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  • クレオンブロトス王 2への応援コメント

    クレオンブロトス王もさすがですね!
    スポドリさんはあの振舞い的に、尋問すればすぐにいろいろ白状しそう。

    ただ、フォイビダスに囚われたままのカーギルさんは心配ですが……。

    作者からの返信

     はい、クレオンブロトス王、さすがの切り返しを見せました。
     スポドリは、ちょっと締めたら、すぐに色々はきそうですよね。

     カーギルの安全が心配です。
     まず、カーギルを取り戻すことを考えねばなりませんね。

  • クレオンブロトス王 1への応援コメント

    フォイビダスは政治家として厄介そうな相手ですね。スポドリさんはただの小物っぽい感じでしたが……

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     乳酸飲料みたいな名前、と言われている、フォイビダス。
     スポーツドリンクみたい、と言われているスポドリアスよりは、頭はまわるみたいです。

     確かに、スポドリアスは小物感がすごかったですよね。w

  • 氷の剣士 2への応援コメント

    ああ……こうやって、忠誠心の強い人が誕生していくのですね。
    主従の絆というのは史実であれ、物語であれ大好きなのですが。
    恩義とか愛(!)とか人の感情が深くかかわってくるんだな〜って思いました。

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     はい、アルクメオン家を中心とする氏族組織は、十人の将軍たちが養子をとり、忠誠心の強い者を育てて、要所に配置する、という形でアテナイ防衛をしていたようです。

     兵が逃げ出したり、裏切らないようにするためには、まず、要所に配置された指揮官がしっかりしてないとだめですからねー。
     指揮官が逃げたら、兵も続いてしまいますw

     当時は、びびったらもう負け、みたいな部分が大きいですからねぇ。

  • テバイ使節団 5への応援コメント

    クラディウス。。。引き裂かれそうな心の中でもアフロディアの幼馴染として振る舞って。。。
    やはり彼は良いやつだ⁝(ᵒ̴̶̷᷄൧̑ ᵒ̴̶̷᷅ )⁝

    作者からの返信

     そうなんです。
     姫を密かに愛しているクラディウスは、姫の告白に引き裂かれそうです。
     それでも、優しくて頼りがいのある幼馴染としてふるまいます。

     クラディウスは良い奴なんですよ。

  • 子供たちの聖地 8 *への応援コメント

    思っていた何倍も壮絶ハードでした⁝(ᵒ̴̶̷᷄൧̑ ᵒ̴̶̷᷅ )⁝
    ティリオン。。。
    そして実の父とのすれ違いが、なんとも悲しいのです。。。

    作者からの返信

     はい、ティリオンは非常に不幸な生まれでした。
     あとの『氷の剣士』の章でも、オレステス将軍から少し説明が出ますが、実父テオドリアスと母タラッサが、タラッサの結婚前に関係を持って、それと知らずにタラッサが結婚したあと生まれたのが、ティリオンです。

     なので、法律上の父親はタラッサの夫、ということになってしまいました。

     母親のタラッサ・エレクテイスは、事情があって(外伝)ティリオンが6歳のときの、エレクテイス当主殺害事件のあと、ほどなく自殺しています。

     なので、ティリオンがいくら呼んでも、母を連れてきてやることはできなかった。
     実父のテオドリアスは、瀕死のティリオンを生かすために、嘘をついて騙してしまったのです。

     ティリオンを想って、ティリオンに生きてほしいがための、やさしい嘘。
     それ以外にも、隠し続けた理由が実はあったのですが、(外伝)本編ではそう思っていただければOKです。

     そして、ティリオンの深く傷ついた精神の様子を見ていた期間は、そのまま、彼を騙し続ける期間になってしまいました。
     十一年もの間、母が生きていると騙されていたのも事実です。

     そして、悲しいすれ違いによる事件が、起こってしまったんです。

     虐待していた医師の父は殺害され、母タラッサは自殺し、誤解がもとで、実父テオドリアスを斬ってしまったティリオン。

     すべての真相を知ったとき、彼は何を思い、自分を許すことができるでしょうか。

    編集済
  • 臆病楽士 5 *への応援コメント

    あああ金獅子王さん、めちゃくちゃ優しいのですが、ティリオン演奏することになっちゃいましたね⁝(ᵒ̴̶̷᷄൧̑ ᵒ̴̶̷᷅ )⁝
    一生懸命フォローするアフロディア姫が可愛いのです(*´ェ`*)

    作者からの返信

     スパルタの黄金獅子クレオンブロトス王は優しいですよね。
     賢いし、才能あるもの、役に立つものは大事にするようです。
     それは、国を運営する王として、いい王ですよね。

     ティリオンのほうは、楽士と偽り、兄王がここまで譲歩して励ましてくれているのですから、やらなければならないことになりました。
     
     姫をかわいいと思ってくださって、嬉しいです。
     チョロチョロと動きながら、両腕を広げて止めようと、恋人を助けようと必死になっています。

  • 書簡到着 6 *への応援コメント

    大入の返事も、諾ッ!⁝(ᵒ̴̶̷᷄൧̑ ᵒ̴̶̷᷅ )⁝

    会議でここまで読ませるのは素晴らしいのです(*´ェ`*)
    アテナイからも書簡が届き、いよいよ平和会議が!
    面白いです(*´ェ`*)(*´ェ`*)(*´ェ`*)

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     会議のシーン、気に入っていただけたようで嬉しいです。

     アテナイからの書簡、クレオンブロトス王にとっては嬉しい知らせとなりました。
     クレオンブロトス王はもちろん、自国のこと、ギリシャのことも考えていますが、平和になれば、愛するペイレネと会える、というのも強い動機でした。

     いよいよ平和会議が開かれます。
     面白いと言っていただけて、ありがとうございます!

  • 氷の剣士 1への応援コメント

    >厳しい冬をどう過ごされたのだろう

    罪の意識に苦しまれてはいらっしゃいましたが、そこそこ快適にお過ごしでした……で間違いなかったでしょうか?
    美しくてちょっぴり強引だけど優しい女性に保護されていた……
    で間違いなかったでしょうか?

    色々、みんながみんな、空回りで、接触しそうで接触しない(^_^;)

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     ですよねーwwww
     おっしゃる通りで間違いありません。

     ティリオン、矢で射られたり、閉じ込められたり、食べ物を目いっぱい詰め込まれたりもしましたが、冬の間中、姫の熱烈な愛に包まれて、ぬくぬくしてはいたでしょうねww

     クラディウスともうちとけて、姫と三人で遊んで、楽しい時間をすごしたりもしてたでしょう。

     けれどフレイウスは、そんないきさつは全く知りませんから、心配してしまっていますね。

  • テバイ使節団 4への応援コメント

    クラディウス、ティリオンのことをいい奴と認めましたが彼の抱える事情は知らないんでしたね…。
    ティリオンが罪人と知り、彼はどうするのでしょう。姫様の力になると言った以上、この難題解決に協力して欲しいものですが…。

    作者からの返信

     そうなんです。
     ここで姫さまに打ち明けられるまでは、クラディウスはティリオンの事情を知りませんでした。

     ティリオンが罪人と知って、クラディウスはどうするでしょう。
     難題解決の力になってくれるでしょうか。

  • テバイ使節団 3への応援コメント

    エバミノンダスの言う虫…心あたりがありますねえ。
    しっかり策を練って当たって来る、強敵の予感がします。

    そして高笑いするエバミノンダスを冷ややかに見つめるペロピダスの様子もおかしい!テバイの戦士は二人とも癖が強いですね…。

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     エパミンはどんな「虫」を見つけるのでしょうか。
     テバイはエパミノンダスの頭脳によって成り上り、強い勢力を持つようになったと言ってもいいでしょう。
     エパミンは頭いいんで、実は強敵です。

     ペロのほうは武のほうの役割を担っているようですね。
     アハハハハハ、エパミンもペロも癖が強いですよねww

  • 幕の内側 5への応援コメント

    くぅー…面白い!

    って言うかクラディウス…思ってた反応と違う…ってなってる

    作者からの返信

     面白い、と言ってくださって、ありがとうございます!

     クラディウスは予想が外れて、唖然としますよね。

     ティリオンはもう死んじゃったよ、作戦www
     死んだら、もう追われないという話ですねw,それはそうでしょう。
     フレイウスには大ショックです。

  • 氷の剣士 8への応援コメント

    ここでフレイウス…

    斬っちゃうかと思った。斬ってよかった。

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     アハハハハハ、斬ってよかったかもしれないですね。

     まあ、フレイウスも、平和会議に来たよその国で、相手のことも知らないし、いきなり血をみるわけにもいかないでしょうwww
     政治問題になったら、大変です。

     フレイウスがついにここまでやってきました。
     彼はティリオンを保護したいのですが、逃げたティリオンのほうはそんなことは知りません。

     ティリオンの言うことしか聞いていない姫、フレイウスを思いっきり敵認定してますねwwwww
     フレイウスも不憫な奴なんですよw

  • 獅子への奸計 4への応援コメント

    ティリオン、髪を切って、イメチェンですか!
    似合うんでしょうね。
    女が髪を切るときは、戦場に向かうとき……らしいですが(アニメの世界では)
    ティリオンも大変そうですね。

    それよりも、兄王様の慌てぶりが……奸計に負けないで!

