フレイウスさん、恐ろしく勘がいいですね。
姫さま、離脱して正解です。
一緒にいたらなにも話さなくても色々と読まれてしまいそう……!
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
そうなんです。
フレイウスは恐ろしく勘がいい。
フレイウスが13歳のときも、オレステス将軍に、
「おまえの勘は素晴らしい。その勘を大切にするといい」
と言われていたくらいです。
ただ、神ならぬ身、もちろんすべてがわかるわけではないです。
おっしゃる通り、それでも姫は離脱して正解かもしれません。
言葉や態度から、色々と読まれてしまいそうですものねw
ふ、フレイウス…頭が切れる男…
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
はい、フレイウス、頭の切れる男です。
剣の腕もすごい。
コメントで
「主人公カプに、これほど恐れられているフレイウスって……」
というお言葉をいただいたこともありますwww
ギルとアルお久々♪
警部の部下として仕事してますね
そして警部も姫の行動からなんか勘付いているような気がしますがどうなんでしょう?
姫様ビビりまくりでしたし💦
作者からの返信
お久しぶりのギルとアルでしたww
はい、警部の部下として仕事してます。
警部は生まれつき勘が鋭いです。
彼が捜し求めているティリオンの名前を、姫が心の中で大声で叫んだので、ピン、と何かを感じたのかもしれないですね。
ただ、彼はティリオンのことで、自分でも頭が一杯だと自覚があるので、気のせいか、と結論づけてしまいましたね。
フレイ警部は非常にできる男でして、アテナイで長年、共に暮らしていたティリオンは、それをよく知っています。
これまでティリオンは、フレイ警部が来た、と察知したら、必死で全力で逃げてしまっています。
姫にも、フレイ警部の恐ろしさを話していますし、姫もその目で警部の剣さばきを見て、強敵と感じたようです。
主人公カップルから怖れられすぎているフレイウスが、事情を知っていると哀しいですね。
どうすればすべて丸く収まるのか……悩ましい。
作者からの返信
そうなんですよー。
フレイウスは非常にできる男でして、アテナイで長年、共に暮らしていたティリオンは、それをよく知っています。
>主人公カップルから怖れられすぎているフレイウス
アハハハハ、まさしく、まさしくそうなんですw
これまでティリオンは、フレイウスが来た、と察知したら、必死で全力で逃げてしまっています。
姫にも、フレイウスの恐ろしさを話していますよねww
大事に人に敵認定され、逃げられてしまうフレイウスは、けっこう不憫なヤツなんですよww
どうすれば丸く収まるでしょうね。
フレイウス様、さすが優れたお人!
心の声を察知するなんて!
アフちゃんの味方になってほしい!!!
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
フレイウスは生まれつき勘が鋭いです。
彼が捜し求めているティリオンの名前を、姫が心の中で大声で叫んだので、ピン、と何かを感じたのかもしれないですね。
ただ、彼はティリオンのことで、自分でも頭が一杯だと自覚があるので、気のせいか、と結論づけてしまいましたね。
アフちゃんの味方になってほしいですが、フレイウスの目的は、ティリオンを確保してアテナイに連れて帰ること。
つまり、フレイウスの目的がかなえば、アフちゃんとティリオンは、離れ離れになる可能性が高いですね。
アフロディア姫、やっぱりティリオンに助けを求めていましたか…!幸い、フレイウスには聞こえなかったようですね。
ティリオンが姫に聞かせた話から、フレイウスのことを高く評価していることが分かりますね。敵に回せば恐ろしいとのことですが、友人としてはどうだったのか聞いてみたいところです。
作者からの返信
姫は、ティリオンの名前を声に出していたわけではないんですよ。
心の中で叫んでいたんですね。
フレイウスは、生来のその鋭い勘で、ティリオンを呼ぶアフロディア姫の心の叫びを感じ取っていたんです。
だから、ギルフィとアルヴィの双子には、悲鳴しか聞こえていません。
フレイウスだけが感じ取れた、ので、他の人に説明するのは難しい。
彼は『アテナイの氷の剣士』と呼ばれる、剣の達人ですが、生来のこの鋭い勘が、剣技にもあらわれているのかもしれないです。
フレイウスは13歳のころから(ティリオンは7歳直前から)ずっと護衛として、教師として、友人として、そして、ティリオンの『第一の近臣』として一緒にいましたから、ふたりは非常に親密な仲でした。
お互いに、唯一無二の、かけがえのない存在、だったようです。
フレイウスの聴覚がすごすぎる。
悲鳴から「ティリオン」という言葉を聞き分けるとは……とまでは言いませんが、その嗅覚というか、カンの鋭さはさすがですね。
でも、運はイマイチ。
ちょうどよいバランスでしょうか。
でも、これだけ鋭いヒトだったら、
浮気なんかしてたら、一発でばれてしまう。
怖い、怖い。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
姫は、ティリオンの名前を声に出していたわけではないんですよ。
心の中で叫んでいたんですね。
フレイウスは、生来のその鋭い勘で、ティリオンを呼ぶアフロディア姫の心の叫びを感じ取っていたんです。
だから、ギルフィとアルヴィの双子には、悲鳴しか聞こえていません。
フレイウスだけが感じ取れた、ので、他の人に説明するのは難しい。
彼は『アテナイの氷の剣士』と呼ばれる、剣の達人ですが、生来のこの鋭い勘が、剣技にもあらわれているのかもしれないですね。
確かに、浮気などは一発でばれそうですねwww
フレイウスさんの勘が良すぎる!?
