めぐりの星の迷い子たち

作者 陽澄すずめ(すずひめ)

42

15人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!

環境が過酷な世界だから生きにくい、不幸ってわけじゃない。

環境が整っている世界だから生きやすい、幸せってわけじゃない。

人と人との繋がりが、誰かを想う気持ちが生きる力に、そして幸せに繋がっているのだと、そしてそれは身近にあるんだと感じさせてくれるお話です。

★★ Very Good!!

『道』

 この物語を一言で言うならそんな言葉が相応しいような気がします。
登場人物たちは荒涼とした大地で、父の背中、あるいは明日や未来といった
希望の道を求め旅にでます。

 ストーリーもSFという形ではありますが、親と子、兄と妹、友、そういった人々の関わりや想い、そして成長を丁寧に描いる。いわば王道とも言える物語です。

 
 小学校の時に図書室で初めて読んだ世界名作全集のワクワク感。あるいは布団を被りながら読み耽ったSF小説。そんな事を思い起こさせる群像物語、オススメです。

★★★ Excellent!!!

1-6まで読んで。

荒廃した近未来の世界と神話が融合した独特の世界観。

諦めた人、達観した人、と様々出てくるが、主人公のナギは今を生きる私達と同じように理不尽に対しては疑問を持ち、非情な仕打ちには腹を立て、自分の無力を認め、かつ周囲の人を助けようと努力している。
異世界を見るような話だけれど、ナギには感情移入ができます。
だからナギを通して、読者がこの独特な世界観を追体験できます。

これからの展開が楽しみな作品。期待しています。