛性人格障害と呼んでいる。
この人、もしかしたら……。
関連書籍やネットに吐露された「被害者の声」を集めることによって疑いは確信に変わった。
パソ障の取る手法はワンパターンだ。
どれもこれも、わたしをターゲットに据えた加害者と瓜二つの行動をとっていた。
自己愛は洗脳を用いる。
洗脳される対象は、自己愛の耳打ちしてくる「ここだけの話」を信じる人たちだ。
「そんなバカな。そんな簡単に人は騙されないよ」
誰も…続きを読む - ★★★ Excellent!!!「家族」という呪縛
Twitterをきっかけに知り、最後まで一気に読みました。私はいわゆる「毒親」家庭に育ったわけではないのですが、家族とは絆、という綺麗事よりも、家族とは「鎖」であるという実感を持っているので、ゆきこさんがずっと「家族」に縛られてきた、そして今も縛られているのだと痛感します。
自分自身まだ幼い子を持つ親です。知らず知らずのうちに「毒親」にならないよう、気をつけようと思います。
19歳が福祉の穴にあたる、ということも初めて知りました。悩んでいる方がいないか、周りにも目を向けていきたいと思います。
筆者のゆきこさんも、呪縛から逃れて自由に生きていけますように。