第87話「賢者にもわからないこと」への応援コメント
相手が海賊なら、圧倒的な勝利ですね。
自称の賢者ほど愚かで滑稽な存在はないですね。
昨日はすみませんでした。
僕の好みの問題なので、作品の良し悪しとは別です。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
賢者って他人から言ってもらうものですよね。
それを自称するなんて痛すぎます。
杖計画の魔法使いたちはふんぞり返りすぎて、己の痛さに気が付きません。
上だけ見て進んでいるので、足元に迫る危険に気が付くはずもなく……
やがて思いっきりコケるわけです。
「好みの問題——」
……良かった。
自分でも神を登場させるときは、読んでくださっている方たちからウザがられはしないかと、ドキドキしながら書いています。
でも、予定していた場面だし、他の代替手段もないので「清水の舞台から~」の心境で公開ボタンを押していました(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
ホッとしました。
これからも頑張ります。
次話もお楽しみに。
第86話「静かな炎」への応援コメント
う~ん、神の介在しない、純粋に竜と人の物語を読んでみたいと思ってしまいました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
すみません。
神(作者)が出過ぎですね。
徹底的に喧嘩してほしくないという気持ちが強くなってしまって…
この後も何回かちょっかいを出してしまいましたので先に謝っておきますm(._.)m
次話以降もお付き合いいただけると幸いです。
第95話「命の値段」への応援コメント
〈人として生き、人として死にたい〉
シグの叫びが聞こえるようでした。
お酒の力を借りて何とか口にした彼の言葉には、魂を感じますね。
ネレブリン族も、シグが来る前に火竜のボスが見たのと同じような、未来を暗示する夢を見たのですね……。どちらを選ぶのか自分で決めよ、といった感じでしょうか。
精霊の力も関係しているし、現実との関連性を認めざるを得ませんね。
リアルでも『格』の上下に誰もが振り回されてしまいますが、それも含め全て、命あってのものですね。
差別を完全に無くすには年月がかかると思いますが、その第一歩を踏み出したシグは大変偉大だと思いました。
人種の壁をこえて手を取りながら模神に立ち向かい、賢者達を壊滅させられることを、読者も願っております。
面白かったです!
続きを楽しみにしております(≧∇≦)
作者からの返信
コメントありがとうございます。
今話というか、ここ数話は「格」をテーマに書いてきました。
格上、格下、格差……
何だか、格という言葉にあまり良いイメージがありません。
それに、たとえば大貴族出身の正騎士の頭骨と戦奴の頭骨を並べて格の違いを感じるでしょうか?
仰る通り、生きているから格上の正騎士とわかるわけで、亡くなれば白い頭骨になり、一目見ただけでは格の違いがわからない。
個人的な見解ですが、格とはその程度のものだと思っています。
少年時代のシグはピスカータで死というものの公平さを学びました。
貴族も漁師もネレブリンも、亡くなった後は同じ白い骨になるのです。
このような考え方が根底にあるので、貴族がいくら家の格をひけらかしても何も心に響きません。
ネレブリンを人間と同格に扱うという誓約書もこの考えに由来しています。
今話は手古摺りました。
公開までに全消去1回、5分の4消去1回という難産でした(笑)
楽しんでいただければ苦しみが報われます。
次話もお楽しみに。
第83話「大嘘つき」への応援コメント
竜も人も譲れないモノがあるようですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
レッシバルとフラダーカは親子の絆を作る時間がありましたが、エシトスとボスはド突き合いでわかり合うしかありません。
戦友と書いて友と読むという奴です。
ここまでエシトスの影が薄かったので、この「大嘘つき」で彼のキャラを出せたかなと思っています。
次話以降〈火〉を得る戦いが本格的に始まります。
どうぞお楽しみに。
第82話「辛い立場」への応援コメント
竜種によって得意高度が違っているとは思っていませんでした。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
違いは口から吐くものが違うだけというのも少し弱い気がしたので得意高度を加えてみました。
とはいえ小火竜も高いところまで上がれますが、小雷竜は更に高く上がれます。
この違いが本編での配置に繋がります。
次話もお楽しみに。
第81話「一五引く六は八?」への応援コメント
予告通り、力づくの捕獲になりましたね。
総数で何頭の竜を捕獲、もしくは支配下に置けるか楽しみです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
現状、餌で釣られる相手ではないので叩くしかありません。
それも死なないように手加減しながら。
大変な戦いです。
そして作者も大変でした(笑)
地上戦と違い、空中戦は平面+高さがあります。
高さをどう表現しようかと苦心しました。
本作の見せ場の一つ、空対空はまだ続きます。
次話もお楽しみください。
第79話「不純な勇気」への応援コメント
機械の航空機を操るよりも、命と感情を持つ竜と気持ちを1つにして戦う方が、遥かに難しいでしょうね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そうですね。
その日の気分や体調もあります。
昨日と同じことが今日もできるとは限らないのです。
急降下や溜雷等の性能向上は大切ですが、精神的なことも大切です。
目指すは人竜一体です。
次話もお楽しみに。
第78話「雷竜小隊」への応援コメント
大切な訓練が順調に進んでいますね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
早く小火竜を捕獲しに行きたいですが、野生の小竜のままでは数の勝負で負けてしまいます。
まずは精鋭に鍛えます。
次話から捕獲編開始です。
お楽しみに。
第94話「勇敢と無謀」への応援コメント
『でも、一緒にヘラヘラしたい。』
↑ …………すみません、ここで吹き出してしまいました(*^▽^*)
真面目なシグがトライシオスと二人で笑うところを、想像してしまいました。
これってかなり切実で、『いつも笑っていられるくらい、安心していたい』といった内容だと思うのですが、『ヘラヘラ』というワードが楽しすぎて、つい。
『集落には小さな妖精が飛びかい、森の動物たちと心を通わせながら暮らしている』
↑
探検隊は幼少期、こんな風に妖精さんを想像していたのですね。
でも現実は「……普通だな」。
あるあるある。
こういう気持ち、あるあるある!と共感いたしました(笑)。
できれば想像と同じであって欲しかったのに、そうはいかない……という部分にリアルがあり、ググッと引き込まれて面白かったです。
領主シグが『名君』だと正しく判断出来た族長たちは、心強い味方になってくれそうですね!
殺されなくてホッとしましたー!
未知なるものに対する恐怖心などが差別を生みますが、今までずっと虐げられていたネレブリン族だからこそ、自ら足を運んでくれた領主が得難い人物だと、すぐに見抜けたのでしょうね。
シグの頑張りが実を結んでくれそうで、読者も嬉しかったです。
ワクワクできて、とても面白かったです!
続きを楽しみにしております。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
いわゆる仲良しというのとは違いますが、シグとトライシオスは互いに友達だと思っています。
ですがシグは、情報において友達に劣るという引け目がどうしても拭えません。
友達からリーベルの狙いを教えてもらっていなければ、いまでもリーベル王国側の担当部と不毛な交渉を続けていたことでしょう。
もしくは交渉を打ち切られ、出禁を食らっていたか。
シグはトライシオスとの付き合いを通して、情報の強さを思い知ったのです。
引け目を感じながら友達だと胸を張ることはできません。
レッシバルたち実戦部隊の準備は順調です。
あとはシグが自前の諜報部隊を手に入れるだけです。
果たして彼の熱意・誠意がネレブリン族に伝わるか?
