青空に突き抜けるような正論の連打。
カク・ヨム双方ともにみなこれほど強靭な精神を持っているわけでもなく、そこが創作者・読者間の微妙なところ。
ただ、個人的には深く刺さる文が多々あり、創作の節目ごとに自戒の書として読み返すことになるでしょう。
作者様は出版事情にもお詳しい様子で、読み返してみるとかなり辛辣な答えもあるのだけれど、不思議に受け入れてしまうのは想定質問者(すなわち読者)の人格を否定するような箇所がまったくないからでしょう。カクヨムの他の類似エッセイの中には特定分野への悪口雑言が抑えきれないものもある中、これは稀有なことです。
中立を保ちつつ、乾いた筆致で見過ごされがちな創作に付随する事実を簡潔に提示してくれるのはありがたい。
その他4、の ”PV増えた!!” には思わず笑ってしまう。
酷評に対してこの切り返し。これぐらいの強さがなければ、創作は続けられないと、励まされた思いです。
これからも連載が続くことを願っています。