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     ティリオン、顔を隠すための髪を切ってさっぱりしたようですね。
     ただ、髪を切ったのには理由があるんです。
     ティリオンの髪が必要な理由が。

     兄王は、エパミンの奸計にはまってデルポイに向かうようです。
     そして、ティリオンを初めて見たカーギルが、何かを思い出しそうですよね。

  • テバイ使節団 5への応援コメント

    こんにちは。

    ペロピダスに、聞かれた。
    何をどこまで……。運命の糸がもつれ、絡みあいますね。
    面白いです。
    そしてクラディウスさん……。これはキツイなあ。片思いの相手から、世にも美しい男への、激しい恋心を聞かされて。
    それでもアフロディア姫のために頑張るんだろうなあ。
    良い人だ……。

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     ペロに何か聞かれたのでしょうか。
     ペロの心の中は、目当ての娘に男がいて、抱き合ってて口説けなかった、としか思ってないみたいですが。

     クラディウスはキツイですよね。
     これはキツイ。
     それでも彼は、姫のために、そして、友情を感じ始めた照り温玉のために頑張るのでしょう。
     いいやつです。

  • 炎の恋人 6への応援コメント

    情熱的に姫様、押し切った٩(*´꒳`*)۶
    良かったです。が、この先問題が沢山ですね。
    ティリオン、が、頑張れ~。

    作者からの返信

     はい、姫様、押しきり勝利ですww

     そうなんですよ、相思相愛はいいんですが、このふたり、まだまだ問題が山積み。
     ティリオンは頑張れるでしょうか。

  • 炎の恋人 4 *への応援コメント

    つまみ食いꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)あはは。
    これはもしや常習犯かしら?いたずらっ子ですねぇ。姫様。
    可愛らしくて好きです。
    兄王は帰ったばかりなのに大変ですな。

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     そうなんです。
     いたずら大好き姫さまは、つまみ食いも常習犯のようです。
     
     可愛らしくて好き、とのお言葉、ありがとうございます!
     兄王は帰ったばかりなのに、大変です。

  • テバイ使節団 2への応援コメント

    ギリシャの同性愛者たちによって編成された部隊の話は聞いたことがあります。
    それを結成し指揮するエパノミンダスも、只者ではなさそうですね…。

    そしてこの二人にもティリオンとの関係が!流石有名人、関係が広いですね…!

    作者からの返信

     そうなんですよ。
     「神聖隊」も、ギリシャ史実上、実際にあった同性愛部隊で、ものすごく強かったんです。

     スパルタは、スパルタ教育により、王のもとに一丸となり勇敢に戦いぬくスパルタ兵士。

     テバイは、エパミンの頭脳による『斜線陣』などの新しい戦法と、愛情でつながって逃げない『神聖隊』。
     テバイはエパミノンダスの頭脳によって成り上り、強い勢力を持つようになったと言ってもいい国です。
     只者ではなさそうですね。

     そして、この二人にもティリオンとの関係があったりします。
     このふたりは直接ティリオンに会ったわけではないですが、ペロの異母弟がからんでいるみたいですね。
     世間は広いようで、案外狭いのかもww

  • テバイ使節団 1 *への応援コメント

    使節団としてやって来たペロピダスとエパミノンダス、テバイということはアテナイから来たわけではなさそうですね。ティリオンを狙っているわけではないと分かって一安心です。
    エパミノンダスの自称は戦の神!大きく出ましたね。アテナイ港での勝利も博打と語る彼の実力は如何ほどのものか、じっくり見させてもらいましょうか。

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     はい、このテバイ使節団のふたり、ティリオンを狙ってきたわけではなさそうです。

     このペロとエパミンの狙いは、クレオンブロトス王なんですよ。
     それぞれのポリスにそれぞれの思惑があって、同じ方向を向いていないんですよね。
     そこをペルシャ帝国に見抜かれ、つけこまれているのかもしれませんね。

  • 獅子への奸計 3への応援コメント

    まさかの、シラス……ドンがピチピチになって復活!?
    ティリオンの優秀すぎる薬も問題ですね。
    薬も使い方を間違えると、毒になってしまう、といういい見本を見せていただきました〜。

    てっきり、虫は別のゴニョゴニョだったと思ったのに。

    アゲシラオス王の傀儡ポジションは健在のようでなによりです(^_^;)

    黄金獅子の兄王さまが(現時点では)一番のお気に入りなので、どう対処されるのか楽しみです。

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     はい、まさかのシラス丼が、虫、になってしまいました。
     これは大きい、虫。

     ティリオンの薬を盛られて、しかも、クレオンブロトス王の好意によって、元気になってしまったシラス丼。
     おっしゃる通り、薬も使い方を間違えると……

     アゲシラオス王は病のとき、フォイビダス将軍にさんざん、クレオンブロトス王の悪口を吹き込まれていました。
     そして、クレオンブロトス王に牽制されたフォイビダスのいた位置に、ちゃっかりエパミノンダスが収まってしまっています。

     どうなるのでしょうか。

    編集済
  • テバイ使節団 4への応援コメント

    「クラディウスは最後まで自分をおさえきり、アフロディアはついに、この優しいスパルタ戦士のはかない想いに気づくことはなかった。」

    切ないな……クラディウス。優しくて良い男だ……。

    作者からの返信

     そうなんです。
     切ないです。
     クラディウス、優しくて良い男です。

     本当のことをいえば、クラディウスは照り温玉を射止めるべきではなかった。
     照り温玉が、バタフライエフェクトの、美しいバタフライだからです。

  • テバイ使節団 3への応援コメント

    こんにちは。

    「獅子身中の虫、ということだ。
    どの世界にも必ず一匹はいるはずだ。」
    エパミノンダス、頭良いな。

    ペロピダス、そのじゃじゃ馬は、駄目ですよー。親友の忠告はききましょうね。(笑)

    作者からの返信

     はい、テバイはエパミノンダスの頭脳によって成り上り、強い勢力を持つようになったと言ってもいいでしょう。
     エパミンは頭いいんですよ。

     頭いいからプライドも高いんで、自分がギリシャを制覇してから、ペルシャ帝国を退ければいい、と考えているようですね。

     ペロピダス、女好きなんですよー。
     女まっしぐら、ですw
     そのじゃじゃ馬は駄目なんですが、すごい勢いで突進していってます。
     親友の忠告はきかないとだめですよね。

  • テバイ使節団 2への応援コメント

    こんにちは。

    戦中、兵士が恐怖して逃亡、敗戦濃厚になると寝返り、それがかなりあった。
    王のもとに一丸となり勇敢に戦いぬくスパルタ兵士が貴重で強かった、納得しました。

    だからってエパミノンダス、愛情でつながっていて逃げない同性愛者オンリーの兵団を作るなんて〜(≧▽≦)

    そして過去、ペロピダスの異母弟が、照り温玉に懸想して氷の戦士フレイウスにアテナイを叩き出された、と。

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     そうなんですよ。
     「神聖隊」も、ギリシャ史実上、実際にあった同性愛部隊で、ものすごく強かったんです。

     スパルタは、スパルタ教育により、王のもとに一丸となり勇敢に戦いぬくスパルタ兵士。

     テバイは、エパミンの頭脳による『斜線陣』などの新しい戦法と、愛情でつながって逃げない『神聖隊』。

     では、アテナイはどうするか、ということで『氏族組織』というのを私が設定しました。

     アルクメオン家を中心とし、将軍たちが養子をとって要所に配置する、プチ・スパルタみたいなものですよね。
     照り温玉(アテナイ)のためなら、フレイウスたちは裏切ったりしないし、命がけで戦いますよね。

     そして、おっしゃる通り、ペロピダスの異母弟(タンポポ頭)が、照り温玉に懸想して氷の戦士フレイウスにアテナイを叩き出されました。
     そのあたりは『ギリシャ物語 Ⅱ』で詳細が明らかになっていますよん。

  • 氷の剣士 3への応援コメント

    小っさ!エレクテイス小っさ!
    子供に当たんなよー!

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     ですよねー。
     エレクテイス当主は器が小さいです。

     タラッサは結婚させられる前に、本当に好きな人と結ばれたかったのだと思います。
     で、テオドリアスもタラッサを愛していたので、ふたりは結婚前に関係を持ってしまった。
     そしてティリオンが生まれたんです。

     エレクテイス当主は怒り(怒る気持ちもわかりますが)テオドリアスに手を出せない分もティリオンを虐待した、というわけですね。
     
    『子供たちの聖地』の章で、ティリオンが、
    「私は生まれてきてはいけなかった。
     私が生まれたことで、みんなが不幸になった」
     と、言っていましたが、彼も色々と考えてみて、薄々は事実を悟っているんですよ。
     もちろん、つらくて認めたくないことですが。

     ただ、解決策としては、エレクテイス当主がティリオンに腹が立つのなら、さっさと養子に出して、手放せば、誰にとってもよかったんです。

     テオドリアスも引き取る、といっていたんですからね。
     けど、それをせずに虐待し続けたのはいけなかったですね。

    編集済
  • 子供たちの聖地 8 *への応援コメント

    辛い、ね……。
    照り温玉……。
    まだ、あの事件を、生まれを、騙されたことを数々の不幸を苦しみを、消化することができない。

    思い出せない……、あの人々の慈しみを……。

    作者からの返信

     照り温玉、つらいです。

    >まだ、あの事件を、生まれを、騙されたことを数々の不幸を苦しみを、消化することができない。

     そうなんです。
     照り温玉自身の中でも混乱があります。

     アテナイの人々のあの慈しみは、本当に嘘だったのか、手紙のように騙されていたのか。それとも……
     整合性がとれていないのです。

  • 子供たちの聖地 3への応援コメント

    駄目だ……。泣ける……(´;ω;`)

    作者からの返信

     照り温玉、かなりひどい虐待をされているようです。
     虐待をしているのは、名義上の父のエレクテイス当主。

     もちろん小さい照り温玉は、エレクテイス当主を本当の父だと思っています。
     小さい子に、大人の事情、は誰も教えてくれません。

     照り温玉の境遇に涙していただいて、ありがとうございます。

  • 子供たちの聖地 2への応援コメント

    ああ……タイゲトス山から吹き下ろす冷たい死の風と、照り温玉の六歳の悲劇が、まるでシンクロしていくかのよう……。

    照り温玉……。(´;ω;`)

    作者からの返信

     ですよねー。
     おっしゃる通り、照り温玉の幼い頃の悲劇が、不幸な子供の聖地タイゲトス山の風とシンクロしているようです。

     これから、照り温玉視点でみた、六歳の頃の事件が再現されます。

    編集済
  • 子供たちの聖地 1への応援コメント

    こんにちは。

    「たとえ健康な子供でも、訓練中に命を落とすことが少なくなかった。」
    (゚д゚)!

