この小説は戦前の京大生と女性の切ない恋と思いきやまさかのオチが待っております。しかしあの女性は一体何者だったのかは謎のままです。
ペンネームの「浮島龍美」は那覇がかつて「浮島」と呼ばれていた事と私が辰年である事が由来となっています。 元々、琉球史が好きで小学校時代は新里堅進原作の漫画…
別作品で企画に参加いただきまして、その作品の確認に参りまして、この短編に惹かれました。平凡で、ありふれた昔の人たちの描写がつづきます。京都という土地柄、どこかスノッブ(きどったおかねもち、氷はた…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(123文字)
物語に必要なのは性癖である。が、よくわかるおはなしです。しっとり、じんわりと、しみ込むように。茂樹の脳内が一切描かれないのがよい。がんばれ茂樹。負けるな茂樹。
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