夏に読んでよかったと思える作品

うだるような真夏のなか、たった一滴の涼しさ。

そんな物語でした。

砂漠の一滴を、なかったことにしてしまうのが、これ以上思い煩うことなく、生きていける。そんな、人間のさがというか。うまく言えませんが。

方言の語りも、まろやかで素敵でした。

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