ティリオンの誤解にも気がついているだろうし、思いのすれ違っている現状への焦りは凄そうです。
仕方が無かったとはいえ皆で嘘をついていたのが痛すぎます……。
誤解を解くことは出来るのでしょうか。
アフロディア姫が大ピンチでしたが、危ない勘違い男の逃げていくところに笑ってしまいました。
服を真っ二つ……!
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
そうなんですよ。
フレイウスは、生来のその鋭い勘で、ティリオンの名を叫ぶアフロディア姫の心の叫びを感じ取っていたんです。
ただそれは、耳、に聞こえる音ではないです。
フレイウスだけが感じ取れた、ので、他の人に説明するのは難しい。
彼は『アテナイの氷の剣士』と呼ばれる、剣の達人ですが、生来の勘が、剣技にもあらわれているのかもしれないですね。
ティリオンはフレイウスを、自分を騙していた敵だ、と思ってしまってますからねー。
誤解はとけるのでしょうか。
姫は大ピンチでしたが、フレイウスのおかげで救われました。
ペロの逃げていく姿、笑っていただけましたか、嬉しいです。
編集済
こんにちは。
「いや、多分……聞こえなかった。」
アフロディア姫が心のなかだけにとどめていた、愛しい君の名前を、その悲鳴を、氷の剣士は敏感に感じ取ったのかもしれません……。
フレイウスさんなら、あり得る!!
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
そうなんですよ!
フレイウスは、生来のその鋭い勘で、ティリオンの名を叫ぶアフロディア姫の心の叫びを感じ取っていたんです。
ただそれは、耳、に聞こえる音ではないです。
フレイウスだけが感じ取れた、ので、他の人に説明するのは難しい。
それにフレイウスは、照り温玉を心配して、常に彼のことを気にかけていますから、自分でも、その心配が照り温玉の名前を感じさせたのかも、と、わからなくなってきているんです。
ドキドキしました……途中爆笑したところもありますが(服が真っ二つのところです)。だんだん包囲網が狭まってきているようで、これからどうなるのか、目が離せないです!
作者からの返信
ドキドキしていただいて、嬉しいです。
爆笑してくださったんですか、ありがとうございます!
だんだん包囲網が狭まってきましたね。
ティリオンは、姫は、クラディウスはどうするのでしょうか。
目が離せない、とまでおっしゃっていただき、作者冥利につきます。m(__)m
あ~も~、ハラハラドキドキするう!
無事に誤解が解けるんでしょうか。
……すみません、こんな状況なのに、姫様の必死な姿が逆に
「この状況、なんか勘違いコントにできそうw」とか思っちゃいました^^;
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
ハラハラドキドキしていただいて、嬉しいです。
ティリオンとフレイウスとの間の誤解は、解けるんでしょうか。
姫とティリオンの恋の行方はどうなるんでしょう。
姫、ティリオンを守ろうと必死ですよねwww
勘違いコントっぽいですよねww
姫様、フレイウスと戦う気でいて草
状況が混沌としてきましたね。姫様、ペロダスのこともう忘れてそう。絶対、クラディに相談した方がいいのに、多分、頭はフレイウスでいっぱいになってると思う。
それにしても、フレイウスの強キャラ感よ。
作者からの返信
もちろん姫は、フレイウスと戦うつもりですよw
ティリオンを守らなきゃ、ですから。
でも、剣で戦うわけじゃないです。
剣で戦うな、とティリオンに言われていますからね。
おっしゃる通り、状況は混沌としてきました。
姫はクラディウスに相談したほうがいい……そこはですね、女心を理解していただかないと、ね♡
たしかに、強敵フレイウスに会ってしまって、ペロどころじゃないってのもありますね。
フレイウスは強いですよ。
彼の唯一の弱点は、ティリオンかも、ですw
うーむ、今の所、フレイウスの心が読めないぞぉ。でもめちゃカッコいいヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。
思わず、アフロディアまさか惚れちゃうのか、と思ったくらい(なんでや笑)
作者からの返信
フレイウス、かっこいいですか、ありがとうございます!
