ボケが花盛り。

「あのさ、ハイテックって、言うほど暖ったかくないよね」


と、この前、私は夫のM夫くんに言った。


「んん??……それは、機械的だからとか、そういうこと?」


「え、機械的?……まあ確かに、機械で編んでるんだろうけど(そういうことじゃない気がする。。。)」


訝しげな表情のM夫くんに、さらに説明する。


「まあ、これ(カットソー)は何年も前に買ったから、今はもっと進化してるのかもしれないけど、特に最初に肌にあたった時が、ヒヤッとするんだよね」


その時のM夫くん、よくあるイラストで、頭の上に電球が光ったみたいな顔したのが可笑しかったんだけど、


「それ、のこと!? ハイテックって言うから、ハイテクの話かと思ったよ。。。」


そうでした、そうでした(笑)

なんか最近、ずっとって思っていたのは、なぜ!?


。。。。。。


さておき。

前に体エッセイの方で書いた気がするんですけど、「寝ボケ」っていうか、夢と現実の狭間の半覚醒状態の時って、ヘンなものが見えたり、ヘンな行動したりしますよね。


これから書くことも最近、立て続けに(中一日くらいで続けて)起こったことで、私、疲れてるのかしら。。。

って思ってたんだけど。


ある晩、真夜中にふと目覚めた私は、部屋の中のすべてが左右反転してることに気づいて大混乱。

何時なのか時計を見ようとするも、いつもは左側にあるベッドサイドテーブルも右にあって、ってことは、時計も右に!?


というわけで、暗闇の中、目をつぶったまま、恐る恐る右側に手を伸ばしてみる私。


えっっっ!?


手に触ったものは生暖かく、ペタッとくっつくような感覚。


なにこれ!? こわい。。。(’;°;ё;°;)



でも、時計があるのかないのかも気になる。


そっと、もう一度手を伸ばし——


!?!?


やっぱり同じ。生暖かくて、こすると手になにか脂っぽいものがつく感じがする。。。


その時、M夫くんが「な、なに!?」と声を上げた。


そこで、ハッとすべてが飲み込めた私。


部屋は反転なんかしてなくて、私が触っていたのはM夫くんの額の上で、手についたのは顔の脂で。。。つまり、私は寝ボケていたのね!? ってことだった。。。


「ごめん、なんか部屋の全部が360度入れ替わってる感じがしたから……」と説明すると、

「360度だったら、なんにも変わってないって……」

「いやん、こんな夜中に難しいこと言わないでー」


と、それでも180度に訂正した自分を褒めたい。

本当は、それだと上下逆ってことなので、翌朝「左右反転」にさらに訂正したのだが。。。



その翌々晩だったか、夜中に気づくと、今度は私のベッドの左側に大きなホワイトボードが。。。


そこに、たくさんの文字とか数字が書いてあって、私はそれを消さなくてはならない当番だった。

で、あの黒板消しみたいなヤツを求めて左側に手を伸ばすと、なにか細長くて硬いものに触れた。


なんか形が違うと思ってさらにゴソゴソするも、ホワイトボードの粉受けトレイに置かれてるのはそれしかないみたいだ。

しかたないので、なんとかそれを手に持って、今度は一生懸命ホワイトボードの文字をこすってるつもりなんだけど、カツカツカツと音がするばかりで、感触がおかしい。


さらにムキになってこするんだけど、カツカツカツの音が大きくなるだけで、全然消えない。


その時、「何やってるの?」という声がして——。


ハッと気づいた私は、「今、このホワイトボードの字を消そうとしてたんだけど……」と説明。


すると、「また、寝ボケてたんだ? それはメガネで、そっちはサイドテーブルでしょ?」と、冷静なM夫くんのお言葉。


「なーにを、さっきからカチカチやってるのかと思ったよ。。。」と、呆れ笑いをされたんだけど、

本当に不思議で、頭の中では確かに柄のついた黒板消しだったんだってば!



ちょっと私、疲れすぎ?

それとも、人はこうやってボケていくものなの!?


立て続けだったので、笑うに笑えない気もして。。。

(そんなのよくあることだよ〜系のコメント大歓迎です!!)



そして、実は最近、もっと笑っちゃうようなことが起きた気がするんだけど、それが思い出せないのがまた、自分的にはおそろしいです。

忘却力にも、ますます磨きがかかっている。。。



ときに皆様、自分史上、自分が一番ビックリした大ボケって何ですか?


私は上記書いたように、けっこう忘れるので(笑)、いま思い出せる限りですけど、

「えび事件」ですね。


その日、会社帰りのスーパーで、特売のえびを見つけたんですよ。

私の頭の中に、以前、さばいたえびの頭をおみそ汁に入れたら、だしが出て美味しいのはもちろん、ちょっとお行儀悪いかもしれないけど、頭の下(首の所?)からチュウチュウ吸ったらすごく美味しかったという記憶が蘇り、ものすごいルンルン気分(死語?)で買って帰ったんですよね。


そして、お湯を沸かして、いざ、えびの頭を入れんと冷蔵庫から出して、ラップを外して——。


「えぇぇぇぇーーーーっっっ!?」


その時の衝撃はすごかったです。


だって、そのえびには頭が一つもついてなかったので。。。(スーパーで下ごしらえ済み)


なぜ!?

なぜ、店頭で見てる時にまったく気づかなかったの、私!?


って、驚愕しました。


とともに、チュウチュウする夢も露と消え。。。_| ̄|○


しばし、台所に立ち尽くしてましたね。



あれには、本当にビックリしました。

ダイジョブか、私!?

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