次話もお楽しみに。
第74話「リーベルの剣王」への応援コメント
敵も最新艦を開発したのですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
本編でちょっとだけ触れた可変精霊艦の登場です。
魔法艦の恐ろしさはすでに北一五戦隊編で書いてしまったので、無敵艦隊のボスキャラがほしいと思いました。
アレータ海海戦後、リーベル王国はキュリシウス型を土台に霊式可変精霊艦を開発します。
ロレッタ女将の〈海の魔法〉は、ますます狂った方向へ進化していくのです……
次話もお楽しみに。
第73話「山育ちvs海育ち」への応援コメント
臨機応変の対応ですね。
群れの命を預かるボスが受ける重圧は大変なモノでしょうね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
叩かずに済むならそれに越したことはありません。
餌付け作戦大成功です。
でも成功するかどうかは半々でした。
なのでダメだったときに備えてカイリーや小道具を用意してきました。
レッシバルたちも良かったし、作者にとっても良かったです(笑)
同じ流れを2回やっても仕方がないので、対小雷竜戦と対小火竜戦は異なる展開にしたかったのです。
小雷竜は餌付け、小火竜は戦闘です。
次話もお楽しみに。
第72話「縁」への応援コメント
前回は変な質問をしてすみませんでした。
「初枝れんげの小説家になれるチャンネル」で、小説家になろうでは面白くない回や説明回があると即読者が離れるとあったので、気になりました。
小説家になろうとカクヨムの違いがあるでしょうが、僕の小説では徐々にPV数が減るので、気になり質問させていただきました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
『面白くない回や説明回があると読者が離れる』
なるほど。
かつて『小説家になろう』中心で頑張っていた頃、それは感じました。
なろう〈系〉という位なので、一つの体系として完成しているように思うのです。
すでに体系化されているのだから、説明回は確かに不要ですよね。
説明回を入れずに済むよう、体系に沿った要素を組み合わせて毎話楽しい展開を積み上げていく……
魔法艦なんて即アウトですね(笑)
決まり事の中でオリジナリティを出すというのが自分には無理だと悟り、なろうから退却しました。
PV減は悲しいですよね。
私の場合は周囲に作家活動していることを知らせていないので「祝:百万PV突破!」といくことはないのですが……
時にはフォローが外されたり(笑)
本編及び本作『アレータ』は説明回多めな物語だと自覚しておりますが、幸いPVの増減は感じられませんでした。
説明回は物語の世界設定についての説明なので、戦闘回と変わらないPV数を見ると、皆さんにも私が考えたこの世界を気にいっていただけているのだと励みになりました。
PVは増えてほしいです。
せっかく書いたのだから、ぜひ大人気作になってほしいと作者の皆さんも願っていると思います。
でもPVって読んでもらえた数なので、私たちにできることはなさそうです。
なので頑張って気にしないようにしています。
面白い設定やえげつない胸糞話を考えて悩みを打ち消します。
私たちは、いつかドハマりしてくれる方に出会えると信じて頑張るしかないのかもしれません。
私事について長文失礼しました。
次話もお楽しみに。
第93話「隠れ里へ」への応援コメント
霧が発生した瞬間、じわじわとシグ達に襲い掛かる恐怖が伝わって来ました。
ネレブリン(ダークエルフ)の少女は慣れているから平気ですが、この状況は怖いですねΣ(゚д゚lll)精神力を鍛えてなければ、発狂しちゃいそうになるような感覚でしょうか。
でもシグが考えた通り、領主である彼本人が行くことにより、ネレブリン族に仲間になってもらえたら、これ以上心強いことはないですね。
…………話が通じると良いのですが!
シグはレッシバルが味わった苦労を思い出し、自分も頑張ろうとしているのですね。
相手が人間だと何事も自分の思い通りには進まず、なかなかに困難な事だらけだと思いますが、だからこそ想いが通じ合えた瞬間は、心躍るのですよね(^^♪
大変だと思いますが、シグを応援しています!
続きを楽しみにしております!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
昔、温泉に行ったとき、遠くで朝靄?朝霧?が山からスゥ―っと麓へ流れていくのを見まして、すごく秘境っぽさを感じたのです。
もしあのとき山にいたら、霧が追いかけてきて飲み込まれるようで怖かっただろうなと。
代わりというわけではないですが、シグ一行に味わってもらいました(笑)
さて、ここからがシグの正念場です。
レッシバルたちが小竜隊を組織できたように、シグにも自前の諜報部隊が必要です。
いつまでもトライシオス経由で情報を提供してもらうというのは危ういと言わざるを得ません。
交流が始まった頃に警戒していた通り、所詮は〈老人たち〉なのです。
いまは彼にとっても連邦にとっても探検隊が必要かもしれませんが、不要になった途端、速攻で切り捨てられる虞がなくなることはないのです。
次話辺りからこの点について触れていきたいと思っています。
お楽しみに。
第69話「竜騎士たちの苦悩」への応援コメント
1つの事を成すには、周りに色々な影響を与える事になりますね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そうですね。
個人間の友情の範囲を大きく逸脱しています。
実質的には連邦から帝国への軍事支援&経済支援です。
国家規模の力が働いているので、どうしても何らかの影響が出てしまいますね。
餓死者が出ない程度に市民生活を安定させること。
可及的速やかに竜騎士を確保すること。
ただし、不審がられないよう、あくまでも自然に。
これらを密偵に気付かれないよう、密かに進めていかなければならない〈短剣同盟〉は大変です。
連邦にはやや劣るものの、リーベルの密偵も優秀ですから。
早速勧誘を始めるレッシバルですが……
次話もお楽しみに。
第68話「渋いワイン」への応援コメント
偵察の重要性を理解しているのは、旧日本軍の愚将とは比べ物にならない所ですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
旧日本軍の話はテレビの特集を見て知っている程度ですが、相当酷かったようですね。
あれは大胆というのとは違うと思います。
命の奪い合いをしにいってるとは思えない大雑把さです。
物量に負けたと習いましたが、条件互角だったとしても作戦負けしたんじゃないかなと思いました。
敵はもちろん、自分たちのことすら見えていないのだから。
その点、ネイギアスは情報こそが武器であると考えているので世界中に密偵を送り込んでいます。
臨時編成の連邦軍の実力を鑑みると、知らないことがあるという状態が不安でたまらないのです。
次話もお楽しみに。
第67話「小竜の夢と魔女の皮肉」への応援コメント
ようやく提携らしきものができましたね。
本編があるので結末は変わらないでしょうが、それでもそれに至るまでの物語は楽しめますね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
すみません。
仰る通り本編に対する番外編なので、結末はもう出てしまっています(笑)
ただ、本編に沿って歴史をなぞっていくだけでは面白くないと思い、戦後について書いていくことを予定しております。
どうか楽しみに待っていてください。
結末に至るまでの途中を楽しめると言っていただけて、とても嬉しいです。
頑張ります。
第66話「自由の空」への応援コメント
僕がレッシバルならリーベル王国と連邦政府を各個撃破して恨むを晴らします。
僕がトライシオスなら模神計画を潰した後でレッシバルに狙われた時の対抗策を考えておくでしょうね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
確かに後々、そういうことはあり得ますね。
いまはリーベル相手に共闘しているだけで、共通敵がいなくなった後も組み続けるには理由が必要です。
なければ関係は解消され、帝国と連邦の仲の悪さだけが残ってしまいます。
永遠の友情って、本当はないのかもしれないですね……
そう考えると探検隊とトライシオスの友情は暫しの幻かもしれませんが、これからも温かく見守っていただければ幸いです。
次話もお楽しみに。
編集済
第92話「区別」への応援コメント
シグは寛容な人ですね!
同じリーベル派の被害者に、上下は無い。
本当にそうですね。
伯爵になってもらうなら、シグのような人がいいと、一読者は思いました。
ダークエルフも、シグが領主で良かったと思える日が来るといいですね。
それから、杖計画のために奴隷にされていた人々の記憶を、ネイギアスの魔法使いに消してもらっていたというのは、少し衝撃的でした。
でも、そこまでしなくてはならない、というのも頷けます。
レッシバル達『巣箱』の事は、今は誰にも知られてはならないのですから。
なかなかに、胃が痛くなるような頭脳戦が続きますね。
こうなるとシグとトライシオスの存在は、とても心強いです。
探検隊は常に、前進し続けていますね!
読者も彼らに励まされ、前に進んでいきたいと勇気をもらっています。
続きを楽しみにしております!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
今回はいろいろと重いものを詰め込んでみました。
すみません(汗)
まずは新領主シグを通して、偏見というものについての私見を入れました。
ここまで読んできてくださった方はシグがどんな人間か知っていますが、リアイエッタの人々は知りません。
どんなに立派な人物だったとしても行いに現れなければ、これまでのクソ貴族の同類と見做される。
偏見てそういうものだと思うのです。
彼は行いによって偏見を打破できました。
そして記憶消去は……書くべきか、すごく悩みました。
でも救助された人たちはレッシバルたちを見ているんですよね。
他言無用をお願いしてから帰国させても黙っていられるでしょうか?