外伝、から先にお読みのかたは、フレイウスがお好きなかたが多いです。
姫も、先にティリオンに会ってなかったら、どうだったかなww
ああなんだか色々ともどかしいっ。
ところで逃げて行ったペロたんは、あのカッコのままでどうなったのでしょう。
作者からの返信
色々ともどかしいですよね。
逃げていったペロの心配をなさったのは、かつたけいさまが初めてですww
服は真っ二つですが、真ん中で生地を結びでもして、宿舎にこっそり戻ったのではないでしょうか。
(笑
フレイウスはちょっと不憫な気が。。。さあ、この後どうなるんだろう?
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
フレイウス、不憫ですよね。
ティリオンはフレイウスを、敵だ、と思ってしまってますね。
このあと、どうなるのでしょうか。
ん~アフロディア、やっぱりフレイウスのことよく思ってない~(>_<)
フレイウス、がんばれ~(ただの私の推し目線の感想ですみません)
作者からの返信
姫、完全にフレイウスを敵認定です。
つまり、ティリオンは、フレイウスを敵だと思っている、ということですね。
フレイウスを推してくださって、ありがとうございます!
彼は、いい男なんですよー。
なんとか、ティリオンに会えて、誤解がとければいいんですが。
編集済
フレイウスの本心をティリオンも早く知ることが出来たらいいですね
そしたら怯えなくてすむのになぁ
作者からの返信
ですよねー。
フレイウスとアテナイの意図を、ティリオンが知ることができれば……
知ったら知ったで、ティリオンは苦しむかもしれないですがねー。
父親を斬ってきていますから。
アフロディア姫の心の叫びに気づくとは、
フレイウス、敵に回したら、恐ろしい存在だ・・・
事件のことはもみ消してくれたそうですが、
ティリオンは知らないし、他にも陰謀が進んでいるし・・・
いったいぜんたい、どうなるのか!?
引き続き、読ませていただきます(^-^)
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
フレイウスは、生まれつき勘が鋭いので、彼が一番心にかけている、ティリオン、という言葉を感じた、のでしょう。
確かに、敵に回せば、恐ろしい存在です。
ティリオンの起こした事件は、もみ消されたようです。
が、いくら優秀な将校でも、フレイウスの一存ではできないことです。
「氷の剣士6」での、フレイウスの心中の声、
<あの事件を、我々はもみ消しました。
それがテオドリアスさまのご意思であり、我々の切なる気持ちです>
に、ご注目くだされば、と思います。
おっしゃる通り、ティリオンは、事件がもみ消された事や、アテナイとフレイウスの気持ちを知りません。
アテナイの皆に騙された、と思っています。
そして、テバイのエパミノンダスの陰謀や、エパミノンダスと手を組んだアゲシラオス王。
騙されて、デルポイに向かっている、クレオンブロトス王。
これから、どうなるのでしょうか。
お体、ご執筆に、ご無理のない程度に、お立ち寄りくだされば、嬉しいです。
フレイウスさんは剣も強いし、勘も鋭いようですね。アフロディア姫の緊張が伝わってきます……。どうなってしまうんでしょう。ずっとドキドキしています!
作者からの返信
はい、フレイウスは剣は強いし、勘は鋭いし、強敵です。
アフロディア姫も、それを感じ取ったようです。
ティリオンを捜し求めるフレイウス。
ティリオンを隠したいアフロディア姫。
どうなるのでしょうか。
ドキドキしてくださって、嬉しいです♡
姫君が力を貸してくれと祈る先はクラディウスなんですね。クラディウスは姫君の恋人にはなれませんでしたが、こんなに信頼されているんですね🥲
フレイウスは姫には敵として恐れられてしまいましたが、本当にただティリオンを処刑するために追っているんでしょうか。真相が気になります…!
