子作りも職務に含まれますかっ!? ~男装の騎士と訳アリ王子のハッピーな結婚~

作者 丹羽夏子

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★★★ Excellent!!!

女で生まれた貴方に社会から言葉にあらずでも、色々の要望が強制されてると感じることが有りませんか?。
女性であるせいで努力を否定されて差別を感じる、何をやっても認めてくれる存在が何処にも無い、そして女だからこそ結婚して、家に籠もって家事をしながら子を生めと社会と名乗っての束縛。
この話はある女王が、娘王女の女騎士に自分の甥と継の王を産むように命令を下し、それに必死に従おうとする主人公…
甥は彼成にこの話を無かった事にしたいと申し出ては、自分の様に親無しの子を欲しく無い小さな願望で…
女王も母としては残念、全ては国の繁栄、子供達は国へ捧げる駒、一番と民想い自由に子を愛せない…王族で生まれた者にはその覚悟が無ければ無い…
主人公は女を捨てた覚悟で騎士入団、女で有るから平等に扱われない事に悔しさをだいてプライドにコンプレックス…母になる為に全てを捨てなければいけないのあれば今までの自分は何のため?
激しいバトルと政治の争いの中で、各キャラクターのコンプレックス、悩みそしてそれを飛び越える強さ、自分に自信を持って真っすぐで正直な一番素敵な貴方を認めてくれる人と結ばれるタイプのハッピストリー。

★★★ Excellent!!!

まずはタイトルの持つ破壊力にやられました。
「王家のために。子を産みなさい」それが、女騎士ユディトが、女王陛下から下された命令でした。陛下の甥であるアルヴィンとの間に子を作り、その子に王位を継承させる。これが女王陛下の考えです。

いえいえ、どう考えてもおかしいでしょ。陛下に忠誠を誓ったユディトも、さすがにこれには困ります。それはもちろん、子作りの片割れであるアルヴィンも同じです。
しかし、あれよこれよと外堀が急速に埋められていき……

と、これだけ書くとラブコメの皮をかぶったコメディのようにも聞こえるかもしれませんが、恋愛もしっかりやっています。成り行きで結婚させられそうになった二人ですが、近くにいるうちにだんだんと相手の良い所に気づいていき、惹かれ合う様子がとても丁重に描かれているのです。気が付けば、早くくっつけと応援している自分がいました。
しかし後半、物語は更なる波乱が待っていました。

笑えるワードと、ドキドキする胸キュン、その両方が詰まったお話です。

★★★ Excellent!!!

いやぁ、なんじゃこのラブコメ。

まずタイトル、タイトル。見た時点で、「含まれてたまるかっ!」とツッコんでいた。

そして、物語を読み始めて数話。ヒロインが、「子種を捧げろ!」と叫び始めた。
「頭大丈夫か!?」と、アルヴィンのごとくツッコんでいた。

この作品の素晴らしい所は、随所にとんでもないパワーワードをどんどこどんとぶち込んでくるところですね。油断していると、謎の名言が次々と誕生していきます。
「心が童貞なんです」は、個人的流行語大賞です。辞世の句にしたいくらい。「自分……心が童貞ですから」なんて言って死ねたら、ある意味本望でしょうよ(?)。死後、すさまじい霊力を持った童貞怨霊として化けて出てきそう。

物語序盤は不意打ちのパワーワードと登場人物たちのコミカルなやり取りが面白く、吹き出し放題。

しかし、結婚を命じられたユディトとアルヴィンの二人が徐々に距離を詰めていく様子を見ているうちに、「およよ、トキめきパワーが湧いて来たぜよ!」と、まるで親戚のおばちゃんになったようにニヤニヤしてしまう。

と思ったら物語が急転し、ドキドキハラハラな展開もあったりして、「マイエンジェルヒルダちゃんがああ!」と、やきもきさせられる始末。

そんな中で、段々アルヴィンも恋に盲目になっていき、とんでもないパワーワードを生産し続ける。「あんたかっこいいから許されるけど、普通の男がそれ言ったら、確実にセクハラっつーか、性犯罪やで!」ってレベルの発言を繰り出してくる。いかん、アルヴィンが壊れた。

でも、なんだかんだちゃんと、ストーリーは綺麗にまとめられているんですもの。最後のほうの女王様とヒルダちゃんのやり取りには、思わず目頭が熱くなっちゃった。おばちゃん、人情に弱いんよ……(´;ω;`)

タイトルやサブタイトルでイロモノ作品と決めつけて、すみませんでした‼
登場人物たちの発言は所々ぶ… 続きを読む

★★★ Excellent!!!

