告!!

夫のM夫くんが、昨日、不機嫌な様子で帰ってきた。

車で帰宅途中、家の近所でパトカーに止められたんだって。いわゆる、職質!?


M夫くんが左車線を走ってる時に、後方から右車線を走ってきたパトカーが車線変更して後ろについた。直後にM夫くんが自宅エリアに通じる脇道に左折して入ったら、それなりに細い道なのにパトカーが一緒に曲がってきたとのこと。


何だろう? と思いながら走っていたら、パトカーは赤色灯を回してM夫くんを止めさせて、こう言ったそうな。

「パトカーが気になるようなことが、何かありましたか?」


話を聞いて、私はあることを思い出した。

新婚旅行で、海外の空港のセキュリティチェックで何度も詳しく調べられてたM夫くん。見た目がアジアンマフィアに見えなくもないもんね。。。(笑)


もしかして、パトカーが右車線にいた時にM夫くんの風貌が見えて、何かがあやしいと思われちゃった!?


M夫くんは「(パトカーが)ずいぶん細い道に入ってきたので、何かあったのかなとは思いましたけど」と答えた。

警「(あなたは)どうしてこっちに曲がったんですか?」

M「いや、家がこっちだから……」

警「念のため、免許証見せてください」


で、住所が確認できて無罪放免になったらしい。

M夫くん曰く、「パトカーが後ろに来てすぐに曲がったから、やましいことがあって脇道に逃げたと思われたのかなぁ」。


それならよかったよ〜。

運転してて職質されるって、相当だからね。風貌のせいじゃなくてよかった。。。


あ〜、また話の枕が長くなった〜(汗)


今日は、同じM夫くんでも、違う話をしたかったのでした。

M夫くんは基本的にテレビが嫌いだけど、録画しておいてあとから一緒に見て楽しむっていう数少ない番組があって、その一つが「プレ○ト」です。


トシ取ったら、一緒に俳句教室に通おうね、って言ってて。。。


で、M夫くんはすでに時々俳句を詠んではSNSにアップしたりしてるんだけど、私は今は何もしてない!

だから、「教室に入ったらM夫くんはすぐに特待生になれるけど、私はずっと『才能ナシ』で最下位を争うかもね」とか言ってるわけです。


ゆうべも、かなり酔ったM夫くんから「もう今から書きなよ! 書かないとうまくならないよ!!」と強く言われまして、「わかってるけど〜〜私、鑑賞するのは好きだけど、作るのはあまり得意じゃないと思うのよ〜〜ほら、コピーライターだからさ。言葉をこねくるクセがついちゃってるからさ」と適当に言い訳。

いや、広告のキャッチコピーで言葉をこねくることの是非は置いといて、「とにかく長い文章書くのはわりと苦もなくやるんだけど、短いのは逆に労力要ったりするって、わかってるからさ。そうカンタンには……」


そしたら、M夫くん、こう言った。

「だったら書きなよ、長いの。小説とか、書いてもいいんだよ!?」


はぁ? 今、そういう話になる!?

って思ったけど、今よりもっと若かったころに小説家になりたかったんだって話はしてあるから、時々、「、自分でも書いてみればいいのに」とか言うんですよ、今でも読み専のフリし続けてる私に。


でも、最近、もしかして書いてることがバレてるんじゃないかって思うフシが多々あって、昨日もそう言われた時に若干ビビった。


そして、そのあとの衝撃発言。

とか、書けばいいじゃん!」

かなり酔っていたとは言え、ちょっと語気も強めだった。。。


ええ〜〜〜〜っっ!?

なに、そのピンポイントな言い方!! と、内心かなり動揺する私。

こりゃ、やっぱり、私の夫エッセイ、バレてる!?


さらに、畳み掛けるような衝撃発言。

「ヘンな夫の話とか、とかさ、書けばいーんだよ!」


なヌなヌ〜〜〜っ!?

確信した。。。バレてる!!


だって、M夫くんの口から「婚活ネタ」なんて言葉が出てくるなんて、おかしいもん!

こりゃ絶対に、夫エッセイだけでなく、婚活小説もバレてるってことやん。


でも、そうは言ってもヤブ蛇はイヤなので、動揺を隠しながら訊いた。

「どうして、私が書くものは夫や婚活の話、ってネタが限定的になるわけ?」

「だってさ、こっちはさんざんそういう話、聞かされたし、『江國香織とか夫のこと書いてるのうらやましい、自分も書きたい』って言ってたじゃん」

「いや、そうだけど、なんで実在のネタばっかり言うの!? 童話的なのとか、妄想全開の恋愛小説とかフィクションを書いちゃダメなの!?」

「いいけど、ほかにも書けるのあるでしょ。会社の○○さんとか、△△さんのこととかさ。いつもグチってたでしょ。せっかくネタがあるんだから……」


私は目を見開いた。。。( ꒪д꒪)

それって、私のオッちゃんネタのエッセイのことじゃん。。。(撃沈)


それにしても読めない! 酔ってるM夫くんの目は読めない!!

あまりにピンポイントで言ってくるので、バレてるとしか思えない状況だったのだけど、たまたま私がよく話題にしてることを言ってるだけの可能性も、わずかにある。

ってか、その可能性にすがりたい!!


なので、隠してるストレスから解放されたくてゲロッちゃいそうになるのを必死で堪えて、創作論に話をズラしていったのだけど……ホントにこれって何だったの!?


てか、最近、M夫くんが note を始めたことを特に私には言ったりしなかったって話を夫エッセイに書いてたんだけど、この会話の前に「実は、もうだいぶ前だけど、インスタも始めてたんだけど……」って唐突に言ってきたんですよ。

これも、夫エッセイを読んだから、言ったの!?


もう、すべてがあやしい!!


だから、ここでM夫くんに伝う!!


『これを読んだら、私がカクヨムの読み専じゃないことをすでに知っていたと、白状せよ!』


ってか、お願い! これ以上の生殺しはやめてぇーーっっ!!!


※「隠してた私の自業自得だ」等のご批判はコメント欄までm(_ _)m

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る