ワッハーブの妹さんが、そんな酷い目に……。
消えてしまう時の描写がとてもリアルだったので、目を離さず見ていたというワッハーブの気持ちと共に、頭の中で映像のようになって浮かびました。
レッシバルの前で土下座する彼の気迫からも、これ以上無い悲しさや悔しさが伝わって来ました。
リーベルの魔術師、ますます許せませんね!
それにしても、ワッハーブは妹さんが消えた直後の記憶が無いみたいですが、本当に自力で逃げ出せたのでしょうか?
何か裏があるのでは、と一瞬疑ってしまいました(汗)。
…無事に商人になれたのですから、何も問題無いですよね、きっと!
そうですね。
読者も妹さんの魂を、解放してあげたいです。悪い魔術師達に好き勝手にさせるのだけは、許せないですね。
探検隊と力を合わせて、模神作戦などぶち壊してくれる事を、祈っております。
続きを楽しみにお待ちしております!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
すみません。
笑いの後にまた鬱話です(笑)
ずっと仇と思っていた奴が、実はそうじゃなかった。
頭では理解できても、心はそう簡単に納得できないものです。
それに濡れ衣だったというだけで、インチキ臭いトライシオスが急に受け入れられ、探検隊と意気投合という展開は真実味に欠けると思いました。
そこでワッハーブの登場です。
彼は妹を失いました。
レッシバルたちはリンネを失いました。
同じ痛みを持つ者が懇意にしているということで、皆無だったトライシオスの信用を補強できるのではと考えたのです。
ワッハーブの脱走については当初、いろいろと描いていたのですが……
魔法陣ワッハーブの番→引っ張り起こしに来た魔法使いを突き飛ばす→子供と思ってナメきってたので魔法を用意してなかった→モタついている内に脱走→見知らぬ島で故郷への探検行のはじまり……
ここまで来たとき、「あれ? なんでワッハーブの冒険物語が始まってんだ?」と気が付きました。
そこでもう一つ〈恐怖が限界突破して記憶消去バージョン〉も書いてみると、細かく書かない方が却って生々しく感じたのでこちらにしました。
わかりにくかったらすみません。
やられっぱなしもここまでです。
これからジワジワと反撃に移っていきます。
次回もお楽しみに。
こういう展開は泣いてしまいます。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
模神作りの作業現場シーンをどこかに入れなければと考えておりました。
杖計画の魔法使いたちはとうとう神聖魔法すら悪用してしまいました。
本来の用途・目的ではなく、模神作りにどう役立つか。
もう完全に神を恐れていません。
怒った神が小竜隊を用意させるのも当たり前です。
レッシバルはネイギアス海賊及び連邦政府を敵と見定めていましたが、ワッハーブによって真の敵が見えてきました。
これからはリーベルが敵です。
次話もお楽しみに。