コメント、失礼します。
ここでエパミノンダスの名を出しますか!
いやはや、今後の展開が楽しみです。
このエピソードは時代的、政治的背景が細かく説明されるパートのようですね。
こういったお堅い内容を持ち出すと読みにくいなあ、と感じてしますがちですが、本城冴月様の構成が上手いな、と改めて思いました。
だって、その前に強烈な個性を持つスパルタの姫様とアテナイ人青年とのエピソードがあったわけですから。
謀略という中々難しい話もどうにか切り抜けて、二人の愛の行方を知りたくなる。だから、小難しいエピソードもなんのその! 読者をそんな気にさせてくれそうです。
話しづくりのお手本とさせて頂きます。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
アハハ、この回でエパミノンダスの名前に反応してくださるのは、ごくごくまれな読者さまです。
エパミノンダスの名前で、今後の展開が楽しみ、と言ってくださるのも、歴史に詳しい、荒川馳夫さま、ならではですね。
ありがとうございます!
>こういったお堅い内容を持ち出すと読みにくいなあ、と感じてしますがちですが、本城冴月様の構成が上手いな、と改めて思いました。
はい、こういったお堅い内容を持ち出すと読みにくいなあ、と感じるかたは非常に多いです。
『ギリシャ物語』も、最初に公開したときは、web小説のいろは、も知らなくて、冒頭が固かったんですよ。
ほとんど読んでいただけませんでした。
なので、書き直した、というくらい、冒頭は大幅修正してあります。
作品全体も、地の文を削りに削って、会話文を増やし、大改修しました。(大変でしたww)
構成にお褒めのお言葉、ありがとうございます!
>謀略という中々難しい話もどうにか切り抜けて、二人の愛の行方を知りたくなる。だから、小難しいエピソードもなんのその! 読者をそんな気にさせてくれそうです。
やはり、ラブストーリーは強いですよね。
ラブも人間の本能ですから、本能をくすぐる話、というのは強いと感じました。
『ギリシャ物語』はどちらかというと、女性の読者さまが多いのですが、おっしゃる通り、ふたりの愛の行方を知りたくなる、という方向みたいです。
>話しづくりのお手本とさせて頂きます。
嬉しいですが、恐縮しきりです。
まだまだ自分でも、固いなあ、と思っている部分がたくさんあります。
歴史物を書く以上、どうしても時代説明、背景説明が入ってしまいますが、
「読者さまは勉強をしたいのではない、物語を楽しみたいのだ」
と心得て、うまくやらないとなあ、と思います。
スパルタ式催促はヤバい💦
それを返事に待ちくたびれたスパルタが痺れを切らしてやったんじゃなかろうかと、二人の会話で普通に話されてるのが面白いです。
当時のギリシャ世界におけるスパルタの在りようが、すごく伝わってきますね(笑)
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
ですよね。
スパルタ式催促はヤバいですw
おっしゃる通り、それが違和感なく普通に会話されているところが、スパルタ人に対する他のポリスの認識を物語ってますよね。
スポドリアスは、スポーツドリンクみたいな名前でとんでもないことをして、スポーツドリンクらしく、補給船で逃げましたからねw
(これは、私がウケを狙ったのではないです、偶然です。
フォイビダス将軍も、乳酸飲料みたいな名前、と言われています)
兄王、有能で、うまく逃げたようです。
四隻もアテナイの船を奪っていったみたいですね。
編集済
「つまり、スパルタへ平和使節を派遣するのは、おまえをスパルタ領内へ入れるための口実。
最終目的はあくまで、おまえの任務のためだけ、と思ってくれていい」
そうですか。
何がどう転ぶか、わかりませんね。
「テバイの指導者となったエパミノンダスという人物には注意を要する。」
ほうほうほう、覚えておかなきゃ、ですね!
作者からの返信
はい、クレオンブロトス王は、真剣に平和会議のことだけ考えているかもしれないですが、他のポリスも同じとは限らないですよね。
アテナイはアテナイで事情があり、そのための思惑があるからです。
そして、他のポリスも……
テバイの指導者となったエパミノンダスという人物、この人物はホントに要注意です。
外伝、では、オレステス将軍が暗殺することを考えた人物ですね。
テオドリアスに止められましたがww
あのピンチに逆に4隻も船を奪うとはクレオンブロトス王、凄まじいですね。
もっとも、そのせいで彼の願う平和会議とは遠ざかるような結果となってしまい、そのうえティリオン捕獲のために利用さえるとは…。
しかしこの裏で様々な思惑が交差する感じ、とても面白いです!
作者からの返信
そうなんです!