    「そのためスパルタ人は、新生児の選別を行ったのである。」
    (;´Д`)ひー。

    恐ろしい国。スパルタ。こうやって、新生児を捨てる山、を目の前にすると、その行為の凄まじさに目眩がするようです。
    そうか……。新生児が捨てられた山は、死者の国として、聖別されていたんですね。
    生者は入らない。だから、死者よ、何者にも邪魔されず、ここで安らぎ、笑い、死者の国で穏やかに暮らせ、という事なのでしょうね……。

    それが生まれた時、いいえ、先祖から受け継がれた伝統。現代日本に生きる我々とは、戦士としての覚悟が、違ったでしょうね。

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     そうなんです。
     スパルタはけっこう、というか、かなり恐ろしい国です。

     タイゲトス山に虚弱児を捨てる。
     これは史実でして、戦士になれない者はいらない、という、国民皆兵スパルタ独特の厳しい掟だったようです。

     こんなスパルタ人は、他のポリスの人にも、ヤバイ奴ら、と認識され、恐れられていました。
     強い国家を維持するためですが、ホントに怖いですよね。

     今よりはるかに厳しい時代においては、覚悟も、残酷な手段も必要なのかもしれないです。
     動物でも、強い子だけ残して、あとはいらない、という生態がありますよね。

  • 獅子への奸計 2 *への応援コメント

    外道が手籠め外道作戦を鼻高々に語っているシーンなのに、
    なぜか、漫才を見ているような……。

    エパさん、姫様の強さは計算に入れているのかな?

    いや、強い男性が本気になったら姫様でもかなわないのかな。
    心配です。

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     アハハハハハ、ですよねー。
     外道が手籠め外道作戦を鼻高々に語っているシーン、まさしくその通りです。
     なのに、なんとなく笑えてしまいますよねww(はい、そういうご意見、かなりありますw)

     エパもペロも、姫様の強さはあまり考えてないみたいですね。
     ふいをつくつもりかもしれません。

     姫さまは、陰謀家のエパと勘違いペロに狙われることになりました。
     大丈夫でしょうか。
     それに、兄のクレオンブロトス王を平和会議から閉めだす、とか言ってますが。

    編集済
  • 子供たちの聖地 8 *への応援コメント

    悪夢から覚めたティリオンですが彼の抱えるトラウマは根が深い様子…。
    今は姫様とクラディウスが支えてくれていますが、アテナイからの追手のことを考えると気が休まりませんね。
    これからのスパルタの生活で、彼が罪を犯した自分を許せるようになるとよいのですが…。

    作者からの返信

     はい、悪夢から目覚めましたが、ティリオンのトラウマは根が深いです。

     姫とクラディウスは、ティリオンがアテナイで何をしてきたか知らないですが、力づけようとしてくれています。

     アテナイからの追っ手のことを考えると、ティリオンは自然と、幼い自分の受けた虐待や、恐ろしい出来事。
     そして、感情を抑えきれず、頭の中で整合性がとれぬまま、犯してしまった大罪を思い出してしまうのかもしれないですね。

     これからのスパルタの生活で、彼はどうなるのでしょうか。

    編集済
  • 子供たちの聖地 7への応援コメント

    まさか、母まで亡くなっていたとは…幼いティリオンにはただ一つの支えだったでしょうし、本当のことを教えてはそれこそ限界だったでしょう。
    母の死を隠したのもティリオンを想ってのこと。
    しかしその優しさが悲劇を招いたしまったとは、なんとも悲しいです。

    全ての原因である悪しき父親はとうに死んでしまった今、ティリオンは真相を知り、そして自分を許すことが出来るでしょうか…。

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     母親のタラッサ・エレクテイスは、事情があって(外伝)ティリオンが6歳のときの、エレクテイス当主殺害事件のあと、ほどなく自殺しています。

     なので、ティリオンがいくら呼んでも、母を連れてきてやることはできなかった。
     実父のテオドリアスは、瀕死のティリオンを生かすために、嘘をついて騙してしまったのです。

     おっしゃる通り、ティリオンを想って、ティリオンに生きてほしいがための、やさしい嘘。
     それ以外にも、隠し続けた理由が実はあったのですが、(外伝)本編ではそう思っていただければOKです。

     そして、ティリオンの深く傷ついた精神の様子を見ていた期間は、そのまま、彼を騙し続ける期間になってしまいました。
     十一年もの間、母が生きていると騙されていたのも事実です。

     そして、悲しいすれ違いによる事件が、起こってしまったんです。

     虐待していた医師の父は殺害され、母タラッサは自殺し、誤解がもとで、実父テオドリアスを斬ってしまったティリオン。

     すべての真相を知ったとき、彼は何を思い、自分を許すことができるでしょうか。

  • 臆病楽士 5 *への応援コメント

    クレオンブロトス王のはげまし。
    良い人ですよねぇ。
    照り温玉の美貌に、働く女がぽっと顔を赤くしてるのを見て、
    (あれはどうかした方が良いのでは……。)
    と思いつつも、こうやって親身に照り温玉を思って言ってくれてるんですから……。

    作者からの返信

     そうなんですよ。
     クレオンブロトス王は良い人で、励ましてくれてます。

     照り温玉の過ぎた美貌には警戒していますが、才能を認めて、応援してくれようとしてるんですからねぇ。

     照り温玉と姫はどうするのでしょうか。

    編集済
  • 臆病楽士 4への応援コメント

    こんにちは。

    照り温玉が楽士を名乗ったばかりに、地味にピンチが訪れています。
    アテナイの人が来るところで楽士なんてやったら、捕まっちゃうー!

    作者からの返信

     そうなんですよ。
     照り温玉、楽士って名乗ってしまったから、地味にピンチです。
     アテナイの人が来るところで楽士なんてやったら、捕まってしまいます。

     クレオンブロトス王は好意で依頼してきています。
     薬草の件でこいつは役に立つ、として、照り温玉を王宮にとどめることを許可したクレオンブロトス王。
     好意もありますが、実務的でけっこう抜け目のない王だといえます。
     つまり、いい王なんですがね。

     そんな王に、楽士と名乗っておいて、楽士の仕事はしません、とは断れない。
     どうなるのでしょうか。

  • 臆病楽士 2への応援コメント

    こんにちは。

    金獅子が銀髪の美神の顎くい……。(≧∇≦)b 良きです!!

    作者からの返信

     ウフフ♡ 金獅子が銀髪の美神の顎くい。
     背景に、花を飛ばさないといけないですねっ♡

  • 書簡到着 6 *への応援コメント

    こんにちは。

    「13年もの間、アテナイ・ストラデゴスの地位に留まり続けるのは並大抵ではない。
    重任は許されていても、気まぐれなアテナイ人の選挙は毎年あるのだからな。」
    なーるほど! 毎年選挙があって、それをくぐり抜けての重任だったのですね。

    マラトン。マラソン発祥の地、でしたよね? たしか……。

    やっと、アテナイから書簡が届きました!
    その瞬間に、愛するペイレネさんの顔が思い浮かんだクレオンブロトス王が良いですねえ。

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     はい、重任は許されているのですが、選挙は毎年あったみたいです。

     おっしゃる通り、マラトンはマラソン発祥の地です。
     このセリフ、
    「二枚舌でとっとこ、マラトン方面からでも走ってきそうなものだ」
     と、方面、をつけて言わせるのが、地理的にはより正確なんですが、作者の雑な性格により、
    「ま、ややこしくないほうがいっか。
     どーせ細かい地理なんて、誰も気にしなーい」
     などとひとりごちて、こうなりましたww

     アテナイからの書簡、クレオンブロトス王にとっては嬉しい知らせとなりました。
     クレオンブロトス王はもちろん、自国のこと、ギリシャのことも考えていますが、平和になれば、愛するペイレネと会える、というのも強い動機でした。

  • テバイ使節団 2への応援コメント

    テバイの神聖隊はドリフターズで読んで知ってましたよ!

    そっかギリシャの話だったのか。
    ちょっとでも聞きかじったワードが出ると楽しいってのが歴史物のいいとこなんだろうなぁ

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。

    >テバイの神聖隊はドリフターズで読んで知ってましたよ!

     ええっ、ドリフターズでテバイの神聖隊の話が出てるんですか。
     それは知りませんでした。

     はい、『神聖隊』おおもとはギリシャに実際にあった部隊です。
     ナカナカカナさまがご存じのワード、実はけっこうあると思いますよ。
     スパルタ教育、だって今でもよく使われてますしね。
     レズビアン、も、ギリシャのレスボス島から発祥した言葉です。

    編集済
  • クレオンブロトス王 9への応援コメント

    フォイビダス、情けねえ声出しおってッ⁝(ᵒ̴̶̷᷄൧̑ ᵒ̴̶̷᷅ )⁝
    それにしてもティリオンが見せた鮮やかな救出、相変わらずカッコいいクレオンブロトス王!
    主人公視点でいうと、ずっと窮地に置かれていたティリオンの立場も良くなって、ワクワクが止まらないのです(*´ェ`*)

    作者からの返信

     そうなんですよ。
     乳酸飲料みたいな名前と言われている、フォイビダス。
     なんとも情けない男でした。

     王は乳酸飲料の小物っぷりを見て、スパルタ兵の鍛えなおしを考えるほどだったみたいです。

     ティリオンのほうも、くら寿司、もとい、クラディウスを救ったことで、立場が良くなりましたね。

     ワクワクしてくださって、ありがとうございます!

  • 炎の恋人 6への応援コメント

    アフロディア、なんと情熱的なヒロインなんでしょうッ⁝(ᵒ̴̶̷᷄൧̑ ᵒ̴̶̷᷅ )⁝
    こんな魂の問い、当然魂で応えるしかありませんよね(*´ェ`*)
    とにかくアフロディアが魅力的な、アツい章でしたッ!!

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     はい、姫さま、情熱的にまっすぐにぶちあたっていきました。
     魂の問いには、魂の応えが必要ですよね!
     アフロディア姫を魅力的、と言ってくださって、ありがとうございました。

    ● 姫さまのスパルタ式恋愛(求愛?)