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
姫はクラディウスに、ティリオンがアテナイに追われていることを、既に打ち明けています。
ティリオンも、フレイウスの詳細を、クラディウスに話しているらしいので、おそらく三人で、何か作戦を立てているのでしょう。
で、その作戦に、クラディウスが重要な役割を果たす。
なので、力をかしてくれ、と心で叫んだと思われます。
もちろん、クラディウスは、姫に厚く信頼されています。
アテナイとフレイウスは、事件をもみ消していますし、フレイウスの独白にもあったように、ティリオンにアテナイに戻ってきて欲しい。
保護するために追っているんですよ。
しかし、逃げたティリオンは、それを知りません。
アテナイ軍の将軍長であり、自分の父であるテオドリアスを斬れば、当然、重罪ですから、それで追われていると思っているんです。
フレイウス、恐ろしい(良い意味で)
その恐ろしさを直感的に読み取ったアフロディアも恐ろしい(良い意味で)
しかし、フレイウスと双子の部下、爽やかでカッコ良すぎるだろ~。
作者からの返信
はい、ティリオンが言っているように、フレイウスは、非常に優秀な将校で、剣はもちろん、武術全般に秀で、頭が良く、勘が鋭く、敵にまわせば恐ろしい男です。
アフロディア姫も、スパルタ人として、武術訓練を受けいて、結構強いので、フレイウスの恐ろしさが分かったようです。
アテナイは、学問・芸術の盛んな都であり、ルックス偏差値は高いです。
対してスパルタは、国民皆兵の軍事国家なので、ムッキムキ偏差値が高いです。(笑
んんと、あの短剣は、もともとアテナイのもの、でしたっけ?
なんか気づいたりしてませんかね、フレイウスくん。
それにしても、ペロピダスの略がペロって…犬ですがな(笑)。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
そうです。もともと、アテナイのものです。
フレくん、おそらく装飾の美麗さから、アテナイ製だとは気づいていたと思います。
ただ、強いスパルタには、他国からのまきあげ品がたくさん集まっているし、短剣がティリオンのもの、というわけでもないので、そこからは気付かなかったようです。
ペロ、短くていいでしょ。(≧▽≦)
犬ならかわいいんですが、ペロは女好きで、変なところペロペロしたがるから、いけません。(>_<)
本当にきこえなかったのかな??
この後どうなるのか、何だか、ドキドキしてしまう。
作者からの返信
姫は、声に出して名前を叫んではいないようです。
心でひたすら、ティリオンを呼びました。
フレイウスは、勘が鋭い人物です。
彼が、最も心にかけている名前を、ふと感じ、急いで駆けつけ、助けることになった、のでしょう。
ドキドキしてくださって、ありがとうございます!
ペロビダス、見事にうざかったですね(笑)
思い込みの強い、しかも自信過剰タイプは困ったものです。
姫様、ご無事でよかったけど、ついにフレイウス登場です。
実際は敵ではない、今現在は最大の敵の登場で、さてどうなるか?
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
ですよね! ペロピダス、見事にうざいんです。
思い込みは激しいし、自信過剰だし、女好きだし、ホントに困った奴です。
はい、ついにフレイウス登場です。
おっしゃる通り、実際には敵ではないんですが、ティリオンはそう思っていませんし、姫もです。
ティリオンは、見つかったら連れ戻されるので、姫にとっては、やはり、敵、かもしれないですね。
どうなるのでしょうか。
いよいよ緊張高まる物語!
十四章はどうなる!?
作者からの返信
ですねっ。
ティリオン、アフロディア姫、クラディウス、クレオンブロトス王、ペイレネ嬢、アゲシラオス王、フレイウス、ギルフィ、アルヴィ、ペロピダス、エパミノンダス 等々
それぞれ、どうなっていくのでしょう。
お楽しみに!
こんにちは、御作を読みました。
あ、そうか、アフロディアさんから危うくティリオンの所在がばれるところだったのか^^;
今フレイウスと再会しても、間が悪かった再び、になりそうだから悩ましい。これからどうなるのか楽しみです。面白かったです。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
はい、フレイウスは勘が鋭いので、ばれるところでした。
ティリオンはフレイウスが、処刑のために追ってきていると思っているし、裏切ったフレイウスに腹もたてているので、話をきいてくれるかどうかわからないですね。
また、間が悪かった、ことにならないといいんですが。
アフロディア姫もティリオンから話を聞いて、フレイウスを排除に動くでしょうしね。
どうなるのでしょう。
面白いと言っていただけて、嬉しいです。(´▽`)
アフロディア姫、危機一髪でしたね!