きっとその国にはリーベルの商人が立ち寄っているはずで、彼らの前で英雄譚を語ったら絶対にウェンドアに伝わると思うのです。
そこで……記憶消去です。
これはこれで酷いことですが……
ただこの作品の世界には、白く見える真っ黒と濃淡様々な灰色しかないと設定しております。
完全な白、正義の味方はいません。
〈集い〉も限りなく白に近い灰色です。
なので杖計画阻止のため、やむを得ず悪い手段を取る場合があります。
それが今回の記憶消去でした。
……シグが威張らないのも後ろめたさからというのがあります。
ネイギアスと内通し、目的のためなら他人の記憶に手を加えることも辞さない。
自分たちは威張れるような人間じゃないよな……と。
探検隊は悩みながらも前進していきます。
悩ましい部分を書き終えたので、次からはサクサク書いていきたいと思っています(笑)
次話もお楽しみに。
第64話「時魔法解除後」への応援コメント
おはようございます。
僕が6人の中の1人なら、船に乗り込む前に、元凶を叩くまでは協力するふりをしておき、倒したら残った連邦も倒す。
そう言って5人を説得したでしょうね。
レッシバルだと聞く耳を持たないかもしれませんが。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
なるほどです。
いまは好意的ですが、所詮は〈老人たち〉ですしね。
リーベルも連邦も、信用できないなら両方倒すしかないのですが、倒す順番を気を付ければ両方倒せそうですね。
ただ、仰る通りレッシバルには通じないかもしれません(笑)
他の5人もレッシバル程ではないにしても不信を抱いているのは確実です。
女将は始原の魔法についての説明はしますが、こうすべきと誘導はしません。
トライシオスは不信感丸出しの6人を説得し、何とか共闘する方向で話を纏めなければなりませんが、今話の喧嘩を見る限り望みは薄い……
信用の欠片もない〈老人たち〉の言葉をどうやって信用させるか?
次話もお楽しみに。
第63話「いつ?」への応援コメント
やはり失敗しましたか。
この世界の魔法の原点は想いなのですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
魔法って〈おまじない〉だと思うのです。
子供の「痛いの痛いの飛んでけー」という奴です。
本当に痛みが和らいだような気がしていたので不思議です。
でも大人相手にこのおまじないは効きません。
ただの暗示だと知っているからです。
信じていないのだから〈痛みの緩和〉は実現しません。
すべて、思いの力です。
だから本当はこの世界の住人なら誰でも始原の魔法を使えるはずなのです。
理論上は……
魔法は〈思い〉なので、何に向けての思いなのかが重要です。
漠然とした思いより、より具体的な方が強く思うことができます。
〈どこへ?〉ではなく〈いつ?〉
今回はロレッタの機転勝ちでした。
次話もお楽しみに。
第62話「静けさの理由」への応援コメント
復讐は当然ですね。
竜をも操る握力腕力なら、執政の咽喉など一握りでしょう。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
竜騎士、特に海軍竜騎士になるのは結構大変です。
陸軍の大型種なら重武装の大男が乗っても影響ありませんが、海軍は小型種です。
重さは速力低下につながり、身体の大きさは余計な空気抵抗の元になります。
小竜の高機動を妨げないように、騎乗する竜騎士は小柄な者が望ましい。
ですが、小竜から認められる強さも併せ持っていなければならない。
この難しい条件を乗り越えた勇者が小竜の竜騎士になれます。
陸軍の竜舎から去るエピソードにおいて、衰弱しているレッシバルをエシトスとラーダは止められませんでした。
仰る通り、武器を取り上げても全く安全ではないのです。
執政の命は女将とザルハンスにかかっています。
ネイギアス海賊の親玉の命運は⁉
次話もお楽しみに。
第1話「海の武人と空の武人」への応援コメント
はじめまして。企画より参りました。
拝読いたしますね。よろしくお願いいたします。
作者からの返信
ようこそお越しくださいました。
本作『アレータの竜騎士』は『ファントムシップ~幽霊船と亡国の姫』の番外編ですが、本編を読まなくても何となく理解して頂けるように心掛けて書きました。
ほのぼの系でも恋愛系でもありませんが、少々変わった味がする珍味と思って楽しんで頂ければ幸いです。
よろしくお願いします。
第61話「執政の注文」への応援コメント
着々と準備が進んでいますね。
フォルバレント号と小竜1頭だと、仮装軽巡洋艦にむりやり戦闘爆撃機を搭載した感じかな?
それとも商船を改装した軽空母かな?
作者からの返信
コメントありがとうございます。
この世界の戦闘艦は、少しでも回避率を上げるために小型軽量化しています。
対して商船や補給艦はより沢山の物資を積載できた方が良いので、大きい方が良いという設定です。
トトルもいつかは大きい船を持ちたいですが、まだ駆け出しなので中型船です。
よってどちらかといえばフォルバレント号は軽空母かもしれないです。
荷を全部下ろせば3頭位行けそうですが、それでは利益を出せなくなってしまうので無理矢理1頭分だけ場所を確保しました。
設定上、この世界にはまだ軽巡を運用している国もあります。
仮にその国が軽巡を航空巡洋艦に改装した場合、搭載できる小竜は一頭が限界でしょう。
しかも発着のために艦中央を広く空けておかなければならないので、武装は制限されるし、マストを減らした分だけ速力も落ちてしまい、何とも微妙な艦になってしまうと想像しています。
やだ、どうしよう、思い出したら楽しくなってきました(笑)
次話もお楽しみに。
第91話「伯爵」への応援コメント
シグの出世には裏があった…。
大貴族達は汚いですね!
自己保身のためにそういう手を使うとは。リアルでも良くありそうな話です。捨て駒的な使い方というか。
でも、シグの言う通り、伯爵になってリーベルへ行き、模神計画の本拠地を暴けるチャンスを得た、という事にもなりますね。
まさに命懸けですが、もしかするとシグなら……大丈夫でしょうか。
かなり心配ですね。
何事も無ければいいのですが。
ご家族もいるし。
模神計画と無敵艦隊をやっつけるのは違う。確かにその通りですねΣ(゚д゚lll)
大変でしょうけれど、きっと大丈夫だと信じて、探検隊のみんなを応援しております。
ますます続きが気になりますね!
続きを楽しみにしております。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
リーベルは酷い国ですが、帝国もなかなか……
どこまで行っても平民は平民。
本当に嫌な世界です。
でも、ノーリスク・ハイリターンなんてそうそうあるものではないので、チャンスを得るためにリスクを取るしかありませんでした。
いまのシグに出世欲は全くありません。
かつては多少ありましたが、模神の話以降消えました。
〈原料〉同士で競い合って、それが何になるのでしょう?
伯爵の地位など興味が湧きません。
子供たちの未来を守るのにどう役立つか?
悲しい思いをするのは、自分たち探検隊で最後とする。
それだけです。
果たしてシグによる、レッシバルの真似は成功するのか?
お楽しみに。
第60話「新時代の目撃者」への応援コメント
目撃者がいたのですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
トライシオスも語っていた通り「多少の外法はあっても良いが、邪法はダメだ」というのが連邦の基本的な考え方です。
海賊に規則厳守は期待していませんが、見逃がせる限度があります。
これを越えた一家は容赦なく〆ます(笑)
それがリーベル派を追跡していたロミンガン艦の役目でした。
思いがけず、とんでもないものを見ることになってしまいましたが。
〈海の魔法〉敗れるの報は彼らによって執政に伝わりました。
「あ、そう」で終わるトライシオスではありません。
この報告から彼は……ゴニョゴニョ……
次話もお楽しみください。
第59話「恋」への応援コメント
僕の今の精神状態だと、受け止めるのが厳しい話しです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
連休最終日にきついエピソードをすみませんでした。
ただ……
困ったことに、書き手としては一石二鳥なエピソードでした。
リーベルのえげつなさと、レッシバルに同国と戦う積極的な動機を形成させることができるので。
リーベルのえげつなさは宿屋号会談で明かされましたが、あくまでも又聞きでした。
読んでいる方たちやシグたちは、ネイギアスの密偵から得た情報をトライシオスから間接的に聞いている状態です。
トライシオスが述べた内容は基本的に結論です。
彼が受けた報告も厳密に言えば、密偵が見聞したことを纏めた結論です。
結論からは惨たらしさや血生臭さが今一つ感じられません。
そこで杖計画に基づいて活動している現場の海賊たちの様子を描こうと思いました。
今話は本作で最も鬱なエピソードだと思っています。
ですから、後はここまで酷くないと思います。
たぶん。
次話以降もよろしくお願いします。
第58話「空中捜索」への応援コメント
海難救助は海の男の常識でしょうが、敵や海賊にはそのような常識も道義心もないのでしょうね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
はい。
海難救助どころか、何だったら海に沈めてしまおうという勢いでした。
リーベル派はシーマンシップの欠片もない連中です。
非戦闘員満載の後続船に火球を撃ち込んだり、海賊たちの口封じを企んでいたり……
このような点からも、顧問はロレッタ卿の弟子ではなかったと言えます。
生存を第一とする海の魔法使いらしくない。
真人間であるレッシバルたちは当然救助を始めます。
ただ……
次話もお楽しみに。
第57話「海の脅威を退けし者」への応援コメント
全話ではすみませんでした。
自分が、ポイント収入を得ると言う、目先の利益に毒されている事がよく理解できました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
いえいえ、とんでもないです。
私は自分なりの思いを込めて文章をネットの世界へ送り出していますが、意図した通りに受け取ってもらえただろうかと不安な日々を過ごしております(笑)
なので、意図通りに伝わらなかったという反応によって、調べたり、直したり、あるいは問題の有無について再検討する切っ掛けを得ることができます。
これからも何か気が付いた点がございましたらよろしくお願いします。
ポイント収入は……私もすっごく欲しいですね(笑)
追いかけはしませんが、自然と手に入るなら大歓迎です。
小説という〈物〉を作っているのだから、もし対価が得られるならありがたく受け取っていいと思っています。
俗世の欲を捨てるお坊さんの修行ではないのだから。
この気持ちが毒なのだとしたら貪欲に皿まで食べてしまいましょう(笑)
すみません。
ものすごく脱線してしまいました。
レッシバル組の初陣は今話でとりあえず終わりです。
次話からはちょっと……ゴニョゴニョ……
お楽しみに……
第56話「ゼロをイチに変えるもの」への応援コメント
次のページに誘導するには、最後の1行は次話にするほうがいいのでは?