     好きな人を追いかけまわす → 好きな人が怪我したら自分ちに拉致する → 監禁する → 食べ物と好意をめいっぱい詰め込む → 自分を好きになるまで閉じ込める → 拒絶されても認めず閉じ込める → 兄の戦ってきた国の人間でもあきらめない → あっつーい脅迫じみた告白で相手に返事を迫る → 相手が屈服するww


  • 編集済

    書簡到着 4 *への応援コメント

    スパルタとて、「今では、ギリシャ最強のポリスと言われながら、同時に、市民の数の最も少ないポリスとなってしまった。」なのですね。
    その事実から目をそむけ、今のままで良いと胡座をかいていてはいけない。

    クレオンブロトス王の言う通りです。ギリシャ全体での平和を考えるべきですね。

    作者からの返信

     そうなんです。
     戦のやりすぎで、この頃のスパルタ市民の数は激減していました。
     なので、クレオンブロトス王は、例のスポドリアスでさえ、貴重な人的資源であると考えて、更生できることを望んで、殺すのをためらっていた部分もありました。

     ともかくも、このままではギリシャ・ポリスは、同士討ちのように争って、ペルシャ帝国の思うつぼにはまり、消耗していくばかり。
     そこで、クレオンブロトス王は『ギリシャ全体平和会議』を開こうと考えたわけです。

  • 書簡到着 2 *への応援コメント

    前コメントで書きそびれましたが、スパルタでは雪が積もる事があったのですね! 知りませんでした。
    面白いです。

    照り温玉の髪の色が、雪景色のなかで保護色になっておるう♡
    エメラルドの瞳の雪兎・照り温玉(≧▽≦)

    カーギルに見つかったら、正体ばれちゃうかも、ですね。
    (カーギル、無事に帰ってこれましたね。良かった!)

    作者からの返信

     はい、ギリシャは、日本よりは温暖な期間が長いですが、ちゃんと四季があります。
     冬はそれなりに寒かったようです。
     スパルタ市は内陸にありますので、エーゲ海に面するアテナイよりも、冬は寒かったようです。

     照り温玉、雪の中では髪色が保護色になって、有利でしたねw,
     エメラルドの瞳の雪兎・照り温玉になってます♡

     カーギルに見つからなかったのは、よかったのでしょうね。
     見つかったら、正体がバレていたかもしれません。

  • 書簡到着 1 *への応援コメント

    こんにちは。

    クラディウス……。
    公平な判断力で、照り温玉は悪い奴じゃない、と判断し、自分の命を救ってもらった恩義も感じている。楽士として通用する腕前の手を、怪我させたのも自分だし……。

    でも、胸中が複雑なんだよ〜。
    片思い中のお姫さまが、きゃっきゃっ、と照り温玉にくっついてまわってるのを、警護しなきゃいけないんだよ〜。

    頑張れ! クラディウス!(でも照り温玉もアフロディア姫にほだされちゃったので、照り温玉が恋敵では、99%勝ち目はないであろう)

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     クラディウスは素直で公平で、スパルタ人にしては繊細で優しい、いい男です。
     照り温玉を悪い奴じゃない、と思いはじめていますね。

     それでも、胸中は複雑でしょうねー。
     片想い中の姫さまは、あきらかに照り温玉に好意をもって、くっついてますしね。
     そして自分は、任務でそれに付き合わなきゃならない。

     おっしゃる通り、照り温玉が相手では、クラディウスに勝ち目はなさそうですよね。
     気の毒に。

  • 獅子への奸計 1への応援コメント

    ペロたんの脳内がめっちゃ都合よく機能していて笑ってしまいました。
    アテナイ人ってめっちゃややこしいんですね。
    まるで、申請をするための申請書を交付してもらうための申請書を作成して……みたいなノリですね。

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     ペロたん、勝手な思い込みで、姫が自分を好きだと信じてしまいましたね。

     アテナイも含めて、民主制は、まだよちよち歩きの赤ん坊のようなものでした。
     黎明期というやつですね。

     あとの「氷の剣士」の章で、オレステス将軍が少し説明してくれますが、衆愚的政治や法律がたくさんありました。
     試行錯誤を繰り返していたようです。

  • 子供たちの聖地 6への応援コメント

    心に深い傷を負ったティリオンの姿が痛ましい…その上自らの父が殺されるところを目にしてしまって、記憶が混乱しているようですね。
    そのせいか何やらかなりこじれている気もします。ティリオンが父を殺した悲劇の根幹も、まさかこの一件…?

    作者からの返信

     ティリオンに同情してくださって、ありがとうございます!

     6歳のティリオンには、一連の事件は完全にキャパオーバーになり、記憶は混乱しています。
     意識が戻っても、ただひたすら、母を呼ぶだけになりました。

     はい、この事件のせいで、こじれてきているんです。
     このあと、母を呼び続けて衰弱していくティリオンを救うために、実父テオドリアスは、嘘をついてしまうんですよ。

  • 子供たちの聖地 5への応援コメント

    ティリオンの本当の父親、テオドリアス…彼が父親と名乗れないのは何か事情があるようですね。
    タラッサというティリオンの母親をエレクテイス家の当主が奪った、とかでしょうか?法律で守られていて手出しできないとは、もどかしいですね。

    作者からの返信

     あとの「氷の剣士」の章で、オレステス将軍が説明をしますが、ここで事情をわかっていただいてもさしつえかないので、軽くご説明させていただきますね。

     タラッサとテオドリアスは、もともと恋人同士でした。
     しかし、タラッサの実父のアテナイ医学アカデミー医師長(ティリオンには祖父にあたる人になりますね)がふたりの仲を引き裂いた。

     アテナイ医学アカデミー医師長は、人を殺す軍を率いる男と娘を結婚させたくなかったんです。
     だから、自分の一番の弟子と無理やり結婚させた。
     タラッサは、自分のお腹に、すでにテオドリアスの子供がいることを知らずに、結婚させられたんです。

     生まれてきたティリオンの、テオドリアスそっくりの緑色の目を見て、タラッサの夫は、自分の子供でないことを知った。
     けれども、法律上は、ティリオンは、母タラッサとその夫の子供、ということになってしまったんです。

    編集済
  • 子供たちの聖地 4への応援コメント

    ティリオンの父は医者…命の尊さを理解しているはずなのに、ティリオンに虐待を加えているのが何とも残念です。
    まだ六歳、両親に守ってもらわなければならない年頃でしょうに…最後、誰か助けに来てくれたようで本当によかった…。

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     ですよねー。医者なのに。

     ならず者たちでも、ドン引きするような虐待の跡のおかげで、どうやら暴行されることは免れたようですが。
     小さなティリオンは、あまりの恐怖と衝撃に、精神的に大きなダメージを受けてしまいました。

     だれかが助けにきてくれたみたいです。

  • 子供たちの聖地 7への応援コメント

    そういうことなのか…

    ここであの場面の謎が…

    作者からの返信

     はい、そうなんです。

     母親のタラッサ・エレクテイスは、事情があって(外伝)ティリオンが6歳のときの、エレクテイス当主殺害事件のあと、ほどなく自殺しています。

     なので、ティリオンがいくら呼んでも、母を連れてきてやることはできなかった。
     実父のテオドリアスは、瀕死のティリオンを生かすために、嘘をついて騙してしまったのです。

     ティリオンに生きてほしいがための、やさしい嘘。
     それ以外にも、隠し続けた理由が実はあったのですが、(外伝)本編ではそう思っていただければOKです。

     そして、ティリオンの深く傷ついた精神の様子を見ていた期間は、そのまま、彼を騙し続ける期間になってしまいました。

     悲しいすれ違いによる事件が、起こってしまったんですよ。

  • 子供たちの聖地 5への応援コメント

    本城さん…オレ…

    ついにここまで来ました!

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     ここまできていただけたんですか、本当にありがとうございます!

     そういえば以前に、
    「歴史には、一ミリも興味がなかったんですが、この作品は読めましたよー」
     と、いってくださったかたがいたなあ~ww
     嬉しいです。

  • テバイ使節団 5への応援コメント

    情熱的な姫様の告白!
    本人にしてあげて(;'∀')

    クラディウス……ほんまにええ人や。
    このままずっと、そのままでいてほしい。

    ペロたんが先約ありと、あっさり引き下がったのには、驚きました。
    真の女好きは、女性を泣かせるような無理強いはしないのでしょうか?

    でもね、怪しいものではない、というやつに限って怪しいって、みんなから言われるんだよね~。

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     姫様、情熱的ですよね。
     本人にこんなこと言ったら、ティリオンは全身真っ赤になってしまうかもしれないですね。ww

     クラディウスはいいやつなんです。
     不憫ですが、とてもいいやつです。

     ペロがここで、案外あっさり引き上げたのは、やはりクラディウスの殺気がすごかったからでしょう。
     スパルタというよその国にやってきて、いきなり女を押し倒すのもまずいと思ったかもしれないです。
     ただ、姫がひとりだったら、危なかったかもしれません。

     怪しいものではない、って怪しすぎますよねwww

  • テバイ使節団 4への応援コメント

    クラディウス……ええやつや。
    でも、ええやつに限って、女運がなかったりするんだよな(TдT)

    で、現在のペロはどの辺りにいるのでしょうか?
    物陰でこっそりこの話を聞いていたとかだったら、めっちゃややこしいことになるぞ!

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     はい、クラディウスは、ええやつなんです。
     おっしゃる通り、ええやつ、に限って女運がなかったりします。

     心配なのは、突進してきているはずの、テバイ使節団ペロですよね。
     どこにいるのでしょうか。
     クラディウスと姫の話を聞いているのでしょうか。
     聞いていたら、めっちゃややこしいことになりそうですよね。

  • クレオンブロトス王 9への応援コメント

    クレオンブロトス王、格好いい!
    ばしっと決めましたね!

    放心状態の乳酸菌飲料フォイビダス……。このまま引き下がるのであろうか……。

    作者からの返信

     はい、クレオンブロトス王、ばしっと決めてくれました!
     王は乳酸飲料の小物っぷりを見て、スパルタ兵の鍛えなおしを考えるほどだったみたいです。

     恰好いい! のお言葉、ありがとうございます!

     乳酸菌飲料フォイビダスはこのまま引き下がるでしょうか。

  • クレオンブロトス王 7への応援コメント

    クラディウスさん、一命をとりとめました。良かった。ε-(´∀`*)ホッ

    手が傷ついた、楽士としては、癒やす必要があるだろう、ここに留まるが良い。
    なんて滑らかな話の進み方でしょう!

