Justice Breaker

作者 狼狽 騒

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★★★ Excellent!!!

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ド迫力の長大作(あえてこう書く)となっている『Justice Breaker』。文字数五十万字超、話数はアラフォーハンドレッド(!)。ハイペースの連載頻度でここまで書き進められてきた本作は、もはや空想歴史大河ドラマと言って良い。作者は狼狽騒氏。煮えたぎるも燃え尽きることはない旺盛な執筆意欲で多くの読者を魅了する氏は、まさしくネット小説界の鉄人だ。“鬼畜デハナイデスヨ”が口癖である。ホントか?(笑)

“少年は【魔王】となり【正義】を破壊する”

狼狽氏が掲げたキャッチコピーだ。これだけ見ると痛快なアンチヒロイック的展開が予想されそうなものだが、本作に関しては敵方も結構な謀略家なので狡猾VS老獪といった印象構図でもある。主要な人物はしぼられているが、彼らひとりひとりに特性特徴特筆すべき点があり、作中における役割分担はわりと明確になっている。主人公サイドもそうだが、敵方をつとめるルード国の面々は大変にわかりやすい悪人ヅラ(老いてなお盛んな剣豪、マッドサイエンティスト、かませ犬)をしており、人生の先輩風をふかすこともしばしばだ(笑)。そして、お約束の“美形悪役”の存在もある。

若き美貌の陸軍元帥コンテニュー。兵たちから圧倒的な支持を受ける彼は軍におけるカリスマであり策士、復讐者であることから主人公クロードと同類かつ対になる立場として設定されていることは間違いない。本作はところどころに歴史モノやスペースオペラの影響が見られるが、印象深い美形悪役を輩出してきたロボットアニメのテンプレも踏襲している。その顕例として作中、彼の立ち位置はある。クロードと互角(以上)に戦うことができるという意味では“壁”の役割も果たす。

こういった美形悪役の存在は女性ファンの獲得にひと役買うのだと思う。金髪碧眼の青年元帥は冷酷非情な側面をもつ一方、人間らしさを残しているようで、ルード国キャラの中で…続きを読む

★★★ Excellent!!!

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敵の名称として登場するジャスティス。
最初読み始めた頃は中二病を患った少年の物語かなと
思いながら、軽い気持ちで読んでました。
後にこれが失敗だったと気付かされます。

ちょっと見たことのないスケールですね。

サクサク読める文章構成は元より、
登場人部の個性がはっきりしていて読みやすいです。
主人公なりの正義(ジャスティス)を貫き通して、
敵(ジャスティス)を砕いていきます。

そこまでやるのかと思うような場面もありますが、
それがまた物語の雰囲気に合っているんですよね。

あとはバトルシーンのバックボーン的な面白さがあります。
これはちょっと私では上手く伝えられないので
読んで下さいとしか言いいようがないのですが、
情報や異能(?)が上手く嵌って戦闘を盛り上げます。
多分、この物語でもっとも圧倒される箇所ではないでしょうか。

長々と書きましたが、要するに『面白いから読んで下さい』
と言いたいのです。オススメ!

★★★ Excellent!!!

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というタイトルですが、とにかく読みやすい!そして何より読ませます!
現在最新話の254話まで読んでのレビューになります。

ジャスティスという圧倒的な力を持つ人型兵器に母親を殺された「クロード」という少年の復讐の物語です。
このクロードが魔術的な力に覚醒し、規格外の力と知略で一国を相手に壮大な戦いをはじめます。
その戦いの中で、やはり規格外の力をもつ仲間が集まり、戦いは規模を増していきます。
戦場では肉弾戦、情報戦、交渉戦、異能戦など様々な戦いが展開し、戦局はさらに混乱していき……
と、本当はもっと華麗なストーリーなので、ぜひ読んでみてください。

とにかく驚くのは巧みな構成と、読ませる語り口、ボリュームをものともしない圧倒的な楽しさ。
そして出てくるキャラクターたちのなんとも味のあること。
そして謎が謎を呼ぶ、膨大な量の伏線が次々に刈り取られる爽快な読み心地。
こういったものが幾重にも重なって、実に魅力的な物語になっています。

なにはともあれ、ゆっくりと楽しみながら読んでほしい作品。
幸いなことに連載中ですので、ぜひぜひ今から追いかけてみてください!

★★★ Excellent!!!

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ああ、次はこういう風になるんだな。

物語を読んでいたら、誰しもがこんな風に
先を予測してみたりする事があると思います。
しかし、この作品はまるで読めません。
こいつはこれからずっと立ち塞がる敵になるんだな!と思えば
あっさりと退場してしまったり
主人公サイドも、なんやかんやで良い感じになってきた!
このままハッピーエンドまで突っ走ってくれ!と思えば
またしても読んでて心が苦しくなる状況になったり……。
主人公や敵達が迎える結末は一体どんな物なんだ!?
と、続きがとにかく気になる作品です。是非ご一読を!

★★★ Excellent!!!

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ここまで敵に対して、自分自身に対して、自身の周りに対して容赦のないダークヒーローはそうそういないと思います。妥協なき、容赦なき、徹底的なダークヒーローです。ストーリーの苛烈さに読んでて心が辛くなってきましたが、それでも主人公クロードの行動や言動、正義を破壊するための戦いからは目が離せません。すさまじい引力を持つ大作です。

★★★ Excellent!!!

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第四章が終了したところで、取り急ぎのレビューです。

現代ファンタジーですが国名などは仮想のものなので、最初はどの世界観から入ればよいのかわからず戸惑いましたが、すぐにそういったことがどうでも良くなるスピーディーな展開に引き込まれ、戦い続ける主人公と脇を固める戦士たちに感情移入していきました。

敵役の中でも最後に残ったキャラクターはアクが強く、これでもかというくらい裏の裏を取ってきます。そしてそれは主人公もで、読みながら何度

鬼畜

と思ったことか。

第五章はさらなる鬼畜の所業が見られそうで、今から楽しみです。
魔王の鬼畜リベンジ、なるか?

★★★ Excellent!!!

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 ごく普通の少年が最愛の母を喪い、母を殺した二足歩行マシン『ジャスティス』殲滅を誓う。
 ストーリーラインこそシンプルですが、一介の少年クロードの内面の変遷。
 人間性を剥ぎ取り身も心も魔王に徹する過程に、目を背けたくなる気持ちを抑えつつ、読み進められます。
 自分に忠誠を誓う部下。それぞれにドラマがあり、忠誠や裏切り、喪失など、ドラマ性も充分。
 陸海空と舞台を移しながら戦場も変遷。敵側の人物にもスポットを当てる様は重厚な戦記物のそれです。

 戦いの途中、名実共に魔王と化したクロード。彼の胸に去来する想い、戦う理由。それは果たして復讐を遂げる、それだけだったのか。
 従来のファンタジーにとどまらない、SF、ロボット、軍紀ものなどの要素をふんだんに詰め込んだピカレスクファンタジー。

 クロードの向かう先に、名ばかりの正義は……存在しない。

★★★ Excellent!!!

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物語の開始当初、主人公はJusticeという兵器に、数年前に母を殺されたことへのごく普通の優しい少年です。
しかし、悲劇にも負けず、幸福で平凡な毎日を過ごしていた彼を、さらなる悲劇が襲い、それをきっかけに彼は力を手に入れ、復讐に身を投じていく。

現代日本と中世ヨーロッパが混ざったような不思議な世界観が特徴的です。

ダークヒーローと化した主人公に共感できるかは人を選ぶと思います(私は正直もやもやする派です)。ただ、彼をそんな恐ろしいものに変貌させてしまったのは、他でもない臆病で自分勝手な人間たちだという事実が、重くのしかかります。

彼を肯定はできない。けれども、人間の醜い性は見過ごせない。
何とも言えぬ気持ちになる作品です。

★★★ Excellent!!!

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 第4章途中までのレビューです。
 この作品を読んで一番魅力に感じたところは「世界観」です。

 舞台となる国の背景や設定はもちろんのこと、登場人物の心理描写やその過去に至るまで事細かく描かれており、読者に感情移入させ、作品に引き込んでいきます。
 
 物語も綺麗事なし、甘さを厳しく否定し、時に非情になり容赦なく切り捨てる主人公の姿はまさに戦場の魔王!

 しかしながら決して嫌な感情を抱かず、清々しささえ感じさせるのがまた魅力で、従来の主人公と一線を画しています。

 読んでいて「進撃の巨人」を思い浮かべましたが、私はこの作品の方が好きです!
 この復讐劇がどのような結末を迎えるのか、これからも目が離せません!

★★★ Excellent!!!

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ファンタジーの世界だけど、本当に存在しているかのような、すごく練りこまれた世界観がすごいし、何より説得力があります。
登場するキャラの性格や思想もすごくよく掘り下げられていて、一人ひとりの存在感は圧巻!!
そして先を次々と読みたくなる文章構成も素晴らしいです。
僕もこの構成力、世界観は見習いたい!

★★★ Excellent!!!

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かなりの長編である為、第一部を読み終えた時点でレビューを書かせて頂きます。
物語自体は壮大かつ重厚で、心理描写なども非常に卓越してますね。
復讐からジャスティスと呼ばれる殺戮兵器を生身の体で魔法を用いて破壊して行く主人公ではありますが、もはやどちらが悪なのか…という展開で、正直に申し上げると、好き嫌いはハッキリと別れる内容だと思います。
しかし、好き嫌いを度外視しても、この作品の奥深さ、表現力の巧みさは必見です。
まだまだ先は長い様なので、じっくりと時間をかけて続きを読ませて頂きたいと思います。

★★★ Excellent!!!

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ファンタジーだけど、ラノベじゃないです。ヘビーノベル。全然ライトじゃない。重厚で、人物描写も世界観もしっかりしていて、地に足のついたファンタジー小説。

全く違う世界を構築していくこと。壮大なストーリーの中で、読者が「生きられる」こと。これこそが、ファンタジー小説の醍醐味だと思います。このような素晴らしい作品がもっともっと注目されることを願います。

★★★ Excellent!!!

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この世界に君臨する力の象徴、ロボット兵器「ジャスティス」を全て破壊する。
そんな執念と野望に燃える、一人の「魔王」と恐れられた魔法使いの物語。

ロボットものというと、大抵は主人公がかっこよく乗りこなして悪をやっつける…なんて内容になりがちですが、本作は逆です。
殺戮兵器であるジャスティスを根絶やしにするのが目的。
主人公はロボットには乗らず、自身の魔力で対決する。

正道の反対、セオリーの裏をかきまくる展開は衝撃の一言に尽きます。
さらにはヒロインまで容赦なく切り捨てる(ように見える)非情っぷり。

こんなメカ物、カクヨムでは読んだことない!
他にはない独自の魅力を、とくとご覧あれ!

★★★ Excellent!!!

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ロボットアクションもの?
無敵魔王の復讐劇?

いいえ、そんな一言で片付けられない深い人間模様があります。

登場人物一人一人の背景を丁寧に描き、世界観や国同士の情勢も計算しつくされた壮大なファンタジーでもあります。

まだ途中ですが、これからますます面白くなりそうな予感です!

★★★ Excellent!!!

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最新話(第4章幕間・177話)まで拝読しました。
最初にカテゴライズすると、異能SFロボットアクション?とでも表現すればいいのでしょうか……。
かなり独自性の強い設定の作品なので、既存作に類例を探して比較説明するのは難しいですね。

主人公の少年は、特殊かつ超強力な異能力者で、国家権力からさえ危険視されているダークヒーロー。
その前に立ち塞がるのが、敵勢力が抱える巨大人型兵器「ジャスティス」です。
主人公は、肉親を奪われたことによる復讐心から、「この有人戦闘用ロボットを破壊し、究極的には世界中から排除殲滅したい」という願望を持っており、目的達成のために戦いはじめます……
なんと、己の身体ひとつで! 

もちろん異能力者ですから、主人公の強さは徒手空拳でも、むしろ戦闘ロボさえ凌ぐほどなのですが、大型機械兵器相手に生身の人間がバトルを挑む――というシーンのスペクタクル感には、思わず驚嘆。

また、非常によく考えられているなあと思うのは、この作品における武力衝突の背景や戦闘に臨むキャラの動機付けの部分でしょうか。
権益上の野望や腐敗した体制で軍事行為に及ぶ敵対国家が悪ならば、そこに私怨と復讐心で反逆する主人公たちも公的秩序や法規を無視した悪であり、大局的に概観すれば「悪VS悪」の対立を描いた物語になっているのです。
「敵も味方も、争いが悪以外の何かであるはずがない」
――まるで、そんな逆説的な倫理観が言外に語られているようです。

争いに身を置けば、心は狂うし、人は死ぬ。
むしろ、か弱くて、死んで欲しくない人から先に死ぬ。
このお話は、読み進めるほど、そんな当たり前の事実をまざまざと突き付けてくれます。

★★★ Excellent!!!

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1章の最後まで一気読みした上での感想です。読んでみようかなとお考えの方には、私が声を大にしてお伝えします。まずは1章を読んでみてください! 1章を読了した時、好き嫌いがはっきりするはずです!

ちなみに1章は主人公が魔王として覚醒し、身近にいる敵に復讐を遂げるお話でした。そしていよいよ彼は良くも悪くも世界的な存在となり……2章へと突入するわけです。

私個人の具体的な感想としましては、文章に難解な箇所はありましたが、次話に持ち越して注目度を高めたり、キャラが質問→別キャラが回答という方法で読み手に判り易くするなどの工夫が多く見受けられ、読み進めることが全く苦ではありませんでした。それに何より……この作品は難解な箇所こそが最大の魅力になっていました。ちょっとした謎解きをするような気分で読んでみるとさらに面白いかもしれません(*'▽')

1章は始まりにすぎず、然るに2章からが本番でしょう。賛否両論ありそうな主人公でしたが、魔王なだけあってキャラが強烈です。そんな彼が2章以降どのような行動を取っていくのか。私なら気になりすぎて続きを読んでしまいますね(笑)



★★★ Excellent!!!

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何を読もうかとあさっていると、この作品に出会いました。
最初は結構な量を投稿されているなぁと、やや気が引けてしまいましたが、とりあえず読んでみようと一話目をクリック。

文章全体は硬めというのでしょうか。ライトではないはず。いえば硬派な感じがしました。
しかし一話に対する文字量が比較的少ないためどんどん先に先に進めていくことができ、気づけば圧倒間に三分の一程度は読んでいました。

この世界にどっぷりとはまっていました。
どうしてなのかわからないまま、どっぷりでした。
それはきっと、いや、確実に面白いから。

大ボリュームでまだ連載中ということなので、最新話に追いつくにはまだまだ時間がかかりそうですが、読み進めていきたいと思います!

★★★ Excellent!!!

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超大作に一瞬読むのを怯んでしまいそうですが、ぜひ読んでみて欲しいお話です。
そして誰か…これはハッピーエンドになると言って下さい(泣)

強大な力を手に入れた主人公は、それと引き換えに笑顔を失ってしまいます。それがまた切ないです。
今度こそ、今度こそ、と主人公の幸せを願ってやまない気持ちを裏切るように穏やかな時が訪れてもすぐに消えて…。

あまりにも主人公がダーク過ぎて一時嫌いになりかけそうでしたが、そこさえも作者さんに騙されていたりして。

もちろん息を飲む戦闘シーンは圧巻ですが、それだけじゃないです。

第3章途中まで読み終わった感想ですが、いくら長くてもどうしても投げ出せません。
完結した時のクロードくんが笑ってるといいな…。

★★★ Excellent!!!

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1/3 時点でのレビュー
 
 本人もチートと認めるまでの最強異能を持ち合わせたクロードくん。
 しかし、その生活は誰もが羨むような素晴らしいものではなくて。

 世間体によって日常は崩壊
 決別により全てを捨て去る時、クロードくんは――王になる。

 全ては、母を、『自分』を殺したあいつら《ジャスティス》を――ぶっ壊すために。

★★★ Excellent!!!

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この小説は戦闘描写も心理描写もすさまじいです。

主人公のクロードはとある理由からジャスティスというロボットを恨むことになるのですが、その過程がすさまじい。
作中ではクロードは『魔王』と呼ばれていますが、それにふさわしい振る舞いをします。
『魔王』の名に恥じない、ダークヒーローの物語、ご堪能ください!

★★★ Excellent!!!

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この魔王、世界征服や人類滅亡といったことはいっさい考えておりません。

目的はただひとつ。
巨大人型ロボットを殲滅する。

魔王というには少々意外な目的。
しかしこの目的のために取る彼の行動は、魔王そのものといっても差し支えないほど、大胆で圧倒的です。

とにかく演出が素晴らしい。
毎回必ず、読んでいてハッとさせられる内容が組み込まれています。
それゆえに、読み始めたら途中で手が止まらなくなります。
魔王の恐ろしさ、正義を滅する覚悟、復讐に燃えるバトル、命をかけたやり取り、すべてが熱いです。

特に交渉の章では、この著者様がアクションだけではない方なのだとわかります。すごくおもしろかったです。

この先の展開もどうなるのか、すごく気になりました。
文句なしにおすすめです!

★★★ Excellent!!!

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ヒロイックアクションもの。

ロボット兵器「ジャスティス」によって人生を狂わされた少年が、チート能力を得て魔王として全てのジャスティスの破壊を目論む物語。やや中二病的な要素がありますが、それがまたいい方向に作用しており、主人公を英雄的な存在に仕立て上げられ、読んでいてある種爽快感を抱く内容でした。ですがその反面、そんな強大な存在となった主人公の葛藤といった心情も描写されているので、ただのチート主人公というわけではなくきちんとした一人の少年としても描かれているところは好感が持てました。読んでいてWEB小説らしい作品だと感じましたね。

またアクションシーンも手に汗握る展開ですが、意外にもシンプルな表現であり状況がとてもわかりやすかったところもよかったと思います。今後の展開が気になる作品です。

25万字以上の大作でありながらまだ連載中の作品。ボリューム満点の内容です。気になった方は是非読んでみてください! 

最後に、登場人物が死亡するシーンが多いので、読まれる方はショックを受けないよう注意してください。

★★★ Excellent!!!

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現時点での最新話【第3章 第153話 空戦11】まで読みました。

主人公・クロードは、アドアニア国に暮らす17歳の少年。軍事大国ルードが開発したロボット『ジャスティス』により母を殺害され、その後自らも命を狙われます。
帰る家も、大切な少女も、何もかもを自らの手で切り離すようにして、彼は復讐の道を進むのです。
「正義の破壊者」として。

国家の打算や思惑、同じ目的のもとに行動を共にする仲間、非情になりきれない自分自身に対する葛藤、それらが丁寧に描かれています。
『魔王』と呼ばれ恐れられるようになるクロードの孤独を思うと、とても胸がいたいです。
彼を指導者としてジャスティスを殲滅しようとする仲間たちとの様子は、時にほほえましく、あるいは悲しみに満ちています。
クロードの信念は、大国ウルジスとの交渉でも揺らぐことはありません。決してジャスティスを許さない。その思いが彼を、そして周囲を大きく動かしていきます。

彼の孤独が、狂気に変わってしまうのではないかとどきどきしながら読みました。けれど彼の心には、彼自身が絶対に自分に持ち続けることを許さない、大切な光にも似た思いがあります。
まだ、明かされていない謎はたくさんあります。
その部分も含めて、これから物語がどう展開していくのかとても楽しみです。

★★★ Excellent!!!

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復讐に燃え、たった一人で大国に立ち向かう主人公にも、やがて仲間や味方ができ、少しずつ心を取り戻していきますが、犠牲者たちを悲しむ間もなく戦いの日々が続きます。
敵・味方ともに登場人物たちが魅力的で、作品世界にぐいぐいと引き込まれますが、願わくば彼らの進む先が明るい未来でありますように。
(3章・第147話まで読みました)

★★★ Excellent!!!

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 カクヨムで今、一番元気なジャンル(私感)のロボットノベル、こちらの作品を自分は是非読んでいただきたいです。一話の短めな文章はコンパクトで、洗練された印象もあってとても読みやすいですね。そして、「侵略者=豊かさをくれた」という、異色の世界観から始まります。多くのロボットノベルでは、敵は悪であり、政治的な腐敗や制度の不備、悪政が多いのですが…では、果たして「結果的にみんなを幸せにした侵略者」を、その正義を倒すことができるでしょうか?戦う意味は?…個人の復讐は、それより尊いのでしょうか?その意義を是非、読んで確かめてください!オススメです!