タイトルに全てが集約された、非常にハッピーな話です!
ですが、二人がハッピーになるためには色々と困難な道のりがあり、二人の様子もどこかいつもナナメ上でヤキモキすること山の如し!!
タイトルを信じて読み進めていった結果、ラストはとってもハッピー!!!になりました。
困難を乗り越えるから、愛が育まれるんでしょうね……。
個人的には常に一本筋の通ったユディトも好きですが、訳アリなアルヴィンがあそこまでストレートにラヴを表現できるようになったことを祝福したいです。
よかったね……!!!!!

★★★ Excellent!!!

「将来の王をもうけなさい、あなたたちが」というある意味不真面目な女王からの依頼に、マジメに向き合うユディトとアルヴィン。
家族のあり方も語りながら、お互いゆっくりと向き合っていきます。

ヒルダ姫の婚姻もきっとおもしろいんだろうな~と今後も期待させてくれるお話でした。

★★★ Excellent!!!

王女を守る男装の女騎士ユディトは、女王の養子(甥)であるアルヴィン王子と結婚し、子作りをすることを命じられる。
でも、鉄壁の乙女と「精神が童貞」の二人の間はギクシャクしっぱなしで——。
徹頭徹尾爆笑できるラブコメです。

特に、アルヴィンの、ユディトが好きになってからのパワーワード量産っぷりがすごい! アルヴィンの言葉を読んでいただければ朝から元気になること間違いなし!!
もう何度現実生活の辛さをアルヴィン先輩(先輩とお呼びしたい)の言葉で吹き飛ばされたか!!

ですが、単にラブコメなだけではなく、少数民族の扱い、少数民族のありようについて考えさせられたり、偉大な母を持ってしまった子の苦しみをひしひしと感じてしまったり、親子関係について考えさせられたり。
子作りというからには、将来築いていくであろう「親子関係」を考えなければならず、それについてきちんと筆が割かれているのは非常に深いものを感じさせます。

とはいえ、ユディトとアルヴィンの間には将来一ダースぐらいの子供が生まれて雑然とした大騒ぎの家庭で楽しく暮らしていそうです。二人の将来の幸せを祈念しています。

★★★ Excellent!!!

ある日突然、男装の騎士のユディトにふりかかったのは、忠誠を誓う女王陛下からの頼み。
「子供を産んでくれ」
思わず「は?」と言ってしまっても、拒否権はなし! 
内堀も外堀も、手際よく見事に埋められていきます。

そして、お相手のアルヴィンは「子作りしない」と言い切ったのに、ユディトは「私と子をお作りになれ」
子供の作り方も知らないのに、そんなことを言い出すユディトは、思考回路も斜め上をいって、本当に面白い!

不器用すぎるユディトと、「子作りしない」と言い切ったのに途中でリミッターが外れたアルヴィン。
このふたりが無事に結婚、子作りかできるのか。

ぜひ、最後まで楽しめるこの物語を読んでみてください。
おすすめです!

★★★ Excellent!!!

みなさんは親から「結婚はしなくていいけど子ども作れば?」と言われたことはありますか?
私は、あります。
私はどこにでもいる善良な市民なので、私の身に起きたことを経験したことがあるひとは多いはずです。なので、これはきっと「現代社会あるある」なのでしょう。

「ひとりだけなら平気だよ。ぜったいおもしろいし、みんなやってるからちょっとだけ試してみたら?」と勧誘を受けまくっている私たちにぴったりな作品――それが本作『子作りも職務に含まれますかっ!? ~男装の騎士と訳アリ王子のハッピーな結婚~』です。
どのへんがぴったりかというと、結婚よりも前に子作りの話をされるあたりです。

それはさておき、とにかくタイトルが強くありませんか? 強すぎます。
くどくどと前置きをしましたが、実際のところ、タイトルの強さに脳をやられて本作を読みはじめました。そして、タイトルに負けないくらい強い内容に圧倒され――気づいたときには続きを渇望するようになっていました。

タイトルが強すぎるので、あらすじは不要です。
どんなに創意をこらした内容紹介をしたところで、タイトルに勝てる気がしません。
タイトルに頭を殴られたらとりあえず読みましょう。
しばらくは子作りのことしか考えられなくなり、つまり悩みが吹き飛ぶので、ハッピーになります。

これだけだとただの危険ドラッグの勧誘になってしまうので、個人的にスピリチュアルだと感じた要素を挙げていこうと思います。

・強くて有能な女
・女性が男性に子作りを迫る
・強くて美しい女
・突然はじまる決闘、そしてガチな戦闘シーン
・ヒーローとヒロインの身長差が10センチくらい(身長差が小さいほうが好みです)
・強くて可憐な王女
・ぜんぜんえっちじゃない雰囲気
・健康的すぎる

第六話の時点で、すでにこんなにも美しいものを観測できることにびっくりです。
少女小説の文脈に少年漫画… 続きを読む