    作者からの返信

     はい、照り温玉が居合わせたおかげで、クラディウスは命をとりとめました。

     クレオンブロトス王に疑われそうな場面もありましたが、照り温玉はこの一件で、当面はスパルタ・アギス王宮に滞在することができるようになりました。

    >なんて滑らかな話の進み方でしょう!

     お褒めのお言葉、ありがとうございます!

    編集済
  • クレオンブロトス王 6への応援コメント

    クラディウスさんー! 飲んじゃダメー!(´;ω;`)

    作者からの返信

     スポドリも、乳酸飲料も、毒入りの水も、危険です。
     飲んだらだめですよね!

  • クレオンブロトス王 5への応援コメント

    こんにちは。

    クレオンブロトス王「突如として現れた、世にも稀まれなる美貌の青年に瞠目どうもくし、唖然としていた。」
    そりゃそうですよね。照り温玉の美貌ですもの♪

    楽士姿の照り温玉も、美しい……。

    いや〜、クラディウスさんが照り温玉の事を話す前で良かった……(;´∀`)

    作者からの返信

     はい、照り温玉は国宝級の美貌ですので、さすがのクレオンブロトス王も驚いたみたいです。

     竪琴を持った照り温玉の美しい姿を想像してくださって、ありがとうございます!

     クラディウスが話す前で良かったですよね。
     ぎりぎりでしたね。

  • クレオンブロトス王 4への応援コメント

    おはようございます。

    『「アフロディアの事だ」
    その名を聞いて、思わず頬を赤らめるクラディウス。』
    名前をだされただけで赤面してる……。
    かわいいですね。(⁠ ⁠◜⁠‿⁠◝⁠ ⁠)⁠♡

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     クラちゃん、純情ですよね。
     かわいい、と言ってくださって、ありがとうございます!

  • 子供たちの聖地 3への応援コメント

    ティリオン切なさが過ぎる。

    いつの時代も何千年経ってもこうゆう子供がなくならないのは悲しいですね…

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     ティリオンのことを切ない、と言ってくださって、ありがとうございます!

    >いつの時代も何千年経ってもこうゆう子供がなくならないのは悲しいですね…

     ホントですねー。 

  • テバイ使節団 3への応援コメント

    さあ、ただの筋肉馬鹿は、どっちでしょうか!

    と、いきなりクイズがはじまりそうなくらい、どっちがやねん、と突っ込みたくなるセリフの数々……。

    獅子身中の虫を見つけるぞ作戦は悪くないんだけど、なんでしょう……こう、上手くいかなさそうなキャラ雰囲気がダダ漏れてますね。

    そして、姫様を見つける嗅覚の鋭さ。
    いやあ、色々と台無しというか。

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     wwwですよねー。
     ただの筋肉馬鹿は、どっちでしょうか!

     アハハハハハ、上手くいかなさそうなキャラ雰囲気がダダ漏れてますか。
     エパミンはスパルタで、どんな「虫」を見つけるのでしょうか。

     ペロピダス、女好きなんですよー。
     女まっしぐら、ですw
     すごい勢いで突進していってますが、どうなるのでしょうか。

  • 子供たちの聖地 3への応援コメント

    まだ六歳の子供になんてひどい…
    エレクテイス家の当主であるティリオンの父はろくでもない人物のようですが、かつてティリオンが父を殺害したシーンとは少し印象が違う感じがします。
    こんな父親なら、ティリオンの感じる罪悪感もそれほど重くなさそうですし…まだ何か、秘密があるのでしょうか?

    作者からの返信

     六歳の子供にひどいですよね。

     この頃のティリオンは、母方の姓の、ティリオン・エレクテイス、という名前です。
     母の名前は、タラッサ・エレクテイス。

     妻が自分の子供ではない子を産んだら、どうなるか……
     いくつかパターンはあるでしょうが、この場合は、幼いティリオンにとって最悪のパターンでした。

     名義上の父のエレクテイス当主に虐待されてしまっています。
     もちろん小さいティリオンは、エレクテイス当主を本当の父だと思っています。
     小さい子に、大人の事情、は誰も教えてくれません。

     この、いつも助けてくれる、緑色の目のおじさんこそ、ティリオンの本当の父、テオドリアス・アルクメオン。
     18歳のティリオンが斬って←しまった父ですね。

  • 子供たちの聖地 2への応援コメント

    幕の後ろで琴の音だけ聴かせるという策も、ティリオンの追手のフレイウスには通じませんか…。
    ずっと逃げ続けたティリオンが抱える、生まれるべきではなかったと語るほどの罪…アフロディア姫、しっかりティリオンを支えてあげてください…!

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     はい、フレイウスはティリオンのことを熟知しています。
     琴の音を聞いただけで、わかってしまいます。
     ティリオンもフレイウスのことをよく知っていますが。
     
     逃げ続けるティリオンの抱える闇は、深いです。
     彼は幼い頃の辛い過去に、そして、自分の犯した罪に、苦しんでいます。
     姫が力になってくれるでしょうか。

  • 書簡到着 6 *への応援コメント

    会議の描写で胸熱になるとは思わなかった。

    面白いなぁ

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。

    >会議の描写で胸熱になるとは思わなかった。

     お褒めのお言葉、ありがとうございます!
     面白いと言っていただけて、感激です。

  • クレオンブロトス王 2への応援コメント

    こんにちは。

    カーギルの安全が心配です。
    こっちはスポドリ飲料の首根っこを押さえてやるのです! ヽ(`Д´)ノプンプン

    作者からの返信

     ですよね。
     カーギルの安全が心配です。
     まず、カーギルを取り戻すことを考えねばなりませんね。

     スポドリ飲料の首根っこを押さえて、乳酸飲料フォイビダスの鼻をあかしてやるのでしょうか。

  • 炎の恋人 6への応援コメント

    こんにちは。

    「はっきり言え! 嫌いなら、嫌いでかまわない。おまえの口からそれを言え!
    おまえが私を嫌いなら……それなら、あきらめられる。
    けど、理屈やなんかでは、納得できない! 」

    なんて情熱的な、まっすぐな、告白でしょう。
    素敵です。
    照り温玉の心を動かすのも、わかりますね。

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     はい、姫さま、まっすぐにぶちあたっていきました。
     素敵と言ってくださって、ありがとうございます!
     キャッチコピー回収ですww

     照り温玉、とうとう陥落です。
     姫さま、やりました!
     念願かなって、相思相愛に。

  • テバイ使節団 2への応援コメント

    ああ……なるほど〜。
    そういう歴史があるんですね。
    古今東西、同性愛はありますからね〜。
    そういえば、神話も同性愛を肯定してるくらいですからね〜。

    これから頭脳戦がはじまるのか……?
    ふたりの会話を聞いていると、イマイチ、キレッキレな闘いにはならない予感が(^_^;)

    それにしても某「アテナイ・ストラデゴスの凄い美形の息子」さん……めっちゃ人気者ですね。

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     「神聖隊」も、ギリシャ史実上、実際にあった同性愛部隊で、ものすごく強かったんです。
     同性愛も、そんじょそこらにごく普通にありましたw

     これから頭脳戦がはじまるのでしょうか。

     テバイはエパミノンダスの頭脳によって成り上り、強い勢力を持つようになったと言ってもいい国です。
     エパミンはプライドもあるんでしょうねえ。
     自分がギリシャを制覇してから、ペルシャ帝国を退ければいい、と考えているようです。

     おっしゃる通り、某「アテナイ・ストラデゴスの凄い美形の息子」はティリオンですね。
     同性愛が盛ん(?)なこともあって、男からも女からも、狙われてしまうティリオンでしたwww

  • 炎の恋人 6への応援コメント

    姫さまに、こんなにもまっすぐにぶつかって来られたら、ティリオンも理屈ではなく、気持ちで応えるしかないですね♪

    姫さまの念願叶って、二人が結ばれてよかったです✨
    むしろ大変なのはこれからな気もしますが……二人ならきっと大丈夫な気がします♪

    作者からの返信

     ですよね。
     こんなにまっすぐこられたら、ティリオンも気持ちで応えるしかないですよね。

    ● スパルタ式恋愛(求愛?)

     好きな人を追いかけまわす → 好きな人が怪我したら自分ちに拉致する → 監禁する → 食べ物と好意をめいっぱい詰め込む → 自分を好きになるまで閉じ込める → 拒絶されても認めず閉じ込める → 兄の戦ってきた国の人間でもあきらめない → あっつーい脅迫じみた告白で相手に返事を迫る → 相手が屈服する。

     姫さま、やりました!
     念願かなって、相思相愛に。
     けど、おっしゃるように、大変なのはこれからです。
     二人なら大丈夫でしょうか。

     お星さまをありがとうございます!
     心より、お礼申し上げます。m(__)m

  • 炎の恋人 2への応援コメント

    姫さま、まっすぐで情熱的な告白ですね!
    これがスパルタ式の告白かあ……そして、告白した以上、ごめんなさいは認めないという強引さもまた、スパルタ風味が香ってきますね♪

    作者からの返信

     はい、姫さま、まっすぐで情熱的な告白です。
     スパルタ風味が香ってますかwwwwwwwww
     ですよねー。

    ● 姫さまのスパルタ式恋愛

     好きな人を追いかけまわす → 好きな人が怪我したら自分ちに拉致する → 監禁する → 食べ物や好意をめいっぱい詰め込む → 自分を好きになるまで閉じ込める → 拒絶されても認めず閉じ込める(今ここww)

     ティリオンも、姫のストレートな好意にはさすがに気づいてはいたようです。
     ただ、自分が罪人であることも自覚しているので、王女さまにはふさわしくない、と考えているようです。

  • 炎の恋人 1への応援コメント

    姫さま、完全に恋する乙女だ……!
    ティリオンが書いていたのが自分のためだと知った時の姫さまの反応、かわいすぎます✨

    作者からの返信

     はい、姫は完全に恋する乙女となっています。
     姫の反応をカワイイと言ってくださって、ありがとうございます!

