ついにシグも意を決し、宿屋号の甲板へ。
『魔女が宿屋を営んでいる迷信の船だぞ?
たとえみっともなくても構わない。
怖いものは怖いのだ。』
↑ シグ心の声(笑)。
大変共感できます!
怖いものは怖い。そうですよね(; ・`д・´)!
ロレッタとの出会いに希望が湧きましたが、彼女は『物言わぬ神』。
一貫した信念を貫く彼女に、シグはガッカリしつつも納得するわけですね……。
↑ この辺りの、シグの繊細な心理描写が、大変素晴らしいと感じました。
驚き→希望→絶望→納得。
ここ、ひとつでも抜けていると、読者も納得出来ないんですよね。
シグの緊張が、この一話を通して読者にも、ビシバシと伝わってきました。
ネイギアス連邦における元老院の強さがこの話で、とても良くわかりました。
ネイギアス海賊は元々、元老院が飼っている暗殺集団(?)なのですね。
若いのに元老院議員なんかやっちゃってるトライシオスさん、大変気になる存在ですね"(-""-)"
……彼、イケメンですかね?(またそれか!)
作者からの返信
コメントありがとうございます。
シグは非力というわけではありませんが、海賊狩りで日々鍛えられているザルハンスほどではありません。
不安な状況に立たされたら、下手な動きができない分、頭脳は活発になるんじやないかと想像しました。
楽しんでいただけて良かったです。
本編では〈老人たち〉と一纏めにしてきた元老を登場させました。
連邦にも言い分があります。
単なる悪の秘密結社ではないのです。
トライシオスは語り部役です。
これから存分に語ってもらおうと思っています。
そして、どうかご安心ください。
若くて貴族風なのにブサイクにしてしまったら、彼はお笑い担当になってしまいます。
恋愛ゲームのパッケージに印刷されているような、落ち着いた年上のイケメン元老です(笑)
次回もお楽しみに。
親の仇が目の前にいる、普通なら我慢できないですよね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そうですね。
もし自分だったら、やっぱり冷静ではいられないと思います。
敵の総大将が目の前にいたら我慢しません(笑)
元老トライシオスが何をしにきたのか?
目的次第ではザルハンスに斬られます((((;゚Д゚))))
次話以降をお楽しみに。
……あ、斬られるのをお楽しみに、ではなく、どう斬られるずに済むかをお楽しみに(笑)