100年を超えて使い続けられたモノには魂が宿り、付喪神となる。
日本ではそのように言い伝えられている。
それは「店」でも同じことが言えるのではないか、という斬新な視点から描かれたのが、本作である。100年を超えて人々に愛されてきた「商店街」と、創業100年を超えるジャスコ(何故イオンじゃないのかは、読んでみてのお楽しみ)。地方商店街にとって大型モールの出店は、脅威である。そこで始まったのが、「客」の誘致合戦。つまり、戦いだ。
そこに、謎の新たなる「店」がダークヒーローとして突如出現!
「ジャスコ対商店街」の戦いは、思わぬ方向に向かう。そして激戦の末、ダークヒーロは破れ、最後に「本当の敵」を教えられる。
まさに、「序・破・急」のお手本のような作品でした。
面白かったです。
是非、御一読ください。