作者からの返信
コメントありがとうございます。
なんていうか、次へ誘導するために疑問を投げかけて終わるときはありますが、最後はなるべく本エピソードの「結」を書くようにしております。
私の作品を楽しんでくださる方がいらっしゃるということは、その逆もあり得るわけで…
悲しいですが、その方はたとえば本56話で最後になってしまいます。
だから次への誘導ではなく、なるべくエピソードの結論を書くようにしておりました。
今話もそのつもりでした。
わかりにくかったらすみませんでした。
もっと勉強しないといけないですね。
今後の参考にさせていただきます。
編集済
第90話「もう一人の執政ともう一人の探検隊」への応援コメント
いつもと変わらず「嫌そうな声」。
なのに、その後シグの口から出たのは感謝の言葉(*^_^*)
リアルの漫画ならばコマの後ろで「ギャップ萌え!」あるいは「ずっきゅーん!」という言葉が書かれそうです。
(何言ってるんだか笑。(;'∀')すみません!!)
この〈友達〉の言葉は予想していなかったでしょうから、じんと心に染みわたったでしょうね。
包囲網参加の真意をシグがすぐに汲み取ってくれて、トライシオスはどれほど嬉しかったことでしょう。
しかもシグはトライシオスの身を心配し、「森の闇」と呼ばれるダークエルフ「ネレブリン族」を護衛につけてくれるのですね。
「世の中をナメている」というトライシオスの欠点(?)を、シグがちゃんと見抜いているという点が、とても面白かったです。
予測のつかない相手というのは確かに、何を仕出かすのかわかったものではありませんね。
いくら心に余裕があったとしても、いきなり暗殺されてしまう可能性だってありますし。用心に越したことは無いですね……(怖)。
執政閣下の身が彼らによってどう守られるのかも、楽しみになってまいりました。
「いま連邦には二種類の人間しかいない。
まずは杖計画に一枚噛んでいる者。
それとネイギアスの損得のみで判断する者。」
↑ こんな人間ばかりいる中で、執政や王太子の立場でいるのは、どれほど大変でしょう。
いい友人達が出来て本当に良かったですね、トライシオス!
作者様の丁寧な世界の描き方に、とても感動しております。
このページだけで、まるで地図が目に浮かんでくるようでした。
続きを楽しみにしております!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
〈ガネット〉たちはしばらく〈漁〉の日々が続きます。
訓練は大切ですが、密偵がリーベル派の情報をトライシオスへ報告→トライシオスから〈巣箱〉へ通報→〈漁〉開始、という流れをひたすら繰り返すだけなので、話としては退屈かもしれません。
その間にシグたちの話を進めたいと思いました。
連邦はずっとリーベルから同盟参加を求められてきました。
元老院内で反対派はトライシオス一人です。
リーベル派元老は積極的に賛成。
他の元老も返事は鈍いものの、基本的には賛成でした。
鈍い理由は時期尚早とか、コタブレナについてのわだかまりを解決するのが先とか……
なので連邦の同盟参加は避けられませんでした。
ですがタダでは調印しません。
いつも女将や探検隊ばかりイライラするのは不公平です。
リーベルのお歴々にも味わっていただかないと。
うーん……
もし自分がリーベル側だったら、こんなナメている奴は生かして帰したくないですね(笑)
そこで護衛が登場です。
レッシバルたちが小竜隊を得たように、シグにも何か欲しいと思い、ネレブリン族を考えました。
ファンタジー物といえばエルフがつきものです(たぶん)
新登場の彼らの活躍と、執政閣下のイライラ旅行(※周囲が) in ウェンドアをお楽しみに。
第55話「勇者の博打」への応援コメント
決戦が近づいていますね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そろそろ決着です。
未知の敵(レッシバル&フラダーカ)を前にしてもリーベル派は一つに纏まれませんでした。
もう終わってますね。
こういうときは互いにカバーし合うべきなのですが……
勝利の女神はリーベル派に微笑んでいましたが、中立まで戻りました。
この後、どちらへ傾くのか?
次話もお楽しみに。
第54話「海の竜騎士vs海の魔法使い」への応援コメント
フラダーカとレッシバルの初陣ですね。
急降下爆撃からの水平爆撃ですか。
爆弾や魚雷を再装填しなければいけない、現実世界の艦載機と違い、連撃が可能なのは大きいですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そうですね。
竜なので急降下で雷や炎を吐いた後、母船に戻らずに攻撃が続行できます。
そして目一杯溜めてから発射したり、半分くらいに加減することもその場で可能なので柔軟に戦えます。
いよいよ前哨戦開始です。
次話もお楽しみに。
第53話「空の配達屋」への応援コメント
レッシバルとフラダーカの関係は、親と子から、主と従に変わっていたのですね。
探検隊や船員とも上手くやっているという事は、群れを作る習性のようですね。
ちょっと気になったのは「死に追いやった」という表現なのですが、まだ死んでいないので「死地に追いやった」の方がいいのではないかという所です。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
はい。
仰る通り、小竜種は群れる生物です。
確か、小竜隊が登場したのは本編の最初の方の回想シーンだったと記憶しています。
小竜という架空の生物のイメージを掴もうといろいろ見ている内に、ガネットの動画に辿り着きました。
なので、小竜の生態や能力はガネットに似ているところがあります。
動画の中で、ガネットは皆で暮らし、漁のときも一斉に「ドボンッ! ドボンッ!」と水へ突っ込んでいきます。
仲良しかどうかはわかりませんが、とりあえず集団で行動する生物のようです。
そんなところが小竜種のイメージに合致しました。
「死」と「死地」について。
ご指摘くださり、ありがとうございます。
前話後段の一節ですね。
※あまりネット上で「死」という文字を連発していると何かに引っ掛かるというのを聞いたような記憶があるので、仮に「詩」とさせていただきます。
確かにアレータ島近海という〈場所〉で詩ぬことになりそうなので、「詩地に追いやった」というのは有りだなと思いました。
辞書やネットで調べていると、似たような言葉で「窮地に追いやる」というのも見つかりました。
「地」には場所という意味の他に、置かれている状況という意味も含まれているようです。
前話の編集画面を開きながら、すごく迷いました……
仰る通り、トトルたちがまだ生きているという〈現況〉に注目するなら、「詩地」の方が適切です。
改めて前話を読み直してみました。
少なくともこの時点のレッシバルにとって〈海の魔法〉は絶対に敵わない相手であり、打つ手なしの状況です。
トトルたちの詩は確定しました。
だからもう詩んだも同然と解釈して「詩に追いやった」か?
実際に詩ぬまでは生きていると厳密に解釈して「詩地に追いやった」か?