無事で良かった(*^^*)
ティリオンを呼ぶ声もちゃんと聞こえてはいなかったようですね。
あ、てか、フレイウスはティリオンを捕まえるつもりじゃないし、あの事件自体がもみ消されてるなら、見つかってしまっても大丈夫なのか?
まぁ、ティリオンが事の真相を知ったらどうなるのか心配だし、捕まらなくてもアテナイに帰るなら、アフロディア姫とは離ればなれ……。
今はクレオンブロトス王も不在だし、あの王様じゃ今後どうなるかわからないし。
問題は山積みですね(^▽^;)
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
はい、危機一髪でした。
勘の鋭いフレイウスに、少しだけ怪しまれてしまったようですが、なんとかしのぎました。
そうなんです。
アテナイに見つかれば、連れ戻されるでしょうし、姫とは離ればなれ。
それに、ティリオンは追いかけてくるフレイウスやアテナイの意図を知りません。
おっしゃる通り、事の真相を知ったら、それはそれで、ティリオンは今以上に苦しむことになるでしょう。
今、スパルタを支配しているアゲシラオス王の動向も気になるところですね。
まさに、問題は山積みです。
クラディウスもフレイウスも気の毒になってきました笑
愛が報われない男たち……
作者からの返信
愛が報われない男たち、まさしくその通りですね(笑
みんなそれぞれの立場で、がんばってはいるんですがねえ。
フレイウスさまの弟分は双子ちゃんなのですね
同じくオレステスさまの養子
オレステスさまは凄い御方ですね
養子を何人も迎えるだなんて、きっと戦争で親を失った子供を養子として迎えたのでは?と勝手に良い人認定して思い込んでます(笑)
姫さま、はだけた衣服の恰好で城に戻ったら大事になりそうですよ( ̄▽ ̄;)
作者からの返信
● ここでアテナイと、アテナイの氏族組織=アテナイ軍部について説明させていただきます。
民主制国家アテナイでは、国民皆兵の軍事国家スパルタのように、一般市民が一生を軍人として過ごすことはありませんでした。
しかし、国家の必要に応じて召集がかかれば、兵役につく義務が課せられていました。
けれども『非常時に緊急召集される一般市民兵と、奴隷と、傭兵の寄せ集め軍隊』は、たとえばスパルタ教育による、王のもとに統一のとれた強靭なスパルタ軍、などに比べれば、非常にもろかったのです。
『ペロポネソス戦争』でスパルタに大敗したアテナイは軍制の改革を行いました。
アテナイ軍部には10人の将軍と、その将軍たちを束ねる将軍長アテナイ・ストラデゴスがいます。
(※ここから以下は、↓ 史実と、物語上の私の設定が混じっています)
『ペロポネソス戦争』終結から31年たった現在、常備軍はテオドリアス・アルクメオン(←ティリオンの父親)をアテナイ・ストラデゴスとして頂点とし、彼に仕える氏族組織によって、密かにしっかりと統率されています。
いわばアルクメオン家は、アテナイ民主制の裏にある、影の王家。
民主制を尊重しながらも、衆愚政治に陥ったときや、戦争が起こってアテナイが危機になったときに、アテナイを守り文明を継いでいくという理念を持っています。
アルクメオン家に仕える10人の将軍は、それぞれ、これと見込んだ子供を幼いうちから養子にし、教育・訓練し、自分の氏族の一員として氏族組織の重要構成員になるよう育ててきました。
当時の戦争というのは、いざ戦いになると兵がびびって逃げ出したり、負けそうになると敵に寝返ってしまって、それが敗因になる場合も多かったのです。
そういう意味でも、統一のとれた指揮系統のもとに、軍の重要な地位には、自ら育てた信頼できる氏族の養子たちを置こうとしたのですね。
フレイウスや双子のギルフィとアルヴィ、そのほかにもオレステス将軍の養子がいて、全員、アルクメオン家に仕える、アテナイ氏族組織の一員です。
こうして、アテナイとアルクメオン家に対し、強い忠誠心をつちかわれた若者たちが成長し、軍やその支援職に組み込まれてくるにつれ、これまでにないすばらしい強さと機能性を発揮できるようになってきていたのです。