「市場から、キュクメロが消えることはなかった。」
↑ この一言、心に残りますね。
トライシオスと友人関係を結ぶことで、帝国の経済状況が困窮に陥っていない事が伝わって来ました。
それぞれのメンバーが上手に動いたことで見事リーベルを煙に巻き、連邦との関係を隠し通すことに成功しているのですね。
難しい社会情勢も明確にスッキリと、頭の悪いこの一読者に伝わってきました。
この読みやすさと説得力にはやはり、脱帽の一言です。
そしてレッシバルの、準竜騎士スカウト大作戦!
これにも彼らが追放されるように仕向けたり、色々と裏はあるのですが、読んでいる方はドキドキして面白いです(*^▽^*)!
どんなメンバーが集まるのかも気になりますし、続きがとても楽しみです!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
キュクメロ再登場です(笑)
「悪い魔法使い供の計算通りに滅ぼされはしないぞ!」というメッセージを込めたフルーツです。
この「市場から〜」の一文は本作草案の段階から浮かんでいまして、忘れないようにメモってました(笑)
ちゃんと入れることができてスッキリしました。
レッシバルはきつい仕事になりました。
自分がやられて嫌なことを、他人にしなければならないわけですから。
宿屋号でザルハンスにやられた傷も癒えない内から、今度は元同僚たちからも殴られる…
元同僚たちはレッシバルに認められている勇者たちです。
パンチ、絶対痛いでしょうね…
レッシバル〜どうかご無事で〜(棒)
次回もお楽しみに。
1つの事を成すには、周りに色々な影響を与える事になりますね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そうですね。
個人間の友情の範囲を大きく逸脱しています。
実質的には連邦から帝国への軍事支援&経済支援です。
国家規模の力が働いているので、どうしても何らかの影響が出てしまいますね。
餓死者が出ない程度に市民生活を安定させること。
可及的速やかに竜騎士を確保すること。
ただし、不審がられないよう、あくまでも自然に。
これらを密偵に気付かれないよう、密かに進めていかなければならない〈短剣同盟〉は大変です。
連邦にはやや劣るものの、リーベルの密偵も優秀ですから。
早速勧誘を始めるレッシバルですが……
次話もお楽しみに。