第2章 LARPサークル立ち上げの準備
第5話 日本初の「非営利個人サークル」立ち上げ
そこから色々あり、ゲームも参加していたのだが…
キャッスル・ティンタジェルは企業として別イベントに取り組むこととなり、次のゲームまで期間が大きく開いてしまう時期が訪れた。(具体的には、2013年3月から9月までの半年間となる。不運にも台風が直撃してしまい9月が延期となったので、実際にはどうしても12月とならざるを得なかった)
これについては、出来れば毎月または隔月での参加を希望していたものの、ティンタジェルはもともと企業であり、様々な企画を持っていたため、優先順位として後の方になるのは仕方ないと筆者は考える。
しかし、装備も幾つか買っているし、せっかく集めた衣装も眠ってしまう。さすがに休眠期間が4ヶ月を過ぎた辺りから、どうにも悲しく、なんとかして別でゲームができないかと考えていたのだったが…
待望の9月に、台風が訪れてしまい、ティンタジェルから延期が正式発表された。
その時、
ぼきっ。
と私の中の我慢の限界の何かが壊れた。
そこから導いた結論、それは。
もう、自分で立ち上げて毎月LARPゲームするんだあああー!!!!
…という思いも強かったものの。
もう一つの懸念としては、こんなに休眠期間が長いと、せっかく継続して参加してくれたプレイヤーたちが離れる危険性を感じたからだった。カーミニアが休むなら、それはそれで良い。その分、うちのサークルで遊んでもらって、カーミニアもうちにも、またはどちらかでもいいので、一緒に遊んで貰えばいいと。
なにより、このままだとせっかく知名度拡散に勤めていた努力が全部無駄になるし、LARPゲームを遊べる機会や希望すらなくなってしまう。それは、なんとしても避けたかった。
かくして、当時彼氏だった星屑とともに、非営利個人サークル「レイムーンLARP」立ち上げへの準備が少しずつ進んでいくこととなったのである。
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