ところどころに深い部分あります。
それなりの人はそういうとこを楽しむことができるでしょう。
「え?なぜここまで知ってるん?」と驚くところもあったし。前の方に。ちなみに今92話。
リアル社会の「自分の脳みそで考えることができない大半の人々」の、とても判りやすいタイプ、とかはわかりやすい箇所。
すげーな、と思ったのは、多くお神話とかそれなりに研究しても「そこまではわからんはず」なのに?
とかね。
あと細かいとこでも少なくない。
作家さんの一部を表す昨品、を読むこと、で、作家さんのそういうところを知ることで、不可思議?で興味が積もっていく、とか、楽しいw
周囲がいろいろ議論できそうな、おもしろい作家さんだと感じます。
今見たら、前昨品、マンガになってるんですね。
カクヨムでUPサれてるのは3昨品。他2昨品も読んでみたくなる作家さんです。
(追記 今223話。ごめん、「それなり」じゃねーわ、、かなり、いろいろな事象、に、かなりの考察をお持ちです。とてもおもしろい。)
魅力的なキャラクターに、しっかりとした土台のあるストーリー、そしてそれを表現する文章力
そこそこの数の作品を読んできましたが、頭一つ抜けている作品です
ただいくつか気になる部分や表現も散見されますが、その中でも特に気になるのは、特定の単語や文章の上(ルビ部分)に「・・・」を付けて強調する表現を多用している事でしょうか
それ自体は良く見られる表現方法ですが、それを多用されると
・・・・・・
途端に目に付く表現になります
「ここ重要ですよ!」
「この部分シナリオに関わりますから!」
「ここ上手いこと言ってるでしょ!」
言い方は悪いですが、文章を読んでいる最中に横からこう言われている気になります
もう少しマシな表現をするなら、
・・・・・・・・・・・・
赤線や蛍光マーカーで線を
・・・・・・・・・・・・・
多数引かれた本を読んでいる気にさせられる気分でしょうか
強調したい気持ちもわかりますが、小説というのは、
・・・・・・・・・・
もう少し読み手に受け取り方を
・・・・・・
任せてもいいかと思います
予め答えを示唆されているため、
「知ってた」
「ここ進研ゼミで見たとこだ」
「やっぱりな♂」
・・・・・・・・・・
と、意外性を損なっている事が多々あります
もう一つ気になるのは多分に個人的な感覚なのですが、ランディの口調です
「〇〇しなきゃだし」「〇〇してるかもだからな」
最近の小説で非常によく見られる、本来なら「〇〇しなきゃいけないし」「〇〇してるかもしれないからな」と言うところを「〇〇だから」で締めくくる、通称だから構文(勝手に命名)
作中で判明している内容から考察するに、ランディの前世は1980年付近の生まれなので、現代だと45歳前後でしょう
自分がちょうどその世代なのですが、そんな喋り方をする人は、今まで一人も見たことがありませんし、今も見ていません
分類的には若者言葉に属すると思うのですが、推定同世代のランディがその喋り方をしていることに、非常に違和感があります
作者さんが若いのかとも思いましたが、近況ノートを見ると中3の娘さんがいるようなので、そうでもないご様子
まあこれは個人的な感覚でしかないのですが、非常に気になっています