恐怖と興味は確かに言葉が似ていますね。
一文字しか違わない。
気づきませんでした。
リンネロッテの告白は重いですね…。
レッシバルは、返事が間に合わず、ずっと後悔してしまうのでしょうか。
とても悲しくて、切なくて、残酷で……
でも身近な出来事のように感じました。
今伝えられることを伝えたい。
読者も心からそう思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
本作のテーマの一つに『命を弄ぶ者が辿る末路』というものを考えています。
リーベルの研究所がやっていることは、命に対する冒涜以外の何物でもありません。
レッシバルはこの悪魔共を退治しなければなりません。
火の粉が降りかかったから払うという程度ではなく、もっと自分から戦いを挑みに行くようにならないと。
それには、村の仇では漠然としていて弱いと思いました。
もっと生々しくて直接的な動機がほしい。
そこでリンネを登場させました。
レッシバルに積極的な理由ができました。
彼女と子供の命を奪った奴らを決して許さないでしょう。
これからの彼の戦いをお楽しみに。
僕の今の精神状態だと、受け止めるのが厳しい話しです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
連休最終日にきついエピソードをすみませんでした。
ただ……
困ったことに、書き手としては一石二鳥なエピソードでした。
リーベルのえげつなさと、レッシバルに同国と戦う積極的な動機を形成させることができるので。
リーベルのえげつなさは宿屋号会談で明かされましたが、あくまでも又聞きでした。
読んでいる方たちやシグたちは、ネイギアスの密偵から得た情報をトライシオスから間接的に聞いている状態です。
トライシオスが述べた内容は基本的に結論です。
彼が受けた報告も厳密に言えば、密偵が見聞したことを纏めた結論です。
結論からは惨たらしさや血生臭さが今一つ感じられません。
そこで杖計画に基づいて活動している現場の海賊たちの様子を描こうと思いました。
今話は本作で最も鬱なエピソードだと思っています。
ですから、後はここまで酷くないと思います。
たぶん。
次話以降もよろしくお願いします。