     ティリオンは逃亡中で、何も持っていなかったので、知識でお礼をしようとしたのでしょう。

  • それぞれの想い 7 *への応援コメント

    海の方は待ち伏せされていたんですね!?
    でもティリオンは、姫様に確保されてたので、海から逃げ去ってアテナイに捕まらずに済みましたね。
    そして使節団が来るまでにも少し時間が……ティリオンにも少しは運が向いてきたのかも✨

    作者からの返信

     そうなんです!
     もし、アフロディア姫に捕まらずに、ティリオンが船に乗ろうとしていたら、網をはっていたアテナイ側に捕まっていた可能性は高いです。
     ティリオンは幸運だったのでしょうか。

     そして、アテナイは使節団を送ることにしたみたいですが、スパルタの黄金獅子来襲事件で、時間がかかりそうですよね。

  • それぞれの想い 6への応援コメント

    スパルタ式催促はヤバい💦
    それを返事に待ちくたびれたスパルタが痺れを切らしてやったんじゃなかろうかと、二人の会話で普通に話されてるのが面白いです。
    当時のギリシャ世界におけるスパルタの在りようが、すごく伝わってきますね(笑)

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     ですよね。
     スパルタ式催促はヤバいですw

     おっしゃる通り、それが違和感なく普通に会話されているところが、スパルタ人に対する他のポリスの認識を物語ってますよね。

     スポドリアスは、スポーツドリンクみたいな名前でとんでもないことをして、スポーツドリンクらしく、補給船で逃げましたからねw
     (これは、私がウケを狙ったのではないです、偶然です。
     フォイビダス将軍も、乳酸飲料みたいな名前、と言われています)

     兄王、有能で、うまく逃げたようです。
     四隻もアテナイの船を奪っていったみたいですね。

  • 炎の恋人 4 *への応援コメント

    クレオンブロトス王、妹姫には甘いお兄さんですね。良いな〜!!

    さて、アフロディア姫も、悪の手に狙われる事があるのだろうか……。

    作者からの返信

     そうなんです。
     クレオンブロトス王は、10歳年下の妹姫をとても可愛がっていますので、甘いです。

     姫も、フォイビダスの魔の手に狙われなければいいんですが。

  • 炎の恋人 2への応援コメント

    こんにちは。

    まっすぐなアフロディア姫ですね。
    二人きりの部屋で、若い姫君に抱きつかれて。さすがの照り温玉も、理性と衝動の戦いが……。

    三つ編み照り温玉。麗しいです。

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     そうなんです。
     照り温玉だって若い男。
     若い女の子に抱きつかれ、本能と理性が戦って、かろうじて理性が勝ちました。
     危なかったですww

     一本みつあみの照り温玉、私も好きなんですw

  • テバイ使節団 1 *への応援コメント

    ペロピダス、エパミノンダス……発音したら舌を噛みそうです。私には無理(TдT)
    なんか、またすごそうなヒトたちというか、漫才コンビみたいなヒトがでてきた……と、思ってしまいました。

    >奴が戦の天才だというなら、私は戦の神だ!
    もう、セリフにフラグが立っているというか(^_^;)

    お二人のご活躍に注目したいと思います。

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     すみません、名前がややこしいですよね。
     実在の人物なので、名前の変更はできないんですが、ペロとエパミンでいいですよ。

     ペロはあとでペロペロしてきますし、エパミンはいちおう、頭脳派です。
     変なフラグは立ってますがww

     ふたりの活躍に注目していただき、ありがとうございます!

  • 子供たちの聖地 1への応援コメント

    なんと、スパルタにはそんな恐ろしい風習が…。
    強い国家を維持するため、そして今よりはるかに貧しい時代においては残酷な手段も必要なのでしょうね。

    作者からの返信

     そうなんです。
     タイゲトス山に虚弱児を捨てる。
     これは史実でして、戦士になれない者はいらない、という、国民皆兵スパルタ独特の厳しい掟だったようです。

     こんなスパルタ人は、他のポリスの人にも、ヤバイ奴ら、と認識され、恐れられていました。
     強い国家を維持するためですが、怖いですよね。

     おっしゃる通り、今よりはるかに貧しい時代においては残酷な手段も必要なのかもしれないです。
     動物でも、強い子だけ残して、あとはいらない、という生態がありますよね。

  • 臆病楽士 5 *への応援コメント

    無理矢理演奏しろと言わないあたり、やっぱりクレオンブロトス王は優しいですね。
    しかし幕一枚隔てた向こうにはティリオンを探しスパルタにやって来たアテナイの軍人が目を光らせていることでしょう…。
    波乱の予感がします…!

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     そうなんです。
     ちゃんと配慮した案を出してくれるあたり、優しい王様ですよね。

     しかし、おっしゃる通り、幕一枚隔てた向こうには、ティリオンを探してスパルタにやって来たアテナイの軍人が、目を光らせていることになります。

     楽士と偽っている以上、仕事しなけりゃならないんですが、本当に困ったことになりましたよね。
     波乱の予感です。

  • それぞれの想い 7 *への応援コメント

    フレイウスさん。
    休んで英気を養うのも、必要なことですよ……。

    作者からの返信

     ですよねー。
     おそらくフレイウスは、動けるようになってから、必死で追跡しているでしょうからねー。
     少しは休んで、英気を養わなければいけませんね。

     お星さまをありがとうございます!
     心より、お礼申し上げます。m(__)m


  • 編集済

    それぞれの想い 6への応援コメント

    「つまり、スパルタへ平和使節を派遣するのは、おまえをスパルタ領内へ入れるための口実。
    最終目的はあくまで、おまえの任務のためだけ、と思ってくれていい」
    そうですか。
    何がどう転ぶか、わかりませんね。

    「テバイの指導者となったエパミノンダスという人物には注意を要する。」
    ほうほうほう、覚えておかなきゃ、ですね!

    作者からの返信

     はい、クレオンブロトス王は、真剣に平和会議のことだけ考えているかもしれないですが、他のポリスも同じとは限らないですよね。

     アテナイはアテナイで事情があり、そのための思惑があるからです。
     そして、他のポリスも……

     テバイの指導者となったエパミノンダスという人物、この人物はホントに要注意です。
     外伝、では、オレステス将軍が暗殺することを考えた人物ですね。
     テオドリアスに止められましたがww

    編集済
  • それぞれの想い 5への応援コメント

    こんにちは。

    「捕まえられない原因のひとつは、おまえの、その常ならぬ焦りだぞ。」
    うん、その通りですね……。

    でも、無理からぬ……。

    がんばれ、フレイオスさん!
    前コメントへの返信、ギリシャ&スパルタの、知らなかった知識を教えていただき、加須 千花、テンションUP♡ ありがとうございます。

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     ですよねー。
     フレイウス、焦りまくっていますよね。
     おっしゃる通り、焦るのも無理からぬ話です。

     フレイウスにはがんばってほしいですね。

    >前コメントへの返信、ギリシャ&スパルタの、知らなかった知識を教えていただき、加須 千花、テンションUP♡ ありがとうございます。

     こちらこそ、加須 千花さまに、奈良時代のことを教わって、すごく興味深くワクワクしています。
     特に、男性周辺の女性との関係。
     妻と妹では、妹、のほうが愛されている女性になるとか、そうなんだー、と感心しきりです。

  • それぞれの想い 7 *への応援コメント

    中間選考突破おめでとうございます💐

    作者からの返信

     ありがとうございます!
     わら けんたろうさまも、おめでとうございます! 🎉

  • それぞれの想い 7 *への応援コメント

    氷の剣士が冷静になれと諭されている⁝(ᵒ̴̶̷᷄൧̑ ᵒ̴̶̷᷅ )⁝
    そしてオレステス将軍。頭が切れて、金獅子様とはまた違ったカッコよさが!!⁝(ᵒ̴̶̷᷄൧̑ ᵒ̴̶̷᷅ )⁝
    偉い人たちがちゃんとカッコイイの、素敵です⁝(ᵒ̴̶̷᷄൧̑ ᵒ̴̶̷᷅ )⁝ゴイリョクナクテスミマセン

    それにしても、ティリオンとアフロディア姫のやり取りにはにんまりでした(*´ェ`*)ホホエマシイ

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     はい、氷の剣士フレイウスを諭せる男、オレステス将軍です。
     オレステス将軍は用心深いです。
     そして『アテナイの論理頭脳』と呼ばれるほど頭のいい将軍です。

     オレステス将軍、カッコイイですか、ありがとうございます!

     ティリオンとアフロディア姫は、若いふたりで食い違いもあるようですが、客観的に見るとほほえましくやっているようですww

     もし、アフロディア姫に捕まらずに、ティリオンが船に乗ろうとしていたら、網をはっていたアテナイ側に捕まっていた可能性は高いです。
     ティリオンは幸運だったのでしょうか、それとも……

    編集済
  • クレオンブロトス王 9への応援コメント

    スパルタ人ってあんなに泣きながら謝るんか…とにかく理想的な展開になってきて満足です

    作者からの返信

     フォイビダスが小物だったのでしょうww
     王はこの小物っぷりを見て、スパルタ兵の鍛えなおしを考えるほどだったみたいです。

     理想的な展開になって、ご満足いただけてよかったです。
     (≧▽≦)

  • クレオンブロトス王 1への応援コメント

    超ムカつく

    ここから良い展開になっていくんでしょ?そうなんでしょ!?

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     超ムカつきますよね!
     乳酸飲料(フォイビダス)もスポーツドリンク(スポドリアス)も、いまいましい限りです。

     クレオンブロトス王は、この窮地をうまくしのげるでしょうか。

  • 子供たちの聖地 8 *への応援コメント

    壮絶な過去編でしたね。

    それよりも……山の雰囲気(?)に気持ち悪がっているクラディウス。
    ちょっとかわいいかも?
    やっぱり、スパルタも心霊現象には勝てないのかな(*´ω`*)

    霊的なものなのか、地形的な……有毒ガスとか地場が悪いとか……?

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     そうなんです。
     ティリオンの過去は壮絶なものでした。

     山の雰囲気(?)に気持ち悪がっているクラディウス、かわいいですか、ありがとうございます!

