概要
荒廃した日本。歪んだ現実に隠された真実を解き明かす、ミリタリーSF
30手前の女性パイロット、峰崎雨儀が目覚めた場所、
それは、19年前。戦後一年の2063年だった。
雨儀の目の前には左薬指に指輪を2つ付けた男、トーギ。
日本政府が機能していないなか構成された"解放軍"の司令官である彼の下、雨儀は"未来"の知識を使い、ある人型戦術機の鹵獲に成功する。
しかし、その戦術機は2075年に完成したはずの機体、BR-101。
雨儀はその機体にあるべき操縦席がないことに更に動揺する。
雨儀が過ごした歴史と似ても似つかない現実。
"過去"と"未来"に混乱する東京で、2人が下した決断とは――?
それは、19年前。戦後一年の2063年だった。
雨儀の目の前には左薬指に指輪を2つ付けた男、トーギ。
日本政府が機能していないなか構成された"解放軍"の司令官である彼の下、雨儀は"未来"の知識を使い、ある人型戦術機の鹵獲に成功する。
しかし、その戦術機は2075年に完成したはずの機体、BR-101。
雨儀はその機体にあるべき操縦席がないことに更に動揺する。
雨儀が過ごした歴史と似ても似つかない現実。
"過去"と"未来"に混乱する東京で、2人が下した決断とは――?
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!世界を取り戻そうと奮闘する男の指には二つの指輪があった
中国やアメリカと激しい戦争が行われ、国土が焦土と化した日本。
第二次世界大戦後と同様に無事に復興し再び平和を謳歌していた時代に、戦いを経験したことない軍人として生きていた主人公の女性。
しかし、ある日彼女は訳も分からないまま焦土と化したままの荒廃した日本に放り込まれる。
過去にタイムスリップした? 訳が分からず混乱するものの、解放軍のトップを名乗るトーギという男と行動を共にし、人々を取り戻す戦いに身を投じる主人公。
時間がさかのぼった理由、解放軍の意味、そしてトーギという男と主人公との関係、世界の真実。謎がどんどんと明かされていくなかで、主人公とトーギはどう行動するのか。そのとき彼らは…続きを読む