キュクメロをくれた正騎士は、竜をとても大切にしてくれていたのですね。
体中傷だらけになり、それでもじっと待って向き合おうとするというのは、大変過ぎますし命の危険もありそうで、なかなか出来ないことだと思いました。
彼が誠実な人柄だと解った時の、レッシバルの安堵感が伝わりました。
終わりと始まりを実感できる引き継ぎができて、本当に良かったですね。
新しい始まりを予感させていただける、素敵なシーンだなぁと思いました。
困り果てていた兵団長も、ほっと胸を撫でおろしたでしょうね(#^^#)。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
悪人不在の問題ほど、解決が難しいものはありません。
団長は大変でした。
竜に直接会ってお別れができないならば、竜騎士同士で引き継ぎによるお別れしかないかな、と思いました。
レッシバルと引き継いだ正竜騎士は、共に被害者です。
争うことはないのです。
双方のけじめがつきましたね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
嫉妬にかられて画策した正竜騎士以外、誰も悪くない。
悪人不在の難しい問題です。
丸く収まって作者もホッと一息ついた話でした。
悲しい別れでしたが、レッシバルには使命があります。
彼が陸軍竜騎士団で学ぶことはなくなったのです。
次へ進まなければなりません。