     今は科学で証明できることも、当時は何かの呪いとか、迷信とかが強く信じられていたので、ムッキムキのスパルタ人でも、腕力で殴ったりして何とかできないものは恐れたんでしょうねw

     今回、霊的なものをちょっとにおわせていますが、具体的に超自然的な事象は起こらなですよん。

     ちょっとした勘とか、占いとか、気持ち悪い場所とか、人の心理にかかわっているかもしれない、怪談話のようなものですねww

  • 臆病楽士 4への応援コメント

    ううん、王が期待してくれるのは嬉しいですが平和会議でティリオンが琴の演奏をするのはどうしても無理…。
    せっかく信頼してくれているのに、それに応えられないのが辛いですね…。

    作者からの返信

     ですよねー。
     王が期待してくれるのは嬉しいですが、平和会議でティリオンが琴の演奏をするのはまずいですよね。
     アテナイも来るんだし。

     クレオンブロトス王は好意で依頼してきています。
     薬草の件でこいつは役に立つ、として、ティリオンを王宮にとどめることを許可したクレオンブロトス王。
     好意もありますが、実務的でけっこう抜け目のない王だといえます。
     つまり、いい王なんですがね。

     そんな王に、楽士と名乗っておいて、楽士の仕事はしません、とは断れない。
     どうなるのでしょうか。

  • 臆病楽士 3 *への応援コメント

    ティリオンは医学アカデミーの成績最優秀者!やっぱりとんでもない秀才ですね。
    王の懸念はアゲシラオス王の病状…老いは現代の医学でも対策が難しいですし、この時代ではなおさらだと思いますが、英明王と呼ばれたころの覇気を取り戻してくれると心強いですね。

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     はい、ティリオンは、母が難しい病気なので会えない、と聞かされてそれを信じ、自分が母の病気を治そうと、医学アカデミーで必死に学んだようです。

     クレオンブロトス王は、アゲシラオス王の病を治療してやろうとしているようですね。
     薬草の知識の深いティリオンに依頼したいみたいです。
     
     かつての英明王アゲシラオスの病は治るのでしょうか。

  • それぞれの想い 4 *への応援コメント

    こんにちは。

    『「スパルタ人には、社交辞令は通じない」ということを、アテナイ人ティリオンが理解し、慣れるまでに、何度かひどい目にあわねばならなかった。』

    ふふふ……。照り温玉。頑張れ!(≧∇≦)b

    作者からの返信

     照り温玉、慣習や考え方の違う国で、苦労しているみたいですねww

     学問と芸術の都市アテナイでは、貴族は社交辞令を言いますし、します。
     大貴族アルクメオン家の嫡子だった照り温玉も、そういう教育を受けているので、つい、それが出てしまう。

     でも、筋肉主義、即物的なスパルタでは、そうはいきません。
     アテナイ人が社交辞令やおせじで言ったことも、スパルタ人はそのまんまとらえるから、アテナイ人は嘘つきだ、などと誤解されるのかもしれないですね。

    編集済
  • それぞれの想い 3への応援コメント

    こんにちは。

    わはは……、なんという……。好意からとはいえ、ご馳走攻めで、本気で困っている照り温玉。
    きっとスパルタの兵たちは、本当にその盆、二つ、一食で食べてしまうんでしょうね。
    それを見て育ったアフロディア姫が、照り温玉に、(そんなに少ない食事量で……!)と思うのも、無理からぬことかもしれません。(≧▽≦)

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     ですよねー。
     照り温玉、困っています。

     大量の食物は、ようするに、たくさんの好意を示したいみたいです。
     学園ものなら、好きな人に昼の弁当を、十段のお重箱に詰めてくるお嬢様ですかねw
     不器用ながらも姫は、好きな彼に、スパルタ式に好意をめいっぱい詰め込みたいんですよ。

     おっしゃる通り、スパルタ兵たちはたくさん食べるんでしょうねー。

     ただね、スパルタ飯は不味いんです。

     他のポリスの人間が、スパルタで食事して、
    「なぜスパルタ人が死を恐れないかわかった。
     こんな不味いものを毎日食べるくらいなら、死んだほうがいいからだ」
     と言ったほどだそうです。 

     アテナイ人ティリオンも、その不味さに閉口したかもしれません。

  • 子供たちの聖地 7への応援コメント

    胸をえぐられました。

    本当の父親の子を助けようとする必死の愛。

    子が母を必死に求める愛。

    すれ違った結果が、こうなっちゃったんですか。
    はやいうちに告白しておけば……と単純に言えないのがさらに複雑だし、やるせないですね(TдT)。

    当時の医学……でなくとも、やはり、生きる希望を失ったヒトを生かすのは大変ですよね。

    もう、養父の呪い……怖い!

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     お優しい、のりのりのさまの胸を痛めてしまって、申し訳ありません。

     母親のタラッサ・エレクテイスは、事情があって(外伝)ティリオンが6歳のときの、エレクテイス当主殺害事件のあと、ほどなく自殺しています。

     なので、ティリオンがいくら呼んでも、母を連れてきてやることはできなかった。
     実父のテオドリアスは、瀕死のティリオンを生かすために、嘘をついて騙してしまったのです。

     ティリオンに生きてほしいがための、やさしい嘘。
     それ以外にも、隠し続けた理由が実はあったのですが、(外伝)本編ではそう思っていただければOKです。

     そして、ティリオンの深く傷ついた精神の様子を見ていた期間は、そのまま、彼を騙し続ける期間になってしまいました。

     養父の呪い、怖いですねー。

  • 臆病楽士 2への応援コメント

    平和会議で琴を弾くのは非常にマズい!
    ティリオンのことがアテナイにばれたら一大事です!
    王もティリオンを信じていいか迷っているようですが、自分がアテナイから逃げて来た父殺しの罪人と伝えるわけにはいきませんよね…難しいです。

    作者からの返信

     そうなんです!
     平和会議で琴を弾くのは非常にマズい!
     平和会議に来るアテナイにバレたら一大事ですよね。

     薬草に詳しい、こんな人材は手放したくない、実利的な王としては、そう考えるでしょうね。
     ティリオンを信じ、人として好き、になるかどうかは、今後のティリオンの行動次第でしょう。

     ティリオンの罪がばれた場合は、兄王は、平和会議にアテナイもよんでいますので、ティリオンにとって、非常にまずい事態になるでしょうね。

    編集済
  • 臆病楽士 1への応援コメント

    うーん、やはりティリオンの存在は問題の種…
    王も一度は認めたとはいえ、ティリオンの素性がただの楽士でないと知ればどうなるか…
    姫とティリオンとクラディウスが楽しそうなだけに、心配です。

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     そうなんです。
     聡明なクレオンブロトス王は、そう簡単にはよそ者ティリオンを信用できませんよね。
     ましてや、ティリオンは本当に秘密を抱えている身です。

     姫とティリオンとクラディウスは、すっかり仲良しになってしまいました。
     3人は幸せそうですが、どうなるのでしょうか。

  • 子供たちの聖地 6への応援コメント

    うわあ。
    この事件の連続は6歳のティリオンにはキャパオーバーですよね。
    もう助かるには忘れるか、別の記憶で上塗りするしか……。

    身体もボロボロ、心もボロボロ。
    そもそもの悲劇の発端はどこにあったのか。

    とても気になります。

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     そうなんです。
     6歳のティリオンには、完全にキャパオーバーです。
     意識が戻っても、ただひたすら、母を呼ぶだけになりました。

     18歳になったティリオンが、父親を斬る、などという事件を起こした直接の原因は、このあと母の自死を、十一年間ずっと隠して、騙し続けられていたことです。
     どうして母の死を隠したのかは、次話でだいたい察してただけると思います。

     隠したのはやむをえなかった。
     けど、ティリオンにとっては、長年騙されたことになりました。
     そして母の自死を知ったときに、エレクテイス当主が殺された現場を目撃したことと、つながってしまったんです。

     母の死を隠され、長年騙された事実はあった。
     その理由としては、財産横領の疑いがあった。(外伝)
     さらに、エレクテイス当主が殺された事件現場を見た記憶。

     なのに、アルクメオン家に引き取られてから可愛がられた記憶もあり、整合性がとれず、現在本人も苦しんでいる、ということをわかっていただきたいのです。

     このあたり、ややこしいですね、すみません。
    「氷の剣士」の章で、オレステス将軍が解説してくれますので、お待ちください。

    編集済
  • 陰謀ピレウス港 5 *への応援コメント

    クレオンブロトス王、カッコイイです⁝(ᵒ̴̶̷᷄൧̑ ᵒ̴̶̷᷅ )⁝
    戦闘の指揮まで取って、士気上げて。
    流石はスパルタの金獅子!
    望まぬ戦いだけれど、頑張ってほしい!⁝(ᵒ̴̶̷᷄൧̑ ᵒ̴̶̷᷅ )⁝

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     クレオンブロトス王をカッコイイ、と言ってくださって、ありがとうございます!

     戦闘の指揮をとり、士気をあげ、流石はスパルタの金獅子です!

     スポドリアス、スポーツドリンクみたいな名前で、とんでもないことをして、スポーツドリンクらしく補給船で逃げましたww
    (これは偶然なんです。作者がウケを狙ったわけではないですww
     ちなみに、フォイビダス将軍も乳酸飲料みたい、と言われていますww))

     そして、おっしゃる通り、平和会議をしてギリシャ統一をめざすクレオンブロトス王には、アテナイとの戦闘が望まぬ形で起きてしまいました。
     アテナイには平和会議に来てほしいのにー、です。

     スパルタ兵は立派な筋肉の鎧がありますから、白兵戦に持ち込めば勝てそうですよね。
     どうせ、国に帰るのに船は必要ですから「船がなければ敵の船を奪えばいいじゃない」ですねっ。

  • 炎の恋人 6への応援コメント

    キャッチコピーがここでキター!
    しかし、強引だぜ姫様。こういう恋愛模様もスパルタ式なんか?

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     はい、キャッチコピー、ここできましたー。
     姫様、スパルタ王女らしく、強引に勝利を決めました。

    ● 姫さまのスパルタ式恋愛(求愛?)