散々悩んだ末、本作では「詩に追いやった」でいくことにしました。
あの嘆きで表現したかったのは、レッシバルの感情でした。
その時が来たら容赦なく執行される詩刑のような絶望感です。
執行の瞬間までは呼吸し、心臓が動いているので生物としては生きているかもしれませんが、人間としてはどうなんだろう? と思いました。
なので、場所や状況を表す「詩地」ではなく、感情的な「詩」が私の中でしっくりきました。
今回、「詩」や「詩地」についていろいろな意味や考え方があるのだと驚きました。
調べて学ぶ切っ掛けをいただき、ありがとうございました。
今後に活かしたいと思います。
長文失礼しました。
第50話「証拠隠滅」への応援コメント
残酷非道、ヒーローならここから大活劇のはじまりですが、まだまだ助けきれないのでしょうな。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
残念ながらどういう船団なのかをレッシバルが理解できていない以上、棒立ちで見続けてしまいました。
接点がないので無理でしたが、宿屋号会談に彼も同席できていれば先頭船の砲撃を阻止しようとしたかもしれません。
でも、その場合は後続船の手下たちが火薬を使って自爆させたことでしょう。
空から接近しているのを見られた時点で後続船の運命は決まりました。
もし高空で日差しの中に隠れていたらとも思いますが、〈漁〉に来ていたわけではないのです。
高すぎても船を見つけられなくなりますし。
次話よりフラダーカの初陣です。
タンコブ岩で拾ってきたお馬鹿竜の活躍をご期待ください。
第49話「幼馴染」への応援コメント
不幸な再会、人生にはつきものかもしれませんね。
現在のフラダーカは艦上偵察機になっていますね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
本作の最初の方で探検隊が「大人たちにすぐ告げ口する!」と警戒していた女の子がリンネでした。
現在、レッシバルが目指しているのは空の配達屋です。
何も起こらなければ、きっとそうなっていくでしょう。
それが自然な流れだと思います。
このままでは小竜隊を率いて無敵艦隊を倒すという作者の予定が……(笑)
そこで起承転結の〈転〉役のリンネを登場させました。
見事レッシバルを本来の道へ導いてほしいと思います。
艦上偵察機、まさにそんな感じです。
フォルバレント前方、伝声筒の範囲ギリギリまで先行すればリーベル魔法兵の探知円を僅かに上回ることができました。
ただ、相手に探知されないギリギリからではどこの船かわからないので、確かなことを知りたければ接近しなければなりません……
船影が見えたら区別せず迂回すれば良いのですが、その分だけ日数がかかるし、凪に入ってしまい身動きが取れなくなる虞も……
なのでフラダーカの偵察能力があれば必ず魔法艦を出し抜ける、と慢心できる航海ではありませんでした。
次話もお楽しみください。
編集済
第89話「元老院」への応援コメント
「海域は〈ガネット〉の縄張りだ。
侵入者に対しては情け容赦ないので、頭上に気を付けて。」
↑
ここ、すごく面白かったですー(≧▽≦)!
元老院の中にもリーベル派が潜んでいたりして、トライシオスは大変そうですね。
それなのに彼は落ち着き払っており、「頭上に気を付けて」とか心の中で皮肉っているところがカッコイイですし、かなりの大物だなぁ!と感じました。
立場的に、全てにおいて吹っ切れた物の考え方をしていかないと、とてもじゃないけどトライシオスは生きていけないのかな……。
シグやレッシバル達『探検隊』のような、腹を割って喧嘩しながらも、お互いを高め合える友人が欲しいという彼の気持ちも、わかる気がします。
信頼し合える良好な関係を構築することは大変ですが、トライシオスには苦労しているぶん、いっぱい友人を作って幸せになってもらいたいですね。
裏切りによって助かろうとしたり何かを得ようとすれば、いつか倍返しの裏切りと苦しみが襲ってくる気がしますので…………模神計画を立てている賢者たちやリーベル派はろくな目に遭わないだろうな、と想像してしまいました。
続きがとても楽しみです!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
レッシバルたちが一段落ついたので、シグやトライシオスの開戦前夜編を描いて行きたいと思います。
もはやリーベル・フェイエルム同盟軍対帝国という単純な図式ではなくなりました。
三つ巴の戦いというけれど、一体いくつ巴なんだろうと数えてみました。
〈庭〉を確保したいリーベル王国。
原料が欲しい賢者&リーベル派海賊。
帝国の領土がほしいフェイエルム。
中立でありたい連邦評議会&〈老人たち〉
連邦とリーベルを結び付けたい〈リーベル派元老〉
訳が分からないまま無敵艦隊と戦うことになってしまった帝国。
そして杖計画を阻止したいシージヤ同盟。
目的が違うものを一勢力と考えた場合、七勢力もありました(笑)
それぞれの勢力の末路はすでに考えてあります。
本編の時代にも関わってくるので矛盾しないように書かなければと震えております(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
今話ではトライシオスの苦しい日常を描いてみました。
本当にいろいろ吹っ切れていないと執政なんてやってられないですね。
彼と探検隊の友情については、帝国と連邦からおじじが宿屋号に集まってアレータ組同窓会を開けたら素敵だなと思います。
次話もお楽しみに。
第48話「連邦の王」への応援コメント
それぞれの立場で生きて行くしかありませんね。特に立場ある者は、自分の一挙手一投足が多くの人の生死にかかわるのですから。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
それぞれの立場で生きて行くしかない、というのは本当にその通りだと思います。
探検隊の前ではヘラヘラしているトライシオスですが、ロミンガンでは笑えません。
笑ったことで相場が上下し、笑わなかったことで不興を買ったと誤解されて失脚する人が出てしまうかもしれない。
笑うも笑わぬもすべて計算の上、責任の上で行わなければならない。
一挙手一投足が多くの人の生死にかかわるというのはきついですね……
自分で書いていながら「うへ~絶対やだあああ(ノД`)」と思っています(笑)
次話もお楽しみください。
第47話「水差し」への応援コメント
抗魔弾ですか、強力な魔力を封じるタイプか、あるいは弾丸に魔法陣や呪文を刻んだタイプなのか?
作者からの返信
コメントありがとうございます。
本作の世界設定において魔封じは高位魔法なので、強力な魔法であることは確かですね。
それを「付与」してあるので、封じてあるのか刻んであるのかと問われたら、おそらく封じるタイプなのかなと思います。
砲弾・弾丸に刻む場合、波で揺れてあちこちぶつかっている内に魔法文字が削れたり、欠けてしまったりして意味が変ってしまうのではないか、と考えました。
書き込むのも海水を被ってしまうし……
なので形状の詳細は記さず、皆さんのご想像に任せすることにしました。
でも……
魔封じの魔法を弾に封じているのか?
弾の表面に魔法の文言を刻み込んでいるのか?
「うーん。なるほど、確かに!」と頷きました。
この違いによって、物語に分岐を齎す場面はたぶんないとは思いますが、もしものときには作者としてきちんと示せるようによく考えておこうと思います。
ありがとうございました。
第46話「午後の会談」への応援コメント
指揮官突撃と白兵戦、海洋冒険小説の醍醐味ですね。斬り込み隊は海軍陸戦隊(海兵隊)のようなものでしょうか?
それと艦首にラム(衝角)はありましたっけ?
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そうですね。
敵艦斬り込みだけでなく、上陸して港の制圧も行うので海兵隊のようなものかもしれないです。
昔はいまほどはっきりと役割が分かれていなかったようで、艦を動かす仕事もするし、上陸戦もしていたようです。
ザルハンスは現在、補給艦の艦長ですが、いざ戦になったらガレーに戻されると思います。
なので補給艦に衝角はありませんが、本番では衝角が付いているガレーで突撃します。
……本編で実際にはどんな戦いだったのかを明かしてしまっているのですが、どうか続きもお楽しみください。
第45話「海老の火竜炒め」への応援コメント
常識や価値観の違う人間が共に仕事に取り組むと色々と問題が出ますね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そうですね。
シグたちは大陸育ち。
トライシオスは群島海域育ち。
文化が違うし、立場が違うし、外国人同士が手を組むのは大変です。
でもそれで良いのかもしれないと思っています。
シグたちは武力、トライシオスは情報と資金を持ち寄り、リーベルの魔法に対抗する。
それぞれ得意とするものが違うから面白い。
そんな物語になるように頑張ります。
次話もお楽しみに。
第44話「意外な取引現場」への応援コメント
この出会いにも神が介在しているようですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
はい。
神(作者)が引き合わせました(笑)
帝国兵は強いです。
彼らが魔法艦に斬り込むことができたら、制圧することも夢ではありません。
ですが真っ直ぐ突っ込むだけでは、北一五戦隊のようになって終わりです。
連邦の情報能力は素晴らしいですが、斬り込める兵がいません。
いるのは先頭を譲り合っているようなヘイタイさんと海賊だけです。
これはもう帝国と連邦が力を合わせるしかないと考えました。
強大な魔王も、皆の力を結集すれば勝てる!
