概要
恋愛要素あり、ミステリー要素あり、心理テストありの変わった物語です。
世の中には人の気持ちや行動までも意のままに操る事が出来るメンタリストと言われる人がいる。
メンタリストは心理学をベースに色々な知識や経験を織り交ぜながら応用する事で人を誘導する。
主人公の松岡拓海もメンタリストである。彼は行きつけのバーで3人の女性と出会い、心理学で誘導しようとするのだが……。
小説の冒頭には簡単な心理テストを用意してあります。そこだけでも気軽に覗いてみてください。
興味が沸きましたらご愛読宜しくお願い致します。
メンタリストは心理学をベースに色々な知識や経験を織り交ぜながら応用する事で人を誘導する。
主人公の松岡拓海もメンタリストである。彼は行きつけのバーで3人の女性と出会い、心理学で誘導しようとするのだが……。
小説の冒頭には簡単な心理テストを用意してあります。そこだけでも気軽に覗いてみてください。
興味が沸きましたらご愛読宜しくお願い致します。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!他人、その中にいる、自分。
いきなりの自分語りで恐縮ですが、
メンタリズム的振る舞い、
自分の仕事に活かせるよなぁ、
そう常々感じています。
要は接客業ってことなんですけどね。
そんな自分が冒頭でいきなり、
見事に操作されました。
「八割の人間が操作される」
問である、との事ですが、
ここで「残り二割であること」
に喜ぶのも、
またメンタリストの掌中である、
そう物語は語ります。
自分でない他人を操る。
思ったように動かないあの人を
思ったように動かす。
多分、人と関わる人なら、
永遠の願望でしょう。
この作品は、物語ですから、
どうしても因果応報的に
展開を寄せざるを得ません。
それはそれで事実だと思いま…続きを読む - ★★★ Excellent!!!メンタリスト松岡拓海に口説かれてみませんか?
心理学をテーマにしたヒューマンミステリー。
〇〇学、などと聞くと「堅苦しい」「小難しい」と言うようなイメージを持つ方も多いのではないだろうか?
しかし、メンタリスト松岡拓海の一人称視点で語られるこの作品、全くそんなことはない。
拓海の目的は「女性を口説いて相手から告白させる事」。
その目的の為に、心理学を用いた巧みな話術で女性の警戒心を解き、心を開かせ、自分へ好意を持つように誘導していく。
女性を口説くのに小難しい単語を並べるわけにはいかないだろう。作品も、誰にでも解りやすい、非常に平易でテンポの良い語り口で綴られて行く。
まるで読み手も、拓海の用意したボートに乗せられ、心理学の海にふん…続きを読む