「臆病な自尊心と、尊大な羞恥心」。のたうちましょう。今日もこれにのたうち、夜の山に向け悲しく吠えるのです。
「劉裕」と言う、 中国は五胡十六国時代末期の人の小説を書いてます。 その余禄で、 魏晋南北朝期に猛烈に関心を寄せてます。 解説書くのは、割とその勉強のためで…
あなた自身は文学史に名を残してるじゃん?」とまぁ、不遜に思ってしまったりもします。そしてこれを読むと、ヘナチョコ創作者の自分が必ず思うもう一つのこと。「せめて、自分も虎になりたい。」ああ…続きを読む
「この尊大な羞恥心が猛獣だった。虎だったのだ。」テーマ(核)はその一文につきます。この尊大な羞恥心は、虎のアイデンティティでもあります。皮肉な言い方になりますが。この作品は、李景亮の伝奇『人虎…続きを読む
『隴西(ろうせい)の李徴(りちょう)は博学才頴(はくがくさいえい)……』声に出して読んでみてください。冒頭から名文です。中国が舞台なので、地名も人名も見馴れない漢字尽くしで、読み馴れないと戸惑いも…続きを読む
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