ファンタジーの王道です(笑)
次話もお楽しみに。
第88話「通商破壊」への応援コメント
『〈海の魔法〉が人と船を守ってくれるのではない。
人が〈海の魔法〉で船を守るのだ。
ゆえに人が手を抜けば、〈海の魔法〉も手抜きになる。』
↑ これ真理ですね。
色々な事を考えさせられました。
『王国の研究所〈賢者たち〉』と『王国と研究所〈賢者たち〉』は違いますが、どちらも「〈海の魔法〉に敵う者なし」という迷信に囚われている所は一緒なのですね。
他国に戦争を仕掛ける心理……ってどんな感じなのでしょう?
リアル社会でも戦争が起こっているので、かの国の大統領の気持ちを想像したこともあるのですが、どれもこれも今ひとつピンと来ませんでした。
このお話を読ませていただくにつれ、自称『賢者』達の考えやリーベル王国の考えはこうであったか…………なるほど、と深く納得してしまいます。
でも妄信に囚われ過ぎたまま突っ走ると、最後には対応を誤ってしまいますね。
隙を突かれたらもうお終いですね。
都落ちする準竜騎士や、成長していく全ての他者を軽く見て侮っていると、散々な目に遭うのだろうな、と、続きをつい想像してしまいました。
レッシバル達の今後の活躍を、楽しみにしております!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
かつてロレッタ卿は、宮廷に居並ぶ王国首脳陣に訴えました。
「船団護衛はあくまでも人の手で行うべき」と。
彼女の考えからすると〈海の魔法〉は単なる道具や手段に過ぎないことになります。
ゆえに本来の用途から外れたことをすれば壊れるのです。
リーベル側はあれです。
「おまえたちは間違っている!」という奴です。
ガネット、巣箱、表舞台から退場していく竜騎士たち……
いろいろヒントが出ているのですが、思い上がっている彼らには見えません。
レッシバルたちは見事、リーベルの死角に隠れることに成功したのです。
見えていないのだから警戒できず、警戒していないのだから備えようと思うはずありません。
これから彼らは無防備なまま散々な目に遭います(笑)
次話もお楽しみに。
第43話「真の仇」への応援コメント
纏めて皆殺しにしたいところですが、個人の力では不可能ですから、復讐できる相手から殺していくしかありませんね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
本当に仰る通りにできたら、どんなにサッパリすることか。
今話でついに海賊とリーベル王国の繋がりをお見せすることができました。
あとはシグたちが真実を受け入れるだけです。
二人共、トライシオス個人に罪がないことは理解しています。
連邦政府も領海外での稼ぎを禁じていました。
だからといって常日頃から海賊を飼っていた連邦に、責任が全くないわけではありませんが……
でも直接の仇ではありませんでした。
二人は帝国のためにも〈友人〉になるしかありませんが、果たして……
次話もお楽しみください。
第41話「魔法の杖」への応援コメント
これでは神に目をつけられて当然ですね。
主人公に異常なほどの神の恩寵が下るわけです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
異常なほどの神の恩寵、まさにその通りです。
計画は、神様に喧嘩を売っているとしか思えないようなものです。
だからレッシバルたちの味方に回ってしまいます。
リーベルの胸糞話はまだまだ続きます。
引き続きお楽しみください。
第87話「賢者にもわからないこと」への応援コメント
『賢者』という言葉の意味について、深く考えさせられました。
本物の『賢者』がもし存在するとしたら、その方は自分の事を『賢者』だなどとは、夢にも思わないのでは?……と思う事があります。
世界はとても大きくて、自分は無知で、ごくごく小さな存在である。
という事を実感している人こそが賢者だと感じておりますので、この考えでいくと『杖計画』主導者たちはその真逆な方々なのですね(笑)。
自らを〈賢者〉と称することで、得られるものって何なんでしょねね。
傲岸不遜がただただエスカレートするだけのような気がいたします。
外部で何が起こっているかわからないまま、追い詰められていく。
…………彼らが自分たちの愚かさに気づく時が、早く来ればいいなと思います。
レッシバルやエシトス達の作戦は、無事成功ですね!
トライシオスの知恵を借り、「奴隷もろとも」という言葉を使って無事、「奴隷」にされてしまった人々を救う。
そうですね!
どんな手を使ってでも、まずは救う事が大事だと思います。
とても色々な事を考えさせていただけるお話を、ありがとうございます。
今日は一日中、何度も思い返したくなると思います。
続きを楽しみにしております!!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
いよいよ反撃開始です。
レッシバル単騎でも〈海の魔法使い〉に勝利できました。
今度は小隊で襲い掛かるのでリーベル派に勝ち目はありません。
ついに原料供給を断つことに成功しました。
ただ、〈賢者たち〉も黙ってはいません。
これからの展開をお楽しみに。
賢者って字の如く、賢い人という意味ですよね。
善悪の判断がつく人という意味は必ずしも含んではいなさそうです。
高度な知識や技術を悪用する方法しか思いつかない賢者こそが愚者。
という私個人の意見を入れてみました。
今話は捕獲編の終了と反撃開始編の始まりでした。
次回も楽しんでいただければ幸いです。
第38話「少年たちと老人たち」への応援コメント
親の仇が目の前にいる、普通なら我慢できないですよね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そうですね。
もし自分だったら、やっぱり冷静ではいられないと思います。
敵の総大将が目の前にいたら我慢しません(笑)
元老トライシオスが何をしにきたのか?
目的次第ではザルハンスに斬られます((((;゚Д゚))))
次話以降をお楽しみに。
……あ、斬られるのをお楽しみに、ではなく、どう斬られるずに済むかをお楽しみに(笑)
第36話「ピスカータの子」への応援コメント
レッシバルに小型竜を育てさせてテキに勝つことが、神の望む世界にする布石なのですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
はい。
すべて神(作者)の計画通りに(笑)
既存のあらゆる敵に勝利してきたリーベル艦隊に勝ちたければ、未知の攻撃を仕掛けるしかありません。
いまから少しずつ育てていきます。
遊びを通して身に付けさせていきます。
勉強や訓練ではダメです。
勉強は刻々と忘れていくし、訓練もちょっとサボっただけで急速に抜けていきます。
だからフラダーカは今日も元気一杯に遊ぶのです。
第34話「跡」への応援コメント
奴隷狩りの為の戦争ですか、ロシアはウクライナから強制移動させた人たちを樺太や千島に移動させて強制労働させるようですし、私たちの世界も異世界も人のやる事は変わりませんね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
表現が適切ではないかもしれませんが、ロシアって、もっと狡賢い国だと思っていました。
息のかかった小国を代理に立てて戦わせ、自分たちは陰から支援するだけ。
それが自ら手を下しに行く国だったとは……
ロシア国民を住ませたいだけなら、攻めとった土地の住人をウクライナ領へ追放するだけで良いと思うのです。
なのに樺太送り……
要するに労働刑懲役三年ということじゃないですか。
何だか……ロシアが何をしたかったのかわからなくなってきました。
その点、リーベルは目的がはっきりしています。
すでに解明している人たちもいますので、お楽しみに。
編集済
第86話「静かな炎」への応援コメント
イルシルトが選んだ未来。
葛藤の末、エシトス達と共に歩むことを決めたのですね…!
模神が生まれてしまっては、恐怖のどん底に突き落とされてしまう。
なにせ近寄ると吸い込まれて、どんどん模神は大きくなっちゃうΣ(゚д゚lll)
その事を教えてくれた、神の存在にも感謝ですね。
要は模神が生まれなければいい。
人間と手を組んでリーベルの精霊艦を破る方が生存率は上がる。
あらゆる可能性や、未来に立ちはだかる出来事を多方面から分析し、判断を下したイルシルトは大変立派だと思いました。
竜は人と同じくらい賢い、という事が良くわかります。
いえ。竜の中でも特に、火竜のボスがイルシルトだったことが救いでしたね!
