飛野猶

　小さな島に祖父と二人で住む明莉の元に、記憶をなくした青年が転がり込んでくることから始まる物語。 「北斗」と名付けられた彼は、小さな島で少しずつ受け入れられていき、やがて……。 …続きを読む

ボクシングジムへ通う途中、彼はいつもの裏路地を抜けると、見知らぬ場所に出てしまう。 そこで出会った案内人を名乗る奇妙な男が言う。 「もう、戻れないよ」 その裏路地の世界で…続きを読む

ある日、彼は未知のウイルス「ノーザンライト」と出会う。 ウイルスは赤ん坊の命を次々と奪っていく。 そのウイルスに立ち向かった彼は、しかし、その心の中に自分を縛る鎖を抱き続けていた。…続きを読む

本作は、サイバーセキュリティを題材に、現実のネットワーク社会への警鐘を鳴らす意欲作である。 それと同時に、一級のエンターテインメント作品としても成り立っている。 私はＩＴ用語に…続きを読む

主人公が務めるのは、『利用者様は家族』とのスローガンのもとに当たり前のようにサービス残業や休日出勤を強いるブラック介護施設だった。 イジメをする同僚。 仕事を押し付ける上司。 介…続きを読む

転生した主人公は女神との賭けに勝って、カンストするほどのレベルを手に入れる……はずだった。 しかし彼が転生したのは、いくら敵を倒しても倒してもまったくレベルのあがらない、HP１の…続きを読む

みんな知っていて、日本全国どこにでもある『ジャスコ』 それに対するは、地元の『商店街』 これは日本の各地で繰り広げられている、大手スーパーと地元の小さな小売店とのあくなき闘争の記…続きを読む

どこかの、ある場所に集められた者たち。 彼らは、普段カクヨムを使っている人なら誰もが知っている者たちだった。 そう。彼らは、小説ジャンル。 その日の会合では全員が招集されたもの…続きを読む

経済学の入り口を、分かりやすい切り口で紹介してくれる本作。 それだけに止まらず、若い学者夫婦の生活をとおしてニューヨーカーたちの生活も堪能できちゃいます！ これから大学の経済学部…続きを読む

江戸時代に異世界？転移した主人公。 そこで出会う人々の暮らしをとおして、読むものに江戸での暮らし方や当時の文化を親しみやすく教えてくれる作品です。 誰しもが時代物のテレビ番組や小…続きを読む

　名前：書読　栞（かくよむ　しおり） 　通称：シオリさん 　誕生日：4月30日（図書館記念日と同じ） 　座右の銘：貴方にぴったりな物語、お探しします 　紹介文： どこかの時空にある…続きを読む

　名前：鳥羽カトリーヌ 　通称：トリ子 　誕生日：10月10日 　座右の銘：貴方の紡ぐ物語、覗かせてもらうね！ 　紹介文：（1000字以内 　KADOKAWAの魔法でトリになって…続きを読む

イベント気象予報士のアポロン（太陽）。 彼は、どうしても雨が降ったら困るイベントで、上司から「雨を晴れに変えられるやつがいる」と連れて行かれた。 その彼の目の前に現れたのは！！！…続きを読む

人間勢にどうしても勝てない、魔族の国、バータリ王国。 その名のとおり、トップの魔王は戦士としては優秀だけどトップとしてはいまいち抜けているところの多いタイプ。魔族たちも、基本のほほ…続きを読む

食レポや飯テロはよく目にするけれど、本作が貴方を襲うのは日本酒による酒テロ！ 日本酒が何より好きという人も、ポンシュはあまりという方も、酒全然飲めませんという方にも！ 全力でお薦…続きを読む

主人公と、彼が慕っていた親戚のお爺さんとの、温かい交流から生まれる物語。 その、世を捨て、ひとり変人として生きていたお爺さんは、桜の下にある大きな秘密を抱えていて。 彼の想い、彼…続きを読む

主人公は脱サラしてコンビニオーナーに。 と思ったら、気がつくとコンビニごと異世界に吹っ飛ばされていた主人公。 「すまん、ここはどういう店だ？　あといきなり扉が開いたんだがどんな仕…続きを読む

二人の天才がいた。 一人は旧ソ連で、倫理を超えた人体実験を繰り返し、人間兵器をつくりだそうとしていた。 もう一人は日本で、心臓に疾患を抱えた妹を救うために、人生のすべてをかけよう…続きを読む

灰が常に降り注ぐ、ある未来の街。 その街で、「ヒミコ」というドラッグ使用者を取り締まるための特務捜査官・トシヤと、その相棒である見た目は少女の「ネコ」であるミィ。 二人の心温ま…続きを読む

母親を『魔女』とされて殺された少年は、それでも近隣の人たちに受け入れられながら普通の学生として暮らしていた。 しかし、ある日。 その平穏な暮らしは全て壊される。 それは軍部の中に…続きを読む

転生も転移もない、ライトな雰囲気を残しつつも重いテーマ、重厚な世界感をもつ異世界ファンタジー。 他人と違った事情をもつ少女は、旅の途中に出会った仲間たちとともにある商人親子と同伴…続きを読む

日本共和国は、すばらしい国だ。 長く患う病人もいない。老人もいない。ニートもいない。 それらに使われる税金もない。 だから、国は豊かで、人々は安寧を約束されている。 しかし。 そ…続きを読む

気がつくと、あらゆるものが通販『天蔵』（Amazou）から届くユートピアにいた主人公の律歌。 彼女は、気の良い友人の北寺と一緒に甘く幸せな日常を送っていた。 何の不自由もない、何…続きを読む

いままで小説はカクヨムで直書き、プロットはメモ帳に書いていましたが……ここに紹介されているアプリを使いこなせると、執筆がもっとやりやすくなりそう！ 特に、複数のファイルを一度に検…続きを読む