あのピンチに逆に4隻も船を奪うとはクレオンブロトス王、凄まじいです。
さすが、スパルタの黄金獅子と呼ばれる男。
おっしゃる通り、そのせいで彼の願う平和会議とは遠ざかるような結果となりました。
そして、アテナイは、クレオンブロトス王の平和会議への招きを、ティリオン捕獲に利用するつもりです。
そのために、最初は、否、としようとしていた返事を、諾、に変更したみたいですね。
フレイウスをスパルタ領内に入れるために。
アテナイから、諾、の返事がくれば、クレオンブロトス王は喜ぶでしょう。
ただ、アテナイのオレステス将軍は、
「我々はこの平和会議の提案は、時期が悪すぎるとみている。
テバイとボイオティア同盟の政情が、非常に不穏なのだ。
特に、テバイの指導者となったエパミノンダスという人物には注意を要する。
この点、平和会議を開くとなれば、本国スパルタに他のポリスの人間を多数、引き入れることになる黄金獅子は、我々以上にもっと用心し調査をするべきだと思う」
などと言っています。
平和会議が開かれることは、本当に良い事なのでしょうか。
面白い、といってくださって、ありがとうございます!
スパルタ式催促…ォォォオオ(・д・oノ)ノ
まぁ、何とも恐ろしい催促の仕方ですね。
スポーツドリンク、違った、スポドリアス!お前のせいだぞ。
流石、兄王様、有能すぎですね。4隻も奪っていったとは。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
スパルタ式催促、怖いですよねw
また、「おお、そうかもしれない」と、みんな納得してしまうところが、スパルタ人がいかに恐れられていたかわかります。
スポドリアスは、スポーツドリンクみたいな名前でとんでもないことをして、スポーツドリンクらしく、補給船で逃げましたからねw
(これは、私がウケを狙ったのではないです、偶然です。
フォイビダス将軍も、乳酸飲料みたいな名前、と言われています)
兄王、有能で、うまく逃げたようです。
四隻もアテナイの船を奪っていったみたいですね。
結局、クレ王のスーパー脳筋作戦は上手くいったわけですねw
さすがというか、ここまでくるといよいよ人間離れしてきたというか。
作者からの返信
そのようですね。
クレ王はアテナイの船をうばって、逃げたみたいです。
さすがです。
アテナイのオレステス将軍が、
「海賊とつるんでいるスパルタのはぐれ者がちょっと襲ってくるのか、程度に思っていたら……」
と言っているように、アテナイ側にも油断があったのかも。
それでも、あれだけの不利をひっくり返すクレ王は、人間離れしているかもしれないです。
編集済
前のエピソードの
>例の少女のつけ火からは、(ティリオンがスパルタ領内に入ってからは)この時点で、まだ一ヶ月足らずくらいです。
は、大変、失礼いたしました。
オレステス……渋いですね。
策略とか陰謀とか駆け引きなんかが似合いそうです。
(実際はどうなのかわからんけど)
なんか、社長室に呼び出された部長さんと社長さんの会話みたい。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
いえいえ、私の言葉足らずだったので、修正できて喜んでいます。
お礼を言わせていただかなければなりません。
ありがとうございました。m(__)m
オレステス将軍は『アテナイの論理頭脳』と呼ばれるほど、頭のいい将軍です。
まさしく、社長室に呼び出された部長さんと社長さんの会話みたいですねwww
>平和会議への参加を要請しておきながら、スパルタの黄金獅子め、我が軍の最新鋭艦を4隻も奪っていった
兄王様、有能すぎだろ……さすがにやりすぎィ!
>こちらの返事が遅い、とのスパルタ式催促のつもりではあるまいな
この表現好き。
事実は違うけど、日常的にやってそう。スパルタ式催促。
そしてやっぱりティリオンがやっちまった影響が出ていましたか。でも、やらなかったら否と出て、歴史は変わっていたのか!?
しかーし、ティリオンを追い詰めたつもりなのだろうが……まさか、姫様に匿われているとは思うまい。
作者からの返信
はい、兄王、有能です。
最新鋭艦を4隻も奪っていきました。
ただ、本当はアテナイと戦いたくはなかったでしょうね。
平和会議したいんですから。
アハハ、こんなスパルタ式催促、ありそうですよね。
そして、ティリオンがスパルタに逃げ込んだことで、否、の反対ですから、諾、の返事をするのでしょう。
はい、このことで歴史が変わりました。
で、おっしゃる通り、アテナイはティリオンが姫様に匿われている、というか、捕まっているとは知りませんねーww
当たり前ですけど、アテナイにはアテナイの事情がいろいろとあるんですