トライシオスが楽しそうに笑う姿が、目に浮かぶようです。
普段ツッコミを入れられたことの無い人が、急に誰かに鋭いツッコみを入れられると、肝が据わった彼の場合は、確かに「面白い!」と感じるのでしょうね~。
禿げあがった意地悪爺さんであっても面白そうですが、彼がイケメンで本当に良かった~、ビジュアル的に絵になるわぁ~と一乙女(?)読者は思いました(笑)
怨念そのものといった、レッシバルの信念が伝わってまいりました。
殺しちゃいかんですよ~、取りあえず冷静に冷静に!
主人公のはずなのに暗殺者と化しているところも、面白かったです。
時間が動き出したときに、それぞれ探検隊メンバーがどういった動きをするのかにも、興味が出てまいりました。
どうかイケメン執政トライシオスが鼻血を出さずに済みますように。
続きを楽しみにお待ちしております!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
いきなり「コロシ」はまずいですよね。
非常に悩みましたが、レッシバルはやはり正直であるべきだろうという結論に至りました。
トライシオスの話がすんなりと頭に入って、共にリーベル打倒を目指すというのは納得がいきませんでした。
もっと一悶着あって然るべきなのではないかと。
お互いに本音を理解し合ってこその〈友人〉である。
…ということを込めてみました。
楽しんでいただけて良かったです。
女将の苦労、というか疲労はもう少し続きます(笑)
お楽しみに。
やはり失敗しましたか。
この世界の魔法の原点は想いなのですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
魔法って〈おまじない〉だと思うのです。
子供の「痛いの痛いの飛んでけー」という奴です。
本当に痛みが和らいだような気がしていたので不思議です。
でも大人相手にこのおまじないは効きません。
ただの暗示だと知っているからです。
信じていないのだから〈痛みの緩和〉は実現しません。
すべて、思いの力です。
だから本当はこの世界の住人なら誰でも始原の魔法を使えるはずなのです。
理論上は……
魔法は〈思い〉なので、何に向けての思いなのかが重要です。
漠然とした思いより、より具体的な方が強く思うことができます。
〈どこへ?〉ではなく〈いつ?〉
今回はロレッタの機転勝ちでした。
次話もお楽しみに。