ヘツポツ斎

クソ（が光る）小説です。
とってもクソ（が光ります）。

うんち。

この小説を読んでぼくのちんちんが七色に光り始めました。
訴訟。

「アマチュアは好きに書けばいい」。それなんて俺のこと？　と言う感じで、とても嫌でした。批判は自己紹介と言いますが、この作品の主人公？　観察対象？　のような自意識が自分の中にも確実に…続きを読む

詳細は省きますが、…省きますが！
地獄でした。泥沼でした。

とても爽やかな読後感でした。
愛っていいですね。

自分としてはここ、 すごくシンプルに考えている。 「期待の裏切り方がすごい」からだ。 ちょっと先の時代に、 同じレベルで叩かれる存在がいる。 晋の恵帝、司馬衷。 「米がなければ肉…続きを読む

「臆病な自尊心と、尊大な羞恥心」。

のたうちましょう。
今日もこれにのたうち、
夜の山に向け悲しく吠えるのです。

いや、史書ひっくり返すと
もっとひどいんですが。

朱全忠と、李克用。
つくづく同じ時代に
生まれ落ちてはいけない二人だった、
と感じます。

アカン。
アカン……。

本作に用いられた言葉を歪めて用いる悪逆を、ご苦笑願わねばなるまい。 この陰惨絢爛なる政治劇では、為政者たちの才能を「情」「理」に区分けする。それらがつかず離れず、ときに「理」が「…続きを読む

物語に必要なのは性癖である。
が、よくわかるおはなしです。

しっとり、じんわりと、しみ込むように。
茂樹の脳内が一切描かれないのがよい。
がんばれ茂樹。負けるな茂樹。

ＢＬとは魂の結合なんですよ、いいですか。 つまりこれはＢＬです。極上の。 ブロマンスという言葉は、レナートには合わない。 いや何と言うか、全てが無駄なく絡み合って交わっていくとい…続きを読む

戦乱が仏徒の悲しみを呼ぶのか、 仏徒が戦乱の世に巻き込まれたのか。 この作品に対して言えるのは、やるせなさです。誰が悪いのか。いや、「悪いこと」はしている。では、どうすれば避けら…続きを読む

好敵手（とも）と殴り合え、ですね。
と、最近とみに思うようになりました。

喜びがない。 幸福がない。 無惨がある。 諦観がある。 その中に呈じられた、ごくごく近距離の感覚において示された、「救い」。ただ、読み手にはそれが救いには思えなかった。無限遠の地…続きを読む

作中に登場する主人公、鷲巣公は神様です。ひとであった頃はバリバリの武断派です。強く、厳しく、気高い神様です。 でも焼き鳥の匂いに負けかけるの。猫に乗り移っちゃったから。神様なのに…続きを読む

この言葉を誰に用いたいかと言えば、「僕」に対してです。 子供ゆえの無知、 子供ゆえの無力。 そして、 子供ゆえの無警戒。 鮮やかな朝顔の色をした顔料が、べたりと僕の心に塗りたく…続きを読む

十八史略を読んでいたとき、突然出てくるんですよ、この人。 小役人なのにやけに肝っ玉太い感じで。 そこから、あれよあれよ。 すべて本編のネタバレになるので差し控えます。 濁流の中…続きを読む

いや言っとくけど俺の方が先にカクヨムで北宮純扱ってるからね！？ 日本人じゃねえか！　と初めてその人物の名前を教わったときにはつい言ってしまったものですが、その生涯を眺めれば、まあ…続きを読む

そんなことを思わされる一品でした。というか作者様のタグwww まーしかし、あえて申し上げれば、主人公にある程度は共感します。自分以外見てほしくない、その行動や考え、すべてを自分に…続きを読む

いわゆる「完璧」の語源となった話ではありますが、このお話を読むにあたっては、当時の中国における秦の扱いが「問答無用のクソ無体を働くクソ野郎」扱いであった、と言うところを強調せねばな…続きを読む

どん！　とデブゴンがいる！ つええ！ 振り回される宰相！ 敬愛する小君子！ しかし小君子の周りには、 そこはかとなく陰謀の気配が漂う！ うなれ、怒りの太祖拳！ 小君子をめぐる…続きを読む

「インターネット文学」だ！
こういう着想に触れてしまうとドキドキしますね。
内容に触れると即ネタバレになるこの感じも素敵。

素晴らしかったです！

三国志演義の董卓と言えばはじめのラスボスといった感じで凄まじい存在感を示しています。また演義でなくとも、たとえば約二百年後の中国ではすでに悪逆非道なやつとして槍玉に上がっています。…続きを読む

あの漢帝国が滅び、三国志の時代を迎え、人々は争いあった。しかも中華はその後外部より胡族の侵入を招き、さらなる戦火に巻き込まれる。 冉閔。 彼はそんな胡族たちが争う中に立ち上がった…続きを読む

何って、主人公の考え方が。こんなに迷わず「やったれ蛇！」と内心で叫べたことがあっただろうか（反語）。 そしてまぁ、なんと申しますか、……くっっっそエッロいなこのおっさん！！！　わ…続きを読む

まっかな　おはなが　さきました
とても　きれい　でした

こわれた　すず　の　ような　おとが
きこえて　きました

きっと　たのしかった　んだ　ろうなあ
と　おもいまし　た

読ませて頂いてる時、ずっとこの言葉が脳裏をぐるぐるしてました。いやなんなんだよこれ！　なんでこんな緻密で丹念にこしらえられた設定の上で、こんな笑えて楽しめる物語が展開するんだよ！ …続きを読む

いや、ごめんなさい。語れません。語るといろいろ台無しになってしまうというか。

ひどい
ですね（クッソ笑顔）

メタにメタで返すのやめてくれませんかねwwwwwww好みですけどwwwwww 素晴らしいです。こちらがツッコミ入れようと思ったことが、次の瞬間に言語化されている。あっという間に駆…続きを読む

冒頭に来る 「道」を神秘主義的に受け止めてしまうと、途端に『老子』は怪しげな書物に様変わりしていきますし、実際、怪しげなことを言ってる人もわりと多い に、大いに頷きました。そう…続きを読む

詳細は本編に譲りますが。 譲りますが！！！！ いやあ、タマヒュンと言うよりは、サオ真っ青（一同爆笑）といった感じです。と言うかていおry 実際、そういうクラスのアレが襲いかかっ…続きを読む

文章のきめ細やかさはそのままで、それが強烈な手へのフェティシズムとともに不気味さを醸し出す。 それにしても、近三作のこの淡さ→彩度高めの視野→黒とも呼ぶべき朱、の流れを見ていると…続きを読む

音楽が心を満たしていくのがよく伝わってきます。つらいなぁ……かなしいなぁ……けど鮮やかだ！

彼らの次のアルバムジャケットが楽しみです！

そういうお話でした。（どんなだ） 常々デジタルデータになんねーかな俺、みたいなことを考える身ではありますが、そんなこと言ってもフィジカルメディア、そしてフィジカルを確保している「…続きを読む

断言しよう。 読者の心を映す鏡となる物語である、と。 主人公の束田は、 愛し、尊敬する先輩、坂島を喪う。 「それだけの物語である」。 敢えて、そう申し上げたい。 ただ、それだけ…続きを読む

誰もが一筋縄でいかない主君への思いを抱えていて、それがただ捻じくれたまま、刑場の露となる。何が起こっていたのかわからない、言い換えれば、呂布という存在による呪縛から自由であった張遼…続きを読む

俺はもうぶん殴られたから。 いいか、最悪のネタバレをしてやろう。この物語はハッピーエンドだ。それも極上の。知ってしまったよな？　ならもう、読むしかない。 ゲスい鳥瞰視点決め…続きを読む

ＪＡＲＯの電話番号って何番でしたっけ？ ナチュラルに史料批判、ナチュラルに地勢分析。 分かっちゃいたけど軽いのは口調だけ。内容は、 ……たーのしー！ 北魏末〜隋の流れ、全然把…続きを読む

……という言葉が褒め言葉になる、この感じ。いやね、まさにこの作品で書かれてる世界で遊んでる身としては、更に今回のKACイベントでいろんな手口を試みてる身としては、「あるあるすぎてい…続きを読む

改めて、カクヨムの進化についてほへーとなりました。ほんにいろいろ実装されたよなぁ……他サイトとの並行利用を始めて、ようやく知った足りないところ（バックアップ）とかもフォローされまし…続きを読む

今朝、中島敦の山月記を読んでいました。
そしたら、この作品に殺されました。

ひどい。

虎だ。虎になるんだ。
いやなりたくないですが。

このとき、そのルールは厳正さをいや増す。 自分にも、他人にも厳正であること。非常に過酷な生き方ではありますが、物語として読ませていただくのであればスカッとします。ええ、物語として…続きを読む

わかる。わかるよ。永遠に届かないアニキなんか永遠にしちゃいたいよね。きっとジョンレノンを殺したマークチャップマンもそんな気持ちだったんじゃないかな、と読んでいて思いました。 戦国…続きを読む

いきなりの自分語りで恐縮ですが、 メンタリズム的振る舞い、 自分の仕事に活かせるよなぁ、 そう常々感じています。 要は接客業ってことなんですけどね。 そんな自分が冒頭でいきなり…続きを読む

ウホウホ、ウホホ、ホッホ、ウホ、 ウホホ、ウ、ホホッホ、ホ！ （ウホウホ、ウホホ、ホッホ、ウホ、 　ウホホ、ウ、ホホッホ、ホ！） ウホウホホ、ウホ、ホホホ、ホーホ！ ホウホウホホ…続きを読む

ウケなくてもいい、というのは、ちょっと語弊があるか。「自分の性癖が刺さってくれる人」を求めている感じである。 ただ、結局のところその人も他人なのだ。他人である以上、作者と同じ視点…続きを読む

大いなる物語のプロローグは、概して穏やかなものである。約束されたエピローグに向けて、イブラヒム・パシャの「ひとカラ」はクライマックスを迎える。 フランソワ一世。イブラヒムをしてス…続きを読む

徹頭徹尾、後の「大宰相」イブラヒム・パシャのモノローグである。この点のみを念頭に置いて読むだけで、冒頭が「殺された大宰相とのやり取り」である事に大いなる含みをもたらすことだろう。 …続きを読む

後に「大帝」と呼ばれることになるスレイマンと、「大宰相」と呼ばれることになるイブラヒム。両名の想いは、向かい合っているには向かい合っている……のだが、まー、何と言うか。 なにせ猫…続きを読む