     好きな人を追いかけまわす → 好きな人が怪我したら自分ちに拉致する → 監禁する → 食べ物と好意をめいっぱい詰め込む → 自分を好きになるまで閉じ込める → 拒絶されても認めず閉じ込める → 兄の戦ってきた国の人間でもあきらめない → あっつーい脅迫じみた告白で相手に返事を迫る → 相手が屈服するww

     ティリオンの罪の告白を受けても(詳しい内容は伝えていないものの)、姫の愛はゆるぎないものでした。
     彼も姫を愛し始めていたので、それに応えました。

     ただ、この愛は障害物が多いですがねー。

  • それぞれの想い 4 *への応援コメント

    「スパルタ人には、社交辞令は通じない」って、ティリオン、社交辞令得意そうだから、逆に大変そうですね(笑)

    そして、アフロディア姫は本当に純粋で素直なところが、とても愛らしいですね。ティリオンのことを本当に想っているんだなっていうのが、伝わってきます(#^^#)
    ……まあ、ティリオンからすると、ちょっと大変な愛情表現かもですが💦

    作者からの返信

     そうなんです。
     学問と芸術の都市アテナイでは、貴族は社交辞令を言いますし、します。
     大貴族アルクメオン家の嫡子だったティリオンも、そういう教育を受けているので、つい、それが出てしまう。

     でも、筋肉主義、即物的なスパルタでは、そうはいきません。
     アテナイ人が社交辞令で言ったことも、スパルタ人はそのまんまとらえるから、アテナイ人は嘘つきだ、などと誤解されるのかもしれないですね。

     アフロディア姫は本当に純粋で素直な愛をティリオンに向けています。
     姫を愛らしいと言ってくださって、ありがとうございます!

     確かに、ティリオンにすれば、大変かもしれないですねw
     逃亡者ティリオンは、姫の愛に、どのように応えるでしょうか。

  • それぞれの想い 3への応援コメント

    姫様の看病……スパルタはあらゆることがパワフルですね(笑)
    これは、姫様の想いが強ければ強いほど、ティリオンにとっては過酷になりそうですね💦

    作者からの返信

     そうなんですよ。
     パワフルな姫様の看病w

     大量の食物は、ようするに、たくさんの好意を示したいみたいです。
     学園ものなら、好きな人に昼の弁当を、十段のお重箱に詰めてくるお嬢様ですかねw
     不器用ながらも姫は、好きな彼に、スパルタ式に好意をめいっぱい詰め込みたいんですよ。

     ただね、スパルタ飯は不味いんです。

     他のポリスの人間が、スパルタで食事して、
    「なぜスパルタ人が死を恐れないかわかった。
     こんな不味いものを毎日食べるくらいなら、死んだほうがいいからだ」
     と言ったほどだそうです。 

     アテナイ人ティリオンも、その不味さに閉口したかもしれません。

  • 書簡到着 6 *への応援コメント

    アテナイからの書簡は無事評議会に間に合ったようですね。
    こればかりは流石に王もどうしようもありませんし、運を天に任せ、そして勝ったということでしょうか。
    しかし真に大変なのはここから…王もティリオンもアフロディア姫も、頑張れ!

    作者からの返信

     はい、クレオンブロトス王の努力の甲斐あって、アテナイからの書簡が間に合い、ギリシャ全体平和会議が、スパルタで開催されることになったようです。

     アテナイの思惑は、別のところにあるかもしれませんが、とりあえず、諾、の返事がありました。
     今のところ、クレオンブロトス王にとっては喜ばしいこととなります。

     おっしゃるように、真に大変なのはここからです。
     クレオンブロトス王、ティリオン、アフロディア姫はどうなるのでしょうか。

     お星さまと素敵なレビューまでくださって、ありがとうございます!

     では、羊皮紙を掲げて、宣言させていただきます。
    「日鷹久津さまの返事は、諾! 
     今春には、『ギリシャ全体平和会議』を、我がスパルタにて開催する!」
     オオオオオ――――――――ッ!!!!

     平和会議開催にご協力、ありがとうございます!
     伏して、お礼申し上げます。
     m(__)m

  • 書簡到着 5 *への応援コメント

    平和会議の書簡を送っておいたのも、長老評議会から本当に参加するのかという質問を予測していたからこそなんでしょうね。
    さすが王は先見の明があります。しかし肝心のアテナイは返答が来ず、返答があってもそれはスパルタ内に潜入するための策略の混ざったもの…。
    王の目指す平和にはまだまだ前途多難ですね…。

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     はい、長老たちを納得させ、協力させるために、クレオンブロトス王はあらかじめ、打てるだけの手を打っていたようです。

     アテナイの返事が来なかったのは、ティリオンが事件を起こしたためと思われます。
     『それぞれの想い』の章で、オレステス将軍とフレイウスが話していたのが、この平和会議の返事の件です。

     アテナイは調査の結果、最初は返事を、否、とする予定でしたが、ティリオンがスパルタに逃げ込んだので、おっしゃる通り、返答があってもそれはスパルタ内に潜入するための策略の混ざったもの…。

     王の目指す平和は、まだまだ前途多難です。

  • 陰謀ピレウス港 5 *への応援コメント

    スポドリアス……名前に恥じない運動量(余計な妨害工作)をこなして逃げ去りましたね💦

    しかし、恐れていたアテナイとの戦闘が最悪な形で起きてしまうとは……。
    まあ、スパルタ兵は鎧を脱ぎ捨てても、立派な筋肉の鎧があるから、それでもなお白兵戦ならアテナイ兵に勝てそうですけど。

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     そうなんですよ!
     スポドリアス、スポーツドリンクみたいな名前で、とんでもないことをして、スポーツドリンクらしく補給船で逃げましたww
    (これは偶然なんです。作者がウケを狙ったわけではないですww)

     そして、おっしゃる通り、平和会議をしてギリシャ統一をめざすクレオンブロトス王には、アテナイとの戦闘が最悪な形で起きてしまいました。
     アテナイには平和会議に来てほしいのにー、です。

     スパルタ兵は立派な筋肉の鎧がありますから、白兵戦に持ち込めば勝てそうですよね。
     どうせ、国に帰るのに船は必要ですから「船がなければ敵の船を奪えばいいじゃない」ですねっ。

  • 子供たちの聖地 5への応援コメント

    虐待しているのに手放さない。


    今の時代もたまにニュースで見かけますが、ヒトの心は複雑ですね。
    大人の事情と法律に振り回されるティリオンが可哀想だ。
    実の父親はティリオンを引き取りたく思っているのに……誘拐扱いになるとは……なんとももどかしいですね。

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     そうなんです。
     虐待しているのに手放さない。

     エレクテイス当主は、ティリオンの緑色の目を見て、自分の子供でない、とわかっていますので、虐待しています。
     ティリオンの実父、テオドリアスには直接手を出せない分も、ティリオンをわざと手放さず、虐待してどちらも苦しめているのです。
     おっしゃる通り、人の心は複雑ですね。

     小さいティリオンは、なぜエレクテイス当主の父親にひどい目にあわされるのか、わからないままです。
     怒られるのは自分が劣っているからだから、いつか、好いてもらえるよう、いい子になろうと努力しています。
     そんな日はこないのに……

  • それぞれの想い 2 *への応援コメント

    クラディウス……。切ないな〜。でもこういうの見てるの、すごく楽しいんだな。

    うん、皆に、恋心がバレバレですね。場外乱闘、クラディウスはおおいに暴れまわった事でしょう。(笑)

    作者からの返信

     クラディウス、切ないですよねー。
     でも、こういうのが青春。
     うまくいかないのが恋愛ってもんだあ~♡
     見てて、エヘヘッ、ってなりますよね。

     悪友どもにはバレバレで、クラディウスは真っ赤になって暴れまわったことでしょうwww

  • 陰謀ピレウス港 5 *への応援コメント

    こんばんは。

    あー、アテナイと本当は戦いたくない、和平を望むクレオンブロトス王なのに……。

    露出度の高いスパルタ兵たちが、走行不能のアテナイの船に次々乗り込んでくる事になるわけですね。キャーッ!(*´艸`*)

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     そうなんですよ。
     クレオンブロトス王はギリシャ統一にむけて平和会議をしたいので、アテナイにも参加を要請していた。
     それなのに、戦うことになってしまって。

     はい、ムッキムキの逞しい男たちが、アテナイの船にとりつき、襲います。
     キャーッ!(*´艸`*)


  • 編集済

    出会い 2 *への応援コメント

    本物のスパルタ教育ってもの凄いんですね!

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     そうなんですよ。
     現代にもその言葉が残る『スパルタ教育』
     かなり厳しいものだったみたいです。

  • 子供たちの聖地 4への応援コメント

    父親よりもならず者たちの方がまだ良心が残っていたという……。

    ちょっと痛めつけたら大人しくなるってグフフ……という展開にならなかったくらい痛めつけられていたなんて(TдT)気の毒すぎる。

    やる気満々だったならず者たちが我に返ってやる気を無くすくらいの状態だと、大人になってもその傷は、跡になって身体と心に残っているんでしょうね……。

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。

    >父親よりもならず者たちの方がまだ良心が残っていたという

     ですよねー。
     ならず者が引くほど、虐待されていたようですね。
     彼らも、親からひどい目にあわされて、ならず者になったのでしょうか。

     ティリオンの体はあざだらけだったんでしょうねー。
     体も傷ついていますが、このことは、彼の心に深い傷を残すことになります。 

  • 書簡到着 4 *への応援コメント

    クレオンブロトス王、冷静に広い視野で世界を見ている感じがします。
    まだポリスごとに分かれてギリシャという一つの国になるのは難しいでしょうがそれでも同じギリシャ人。同胞で争うのではなく、外敵に対して協力が必要ですよね!

    作者からの返信

     お読みいただきありがとうございます。
     そうなんです。
     クレオンブロトス王、冷静に広い視野で世界を見ています。
     ただ、もうひとつ、平和にして、想い人のコリントスのペイレネ嬢に早く会いたい、という気持ちもありました。

     おっしゃる通り、ギリシャのポリス同士で争っていては、消耗するばかりです。
     一致団結したほうがいいんですが、国と国との関係というのはなかなか難しいものです。