第4章 イベント&メディアで知名度向上期

第18話 出陣!! ニコニコ超会議2015 〜前編

 ゲームとしての峠もひと段落して、のんびりと毎月のゲームを楽しんでいた我々に、ひとつのお知らせが届いた。


 4/25・26開催『TRPG即売会 in ニコニコ超会議』


 ニコニコ超会議2015という、ドワンゴのニコニコなアレでソレなイベントに、なんとTRPG即売会がイベントブースとして設けられるという。ということは、一般の人たちもかなり参加してくるのでは?


「なんというか、これはピーンと来たね!」


 おそらく、コミケに比べると反応は鈍いと思う。しかし、ニコニコ動画とのLARPゲームの動画としての相性は以前から注目しており、ニコニコ動画にも何本か掲載している。代表的なものは以下だ。


 リアル中世ファンタジー!LARPでゆっくりしていってね!feat.レイムーンLARP

 http://nico.ms/sm28188750


 【ドッペルゲンガー現象】PCが2人いる!?をリアルでやった結果【LARP】

 http://www.nicovideo.jp/watch/sm24719508


 【ソード・ワールド1.0】レイムーンLARP PV【ライブRPG】

 http://www.nicovideo.jp/watch/sm21541857


 まだまだPVまでしか作れず、依然模索している状態だが、もしかしたら参加することにより何かしらヒントを得られるかもしれない、と著者は直感した。もしくは、このイベント参加そのものというより、付随効果に何か得られそうな気がした。


 こういったことは嗅覚が頼り!

 えいやっと参加予約を「ポチっとな」である!!


 というわけで、同人誌を急遽作成することとなった。それが、「LARPゲームサークル運営ガイドブック」である。B5表紙フルカラー・本文モノクロ40Pで頒布価格700円、レイムーンLARPが日本でやりやすいゲームのノウハウとは何か、をわかりやすく伝えたガイドブックだ。

 さらに、ある意味日本のLARPゲームに置いて重要な立ち位置となる、オリジナルLARPゲームルールブックの作成に着手する。そうして出来上がったのが、「簡易汎用ホラーLARPゲームルールブック メメント・モリ 試作版」である。こちらは、コピー本の作りとなれど、かなり本格的に簡単にホラーが楽しめ、普段着でもゲームができるという、ハードルをかなり下げたルールブックとなった。(※1)


 ※1)…このエッセイでも後に記述するが、2015年冬には完全版をリリースしている。


 さて、宣伝が問題だ。どういう風に宣伝しよう? そう思っていた矢先、ツイッター上でこのような声がかけられていた。


『TRPG即売会in超会議非公式ユーザー特番~TRPGにはたくさんのネ申がいる~』


 こちらは、主催のサークル「サイコロ部隊」ケンヂさんによる、ニコニコ生放送での非公式ラジオ番組。このイベントにサークル参加する人なら参加権ある…だと!?


「さ、参加しまぁぁぁぁぁす!!」


 というわけで、急遽(本当に当日くらいに)ラジオ出演が決まり、ニコニコ動画の錚々たるメンバーの中、ってどんだけ錚々たるメンバーなのかは以下をご覧頂きたい!!


サイコロ部隊(ケンヂ):メインMC

世界征服研究所(Hakase):アシスタントMC

ぴよぷー本舗(金澤尚子)

なんとかかんとか(ケネス探偵事務所)

越智満高等学校新聞部(bubudog)

伊達虎!(伊達屋虎八)

BGB(二人組を作る)

なすがうまくなるサークル(なすがうまい)

C級工房(CΣ・リトル)

ロンメルゲームズ(ブラフマン)

九頭竜堂(ひふみいろは)

ダックルーズ-DucQrews-(合鴨ひろゆき)

雛咲悠(レイムーンLARP)

まだら牛(ニューロ/CD製作委員会)

あまおち総統(AHC)

八尾歓人(Grenze)

遠野よあけ(打算とも名誉とも無縁なもの)

ファミキチ(喀血卓)


 この他にも入っておられたかもしれないのだが、著者の記憶力磨耗により思い出せないッ…許して下さいッ…!!(土下座)


 なんと金澤尚子女史じゃないですかぴよぷーさんじゃないですかぁぁ!! ラジオで初めて声を聞き大興奮の著者である。他にも本当に素晴らしく、著者の語彙では語りつくせぬ猛者たちが集った感あるラジオであった。しかも、MCであるケンヂさんとハカセさんの軽快なトークが楽しい。


 ここに。


 LARPゲーム!!!!!!!!!


 場違い感パネェ!!!!!!!


 という、TRPGブースなのになんで入ってきちゃったの感を悠然とスルーしつつ、著者はラジオにて、自作のボードでもって宣伝を頑張った。超頑張った。そして意外なことに、ドン引きされるかしらと思っていたラジオ参加の方々の面々、皆さん反応がすごく良くて驚き。


 ──えっLARP…ここに居ていいの…? 生きてていいの私…?(トゥンク)


 そんな温かい対応に涙しつつも、これにより実質、レイムーンLARPに限らず、この即売会そのものが全体的に結構、注目度が高まったように思う。このラジオを企画したサイコロ部隊のケンヂさんには、この場を借りて改めて深く感謝したい。本当にありがとうございました。


 そんなわけで、ニコニコ超会議2015は当日を迎える。実は、著者も行くことそのものは初体験。ドキドキしながら、幕張メッセに向かったのだった!


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