考えの足りない人間よりもよほど、イルシルトの方が、賢いと感じます。
まるで獣じゃない生き物に生まれ変わる瞬間を、見せてもらったような気がします。
冷静な気持ちでエシトスとイルシルトが向き合う瞬間は、とても感動しました。
今後の展開が楽しみです!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
いやぁ、疲れました。
名前考えるのが苦手で、苦手で(笑)
あちこち辞書を見たり、文字を入れ替えたり……
そうやってできたのがイルシルトという名前です。
以後、フラダーカと共によろしくお願いします。
初めて本作を考えたとき、最も大変そうだと思ったのが今話でした。
レッシバルとフラダーカの出会いと初の急降下攻撃までは割とすぐ一本に繋がったのですが……
エシトスとボスが組む必要性、模神の潰し方等、どうやってアレータ海へ結び付けようかと(ノД`)
なので、書き終えてホッとしています(笑)
模神の攻略法はとても悩みました。
何せ、始原の魔法を常時発動できるエ〇ミラ以上の化け物ですから、立ち上がる前に潰す。
もしくは立ち上がれない様にエネルギー源の供給を断つしかないと考えました。
イルシルトは住処を守りたかっただけなので、物分かりの悪い乱暴者ではありませんでした。
人間でいうと、話が通じる上司的な感じです。
これであとは〈巣箱〉が揃えば……
次回もお楽しみに。
第32話「フラダーカ」への応援コメント
かわいい竜に名前が付きましたね。
1人と1竜が穏やかな生活を営むイフの世界も面白そうですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
『軍から追い払われた竜騎士と山に捨てられていた稚竜のほのぼの漁村ライフ』とか書けるかもしれないですね。
実際、この後のレッシバルを含めた探検隊と稚竜の絡みはほのぼのしてるんじゃないかなと思っています(※作者の主観的見解です)
やがて大仕事を成し遂げるフラダーカですが、この頃はわんぱく坊主でした。
第30話「タンコブ岩にて」への応援コメント
レッシバルは運命に導かれましたね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ようやく小竜の登場です。
周囲に親の姿はなく、タンコブ岩に捨て置かれていたこの小さな命が、やがて誰も敵わなかった無敵艦隊を撃破します。
お楽しみに。
第29話「失意の帰郷」への応援コメント
少年探検隊が徐々に育っていますね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
探検隊の子供たちはガッツがあります。
幼少期にはそれが悪戯に向かってしまいましたが、彼らも良い大人です(笑)
それぞれが道を見つけて歩んでいきました。
第28話「けじめより大事なこと」への応援コメント
双方のけじめがつきましたね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
嫉妬にかられて画策した正竜騎士以外、誰も悪くない。
悪人不在の難しい問題です。
丸く収まって作者もホッと一息ついた話でした。
悲しい別れでしたが、レッシバルには使命があります。
彼が陸軍竜騎士団で学ぶことはなくなったのです。
次へ進まなければなりません。
第27話「献花」への応援コメント
開戦に近づく気配が社会にも出てきているのですね。
それにしても、カンニング魔術が学業の神とは笑えますね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
少し前まで王国と帝国はうまくいっていました。
国同士も、市民同士も…
それが何処からともなくブレシア人排斥運動が湧き起こりました。
リーベルの市民たちも気の毒です。
訳がわからないまま、大戦に巻き込まれていくのですから。
おかしいのは魔法使いたちだけで、他のリーベル人たちは普通の人たちです。
イスルード島に暮らしている人々は悪魔ではありません。
試験が難しくて神頼みに走ったりする普通の人間です。
学業の神の件はそんな「普通」の様子を描きました。
次話もお楽しみに。
第85話「敗因」への応援コメント
なるほど…………
エシトス側が優勢かと思いきや、実はそうでは無かったのですね。
勢いがあるから、エシトスは現時点の疲れには気づいていない。
そういう事って、現実にも良くある気がします(^▽^;)
後になってから、かなり疲れがどっと襲ってくるんですよね。
探検隊側は徐々に、劣勢に追い込まれていたのですね。
残酷な自然相手では、人間の兵糧攻めは効果が薄く、全てを焼き払い、ついてこれない者は置いて、やり直すための死兵と化す…………。
恐ろしいですね~Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
神が冷静に彼らを見守り、空から応援してくれていたとは!
どうか神よ、お願いです。
エシトス達と、火竜達を和解させてあげてください(>_<)!
面白かったです。
続きがますます、気になっております!!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
今話は昔に見たライオンの動画がヒントでした。
あれ? チーターだったかな?(笑)
乾季が到来したために草食動物がいなくなり、困窮した親ライオンたちは苦渋の決断を下しました……
あっさり切り捨てたわけではありません。
動画の中で、親たちは必死に獲物を得る努力をしていました。
でも生存か全滅か、そういう究極の選択を迫られて……
だから、エシトスが槍でチクチク突いて弱らせ、降伏させるというのは無理でした。
これは神にとってかなりまずい展開です。
そこで渋々、助け舟を出すことになりました。
なお、エシトスにとっての助け舟であるのはもちろん、小火竜たちにとっても助け舟です。
どう助け舟なのかは……ゴニョゴニョ……
次回もどうぞお楽しみに。
第26話「竜の代価」への応援コメント
予測される亡国への道ですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
本当にそうですよね。
国がこれから滅ぼされるかもしれないというのに、正とか準とか拘っている場合ではないです。
増長しすぎた貴族は、現実感が欠落しているのだと思います。
第25話「正竜騎士」への応援コメント
どこもかしこも堕落した国ですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
はい。
国に善悪はなく、合法と違法があるだけなのだと思います。
正騎士だからと違法が見逃され、罰せられない。
法は形骸化していき、やがてその法が削除されるか、新たに免責特権が制定される。
あとは正騎士が堕落していくだけです。
そして正騎士は帝国の中心といえる存在なので、中心の腐敗は帝国全体の腐敗に繋がっていくのです…
第24話「キュクメロが示す未来」への応援コメント
幼馴染、その中でも大人になっても仲のよい友はかけがえがありませんね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
大人になると、どうしても仕事とか立場とか余計なものが……
自分で書いていながら、彼らが羨ましくなるときがあります(笑)
彼ら6人はピスカータの生き残りです。
友達を通り越して、兄弟に近いものがあります。
白髪のおじじになっても彼らの絆は続きます。
第23話「主に成り代わって……」への応援コメント
何度も死にかけるのは主人公の宿命ですね。
主人公は不死鳥でなければやっていけませんね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
仰る通りです(笑)
まさに不死鳥ですね。
普通の人間は、沼爆発の時点で炎を吸い込んで死んでいると思います。
なんとか凌いだとしても次の墜落で体中の骨がバキバキになって即…
彼が死ななくて良かった。
おかげで80話超まで続いております(笑)
第21話「環境が育む魔法」への応援コメント
よく練り込まれた設定ですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
本編の後半を書いていた頃でした。
ふと、疑問が湧いたのです。
リーベルはどうして魔法王国になったのだろう、と。
それから自分が納得できる理由を探し、その地の事情によって発達したという設定を思い付きました。
これからも地域の特色ある魔法や敵を作り出していきたいと思います。
次話もお楽しみ下さい。
第20話「長壁の謎」への応援コメント
それぞれの国に歴史がありますね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
はい。
モンスターに悩まされたのは、帝国だけではありませんでした。
各国は持ち得る力をうまく活用して、人間の生活圏を守らなければなりません。
帝国はブレシア馬、フェイエルムはミスリルでした。
それでも足りなければ、足りるように工夫するか、あるいは助っ人を呼んでくるしかありません。
次回以降、フェイエルムの〈助っ人〉について明らかになっていきます。
どうぞお楽しみに。
第84話「戦略」への応援コメント
〈兵糧攻め〉とは!さすがです(; ・`д・´)
この一読者は、全然予想ができませんでした(おバカ?)…………!
何日もかけて、夜の間は戦いをせず、休憩なども挟みながら攻撃。
確かに夜は真っ暗で、火竜は戦いも捕獲も出来なさそうです。
食料や備品が補給できれば不可能では無いし、それは動物ではなく人間にしか考えつかない作戦ですね!
そしてエシトスや、彼が乗っている馬は大変立派ですね!
民家くらいに大きいボスと、ずっと戦い続けるのは本当に至難の業です。
ボスは既に彼を認め始めている…………?
でも最後に一体何が?!
頑張れエシトス!
続きを楽しみにしております(*^▽^*)!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
いろいろ考えた結果、やっぱり餌付けしたいと思いまして。
でも餌が豊富な森林地帯なので、どうしたものかと思案し、餌をとりにいけない状況に追い込めば良いと思い付きました。
狩猟生活で蓄えておくのは難しいです。
ゆえにほぼ毎日狩りへ出かけなければなりません。
対して人間は農耕民族なので蓄えておけます。
人間相手に持久戦をやるのは愚かでした。
そろそろ決着です。
楽しんでいただけるように頑張ります。
次回もお楽しみに。
第19話「群と軍の違い」への応援コメント
モンスターに指導者や指揮官が現れたのですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
騎兵の突進を柔らかく受け止めながら、南へ流れていくように仕向ける。
これはモンスターを含めた野生動物のリーダーでもできない〈指揮〉です。
征西軍後方を突いてきたモンスターは指揮官に統率されている〈軍〉でした。
次回以降、指揮官の正体に触れていきます。
当然のことですが、モンスターは本能剥き出しなので器の大きさに惚れて従うなんてことはありません。
ですから……ゴニョゴニョ……
第18話「ファランクス」への応援コメント
今日も楽しく読ませていただきました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
今話でフェイエルム側の意志がハッキリと伝わったと思います。
和平も協力も断固拒否です。
親書どころではありませんでした。
ここから征西軍は退却戦に移行していきます。
第17話「魔物とは」への応援コメント
和平への試練ですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
レッシバルが懸念している通り、帝国とフェイエルムの和睦&同盟や協定を締結するのは非常に困難です。
せめて新書だけでも受け取ってほしいですが、果たして…
第16話「竜騎士が見てはいけないもの」への応援コメント
モンスターであろうと、いや、モンスターだからこそ簡単に殺せる女子供から殺す。
繁殖を防ぐために女を徹底的に殺す。
アメリカ人がネイティブアメリカンのやった事と同じですね。
まともな精神ではやれない蛮行ですが、書かない訳にはいきませんよね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
はい…
敵の根拠地を攻めるということは、そこで暮らす者たちの日常を破壊することになります。
特に根絶やしを目的としている場合、女子供を見逃すわけにはいかず、仰る通りの地獄絵図が待っています。
今話は、戦の酷さを描きました。
第15話「竜騎士レッシバル」への応援コメント
いよいよ竜と歩みを1つにするのですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
種類は違いますが、いよいよレッシバルが竜騎士として始動します。
この頃はまだ小竜隊などなかったので、すでに実戦投入されていた大型竜で経験を積んでいきます。
第83話「大嘘つき」への応援コメント
涙が出てまいりました(本当です)。
エシトスはレッシバル同様、勇者ですね。
間違いありません!
「……息子よ。
おまえは勇者だ」
「僻地だからと諦めていた荷が届いたときの人々の喜び、それこそがおまえの武功だ。」
↑ 父の言葉にも、ジンといたしました。
配達屋として立派に誰かの荷物をモンスターから守れる彼は、本物の勇者だと読者も思います。
それに、過去の恨み……というよりは真の勇気と、心の強さを持ち続けていたのだ、ということがすごく伝わって来ました。
『昔、ピスカータという貧しい漁村に、エシトスという少年がおりました。』
↑ この展開に思わず、ニヤニヤと(楽しそうで)笑ってしまいましたが、感動の展開に…………胸が熱くなりました!
「大噓つき」と彼は自分を責めていますが、持ち続けた方がいい気持ちだったのでは?と思います。
これから火竜と仲間になれる時が来たら、エシトスなら立派に面倒を見てあげられるのでしょうね。
今後の彼の活躍が楽しみです。
またお邪魔させていただきます(*^▽^*)!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そうですよね。
村、少年、と来れば悪戯集団のドタバタ劇が思い浮かびます(笑)
今話で語ったエシトスの内面について、当初は宿屋号会談時に入れる予定でした。
ですが、杖計画を始めとする重要案件が目白押しで、あれ以上何かを語ったら、何の話し合いだったのかぼやけてしまいます。
そこで、どうしてもあの場面で語るしかない案件に絞り、あとは追々差し込んで行こうと変更せざるを得ませんでした。
ただ、あれではエシトスの物分かりが良すぎます。
トライシオス「雷竜隊はレッシバルが率いるとして、火竜隊をどうしよう……
あ、エシトスが空いてた!
よし、おまえ、火竜小隊率いとけ!」
エシトス「うん、わかった!」
……これ、エシトスである必要はないですよね(笑)
やはり火竜隊を率いようと決意した理由がほしいです。
やっと語ることができてホッとしました。
小火竜とエシトスの決闘はもう少し続きます。
次回もお楽しみに。
第12話「上陸地点」への応援コメント
神に愛された幸運がありますね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
使命がある人は死ねません。
あーして、こーして、偶然が重なって助かってしまいます(笑)
助かったことが幸福かどうかは別として…
第7話「騎士の罪」への応援コメント
高潔な人でも、賄賂全盛の騎士団で団長に成れたのですね。
清濁併せ吞む人なのか、老齢になって反省されたのか?
作者からの返信
コメントありがとうございます。
院長先生は清濁併せ呑まざるを得ない立場でした。
チョイ役だったので細かい紹介は割愛してしまいましたが、皇族と繋がりのある大貴族という設定でした。
どちらかというと、正騎士になりたい者たちから賄賂を受け取る側です。
若い頃は正義感が強かったですが、あまり賄賂を突っ撥ねすぎると流言や暗殺等、余計な企み事を招きかねない。
そこである程度は妥協するようになったのでした。
正義より平和を取ったのです。
不本意だったとはいえ、結局汚い金を受け取らざるを得なかった…
孤児の夢に反対するのは自分の弱さを反省しているからなのかもしれません。
第4話「正義の味方」への応援コメント
先の返信で教えてくださっていたように、運がよいのと、運命の出会いをしたのですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
本編で木っ端微塵にされてしまう帝国騎兵たちですが、本当は強い人たちです。
レッシバルと騎士の運命的な出会いでした。
こんな出会い方したら、男の子は絶対に憧れます(笑)
第82話「辛い立場」への応援コメント
火竜になったつもりで、ハラハラしながら読ませていただきました。
気づいたら読み終わっている…ここのところずっと、そんな感じです。
大変面白かったです!
前半の、じわじわと追い詰められていく火竜たちの状況も、手に汗握るような感覚て伝わって来ましたし、何といっても怒り心頭のラストのボス竜!
「親分、助けて!」
「あんたぁっ、早く戻ってきてぇっ!」
↑ これではもう、巣を選ぶしかない!と思わずにいられませんね?
体がふたつ欲しいというボスの気持ち、痛いほど伝わって来ました。
迫力もありましたし、追い詰められていく中での心境も語られており、ググッと惹きつけられます。
巣を選ぶことに決めたボス竜と、地上班・ボス竜担当エシトスの戦いが、いよいよ見られそうですね。
続きを楽しみにしております!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
今話は決闘と作戦行動の違いについて自分なりの解釈を述べたいと思いました。
決闘は名誉を重んじる戦い方が求められ、作戦行動は結果を重んじ、高潔さは必ずしも求められるものではない……と考えました。
作戦を達成しにやってきた雷竜小隊に決闘を挑む。
小火竜は戦略を間違えました。
……空の戦いは、ほぼ雌雄が決しました。
あとは地上の戦いで挽回するしかありません。
いよいよエシトスとボスの一騎討ちです。
次回もお楽しみに。
第88話「通商破壊」への応援コメント
ナポレオンの大陸封鎖を上手く利用して、情報の独占と密貿易でロスチャイルド家が台頭したのですよね。探検隊の商業担当は莫大な戦費を稼いだことでしょうね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ロスチャイルド家!
そうだったんですね。
ナポレオンもロスチャイルドも名前は歴史で登場するので知っていますが、そうやって栄えていったんですね。
探検隊の商業担当……つまりトトル商会ですが……
克全さんは鋭いですね。
思わず、ギクッとしてしまいました(笑)
アレータはファントムの外伝なので、外伝の外伝を書く予定はないですが、本作最後の方でトトル商会についても触れようと思っていました。
でも、『トトル立志伝』も楽しそうですね。
いかん、いかん、どんどん外伝が増えてしまう(笑)
次話もお楽しみに。