物語に必要なのは性癖である。が、よくわかるおはなしです。しっとり、じんわりと、しみ込むように。茂樹の脳内が一切描かれないのがよい。がんばれ茂樹。負けるな茂樹。
「劉裕」と言う、 中国は五胡十六国時代末期の人の小説を書いてます。 その余禄で、 魏晋南北朝期に猛烈に関心を寄せてます。 解説書くのは、割とその勉強のためで…
別作品で企画に参加いただきまして、その作品の確認に参りまして、この短編に惹かれました。平凡で、ありふれた昔の人たちの描写がつづきます。京都という土地柄、どこかスノッブ(きどったおかねもち、氷はた…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(123文字)
この小説は戦前の京大生と女性の切ない恋と思いきやまさかのオチが待っております。しかしあの女性は一体何者だったのかは謎のままです。
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