新人賞を取ったものの、とある事情によりデビューが危ぶまれていた主人公。 その主人公にデビューの交換条件として提示されたのは、ある書籍化web小説のゴーストライターになることだった。…続きを読む

全力で手抜き！ といいつつ、これどれも、生活の知恵ともいえます。 日々の生活を、ちょっとの工夫でもっと楽しく暮らせる、そんなアイデア満載！ 私がいま、一番やってみたいのは、チーズ…続きを読む

兄を探すために江戸までやってきた、結衣。 危ない目にあう彼女を助けてくれたのは、南千住界隈で慕われ、怖れられる一癖も二癖もある男、相模。 果たして兄は見つかるのか？　兄が失踪した目…続きを読む

これは、ある国の戦いの記録。しかしそれはまた、一人の青年と一人の少女を軸に描かれた理想の国を、社会を作るための戦いの記憶でもある。 孤児として生まれ、何か大きな自分以外の意思に従…続きを読む

アラフォーのおじさんたちの、恋人同士のような、家族のような、甘いけどどこか煙草の苦さや、珈琲の香ばしさが漂うような。 同じ屋根の下に住む、そんな二人の間にハーフで超絶美人な愛娘を…続きを読む

第二次世界対戦中に開発されていた、零戦の後継機『烈風』 実際には戦いに出ることはなく廃棄された新型後継機。 そこには沢山の人たちの希望と想いがあった。 これは、それがもし本当に…続きを読む

パーティに最後に入ってきた冒険者の職業は、哲学者だった。 哲学で、いったいどうやってモンスターと戦うの？ 疑問に思いますよね。 私も、はじめは思いました。 気になる方は、ぜひ本…続きを読む

ゲームショップでバイトするのが夢だったもうすぐ高校生の司。 彼が働きはじめたのは、廃業寸前のゲームショップ「ぱらいそ」だった。 やる気のない店員に、時々原因不明でなくなる在庫。 …続きを読む

齢８０歳を超えた歴史小説家だった僕は、ちょっとした事故で死んでしまい、次に目が覚めた時にはホムンクルスになっていたのでした。 瓶の中でしか生きられないホムンクルス。 彼を作ったの…続きを読む

父の事故死によって、多額の借金を背負うことになった主人公。 そんな彼の前に現れた債務者は、一つ年上のお嬢様だった！ 彼女が債務をチャラにする条件として提示したのは、20年自分の…続きを読む

まだ最新更新分（二話目）までですが、もうすでに彼の強さと、空手馬鹿っぷりにやられました。 トラックをどうやったら倒せるかとか真剣に考えちゃうあたり、空手馬鹿以外の何者でもありませ…続きを読む

この度は、受賞のご連絡ありがとうございます。 私は、猶（ゆう）の身内のものでございます。 猶（ゆう）は先日の抗争で背後から銃弾を受け、発見されたときには既に血溜まりの中で事切れて…続きを読む

読んでみるや、意外に意外。 しっかりとしたディストピアであり、ＳＦでした。 効いた皮肉と、本当にこれは皮肉なんだろうか、いや予測なのではと不安になる気持ち。 まさかこんな世界は来な…続きを読む

美しい文体で語られる、とても哀しい物語。 「声」は、いったい誰のものなのか。 本人が亡くなった後も、その使用権は本人に帰属するのか。 遺族に、その「声」を取り戻す「権利」はないのか…続きを読む

小説の中で頭のいいキャラや官僚キャラを出すときに、肩書を東大卒にしたくなることってありますよね。 そういうとき、よりリアルにそのキャラの背景を考えるのに役立つエッセイです。 職場…続きを読む

中国やアメリカと激しい戦争が行われ、国土が焦土と化した日本。 第二次世界大戦後と同様に無事に復興し再び平和を謳歌していた時代に、戦いを経験したことない軍人として生きていた主人公の女…続きを読む

日本と異世界がつながり、旅行気分で行き来ができる時代。 主人公の女性は、異世界人のツアーコンダクターがガイドをする高額なツアーに申し込んだ。 それは、異世界で美味しいものを堪能す…続きを読む

格言はどれも、小説書きとして心に響くものばかり。 なのに、あれ？最後の落ちを読むとそれに心を奪われ思考も奪われ、せっかく感銘した格言が吹き飛んでしまう。 でも、それがいい！癖にな…続きを読む

こう来たかと意表をつくストーリー。
小気味よくテンポよく笑わせてくれる会話の応酬。

面白くて、ついついいっきに読んでしまいました。

Mi rifle fqa kaxtlurk. Cun cene edioll liaxa mi lenivifarlo akranti fqa neslanas`c larfa…続きを読む

やられたー！
なんだこの、敗北感とノスタルジー！

恐ろしいのは死んだ人の霊ばかりではない。

むしろ、もっと、厄介なのは…。

それは、弟のちょっとした思いつきから始まったことだった。 家の近所にある何の変哲も無い竹やぶ。 そこで心霊写真が撮れた、不可解な写真が撮れた。 そんな呟きを毎日続けた結果……辿り…続きを読む

帰省中の田舎で出会った、知らない女の子。
その子は、地面に丸を描いていた。

その意味を知る時……貴方ももう二度と丸を描けなくなるかもしれない。

ファンタジーでも、SFでも、現代ドラマでも。 主人公が悪役と対峙して成長し乗り越えることで読者はカタルシスを得る…というのが小説の形として一般的である以上、魅力ある物語には魅力あ…続きを読む

親類のお葬式で出会った、不可解なものたち。 あれらは何なのか、彼女はあの子は何者なのか。 引きずりこまれたら、どうなってしまうのだろう。 そんなことを考えていると、怖くて一人…続きを読む