突飛なタイトルで、自分の小説を読んでもらう。これもまた作家の活動だろう。AIが傑作を次々と送り出していく世界。面白い視点で考えられていえると思います。どうか、本文を読んでみてください。
なんだ、このタイトルは。と思いましたが、読了後に納得しました。そんな未来が、本当にありえそうです。「小説家」とは何なのか、心に残るものがありました。特に小説書きは「あ~~」と思うと思います。是非ご一読ください。
読んでみるや、意外に意外。しっかりとしたディストピアであり、SFでした。効いた皮肉と、本当にこれは皮肉なんだろうか、いや予測なのではと不安になる気持ち。まさかこんな世界は来ないだろうと思いつつも、いやいやそうとも限らないぞと心配にもなる物語です。
少しでも内容に踏み込んでしまえば完全にネタバレになってしまうのであまり深くは書けませんが、まさに「釣り」と言う言葉が似合う、いやその言葉がどうしても必要になってしまう作品です。あり得ないと思っていた事も、あり得てしまうこの世の中。本当に「世知辛い」ですよね……。
一目見て「!?」となるタイトルですが、そこで引かずにぜひ本文をお読みください。皮肉に満ちた、しかしとても面白い作品です。
タイトルからは想像できない世界が、広がっている。(ジャンルから、想像してから読んでみてほしい)本作と繋がる、今回の企画。『【緊急企画!】この小説をフォローした方から抽選で50人に、最新型iPhoneをプレゼントします!』どういう作品なのか、恐る恐るページを開き、本文を読み始める。なるほど。そういうことね。未来、起こりうる世界。作家志望の彼が何を思ったのか。ディストピア香る、企画の真相は何なのか。それでも彼は、小説家になりたい。面白い作品を、ありがとうございます。
ヒドいよ、釣るなんて!釣られて面白いなんて、ニコ動のヤクザドラマ以来だ!でも、釣りじゃないんだよね?Android派の僕にもiPhoneくれるよね?
と、思いました。しかしまぁ、これはほんと、短いので感想を言ってしまうとネタバレになってしまうのが惜しい所。文化的なディストピアに抵抗する話とでもいうのでしょうか。とてもおもしろい発想で、webならではだなぁ、と感心しました。