面白くて、何度も読み返したくなりましたー(*^▽^*)!
アレータ島が危険だと知れば当然、トトルがすごく心配になる探検隊仲間ですが、(現段階の)トライシオスの場合は、性格的な面でも立場的な面でも、こういう態度を取らざるを得ないのですよね(笑)。
シグやザルハンスと彼の『ズレ』が読者としては面白くて、彼らのやり取りにすごく引き込まれました。
女将が出してくれた二国(?)の郷土料理『魚介と野菜の煮込み』や『海老の火竜炒め』、どちらもすっごく美味しそうですね~(*^▽^*)
ネイギアス料理の(読者の)勝手なイメージとしては、中華料理の辛さではなく、エスニック系の辛さなのかなぁ…………?と想像してしまいました!
「辛さ」の度合いを帝国の困窮具合に例えて使うところなどが、ニクイです!
ラストが近くなったらもう一度、最初から一気読みさせてください。
続きを楽しみにしております!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
模神関連の話が続いて重かったので、少し笑いを挟んでみました。
トライシオスは〈老人たち〉の一角を担うに相応しいマシーンのようなイメージでした。
彼だって生身の人間なのに、少々気の毒になってきました。
そこで彼の人間としての愚痴や味覚麻痺を描いてみました。
火竜炒めはその通りです。
群島の都市国家なので、辛いシーフードを調べていると、どうしても東南アジア料理ばかり出てきてしまいました(笑)
「辛い」という言葉は「からい」と読みますが、「つらい」とも読みます。
辛そうな東南アジア料理を見ていたとき、二つの読み方の違いから〈からくてつらい未来の暗示〉を思い付きました。
わかりにくいかなと心配だったのですが、ホッとしました。
次回からまた絶望話になっていきます(笑)
お楽しみに。
…そろそろまた戦闘シーンも挟まないといけないですね。
さーて、探検隊の悪ガキ共にどんな、災難を起こしてやろうかな…ゴニョゴニョ…
常識や価値観の違う人間が共に仕事に取り組むと色々と問題が出ますね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そうですね。
シグたちは大陸育ち。
トライシオスは群島海域育ち。
文化が違うし、立場が違うし、外国人同士が手を組むのは大変です。
でもそれで良いのかもしれないと思っています。
シグたちは武力、トライシオスは情報と資金を持ち寄り、リーベルの魔法に対抗する。
それぞれ得意とするものが違うから面白い。
そんな物語になるように頑張ります。
次話もお楽しみに。