魅力的な「悪役」について

作者 ベネ・水代

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★★★ Excellent!!!

悪役を色々なパターンに分けて紹介し、悪役とはなにかということを書いているエッセイです。

様々な事例を用いて分かりやすく説明してくれています。

というかそんなに例があるのかと言うぐらいに豊富です。

そして、悪役とは「役」であって「悪」とは限らない例も書いてあります。しかし、「役」である以上様式美というものがあるのではないかとこのエッセイを読んで感じました。

みなさんにも一読いただきたいと思います。

★★★ Excellent!!!

「ジョジョの奇妙な冒険」のDIOや吉良吉影、「ポケットモンスター」のロケット団、「仮面ライダーBLACKRX」のクライシス帝国、
「遊戯王」のペガサスやマリク……、「ロマンシングサガ2」の七英雄。
私が特に好きな作品はいくつかあるが、それらの多くには、魅力的な「悪役」が登場している。

それでは、魅力的な「悪役」とはなんなのか、そもそも「悪役」はなぜ必要なのか。

本作は、「悪役」を通して、ストーリー作りの本質に迫る創作論だ。

長い物語を書く上では、なんらかの明確なゴールが存在することが重要。
キャラクターであると同時に、主人公の倒すべきゴールとしての役割も担う。それが、物語に欠かせない「悪役」という存在なのだ。

ストーリーにおける「悪役」の描き方に限らず、キャラクターの作り方や物語とは何かについて考えさせられる、珠玉のエッセイであった。

★★★ Excellent!!!

ファンタジーでも、SFでも、現代ドラマでも。

主人公が悪役と対峙して成長し乗り越えることで読者はカタルシスを得る…というのが小説の形として一般的である以上、魅力ある物語には魅力ある悪役が不可欠です。

ただ、悪役と一言で言ってもどういうキャラを悪役に据えれば物語はより良くなるのか、またはこんなタイプの悪役を置きたいんだけど、そうなると物語はどう展開するのが自然なのか…などなど小説を書くにあたって悪役についての悩みは尽きないもの。

そんなとき、この創作論は必ずや一助になってくれるはず。

自身が今まで作り上げた悪役を客観的に見直すうえでもとても参考になりますよ。

★★★ Excellent!!!

悪役、ひいては敵役の作り方の迷子になっていたところ、本作品にたどり着きました。
非常にわかりやすく、すっきりとまとめられているので、頭の中でもやもやしていたものが、なんとなく形になりました。

自分がどんな悪役・敵役を作りたいか迷ったときには、作者様の分類方法を参考にさせて頂くと、道が開けてくると思います。

★★★ Excellent!!!

作品のジャンルによっては、悪役のいない作品もありますが、悪役は無くてはならない存在だと思います。

だって、その悪役がいないと主人公が引き立ちませんし、悪役だってれっきとしたキャラクターです。主人公が読者に好かれる事はもちろんですが、悪役が好かれるのは、具体例こそありますがあまり聞きません。

主人公を筆頭とするメインキャラクターはもちろんですが、悪役(またはラスボス)が読者に好かれるようなキャラにするのも、また大切な要素です。

ここには『全ての悪』について記されている……と言っても、私は過言ではないと思います。

私もこの作品にならって、悪役キャラの作り方を見直さなくては……