偽りの正義が生み出した魔王の悲しき復讐劇!

 第4章途中までのレビューです。
 この作品を読んで一番魅力に感じたところは「世界観」です。

 舞台となる国の背景や設定はもちろんのこと、登場人物の心理描写やその過去に至るまで事細かく描かれており、読者に感情移入させ、作品に引き込んでいきます。
 
 物語も綺麗事なし、甘さを厳しく否定し、時に非情になり容赦なく切り捨てる主人公の姿はまさに戦場の魔王!

 しかしながら決して嫌な感情を抱かず、清々しささえ感じさせるのがまた魅力で、従来の主人公と一線を画しています。

 読んでいて「進撃の巨人」を思い浮かべましたが、私はこの作品の方が好きです!
 この復讐劇がどのような結末を迎えるのか、これからも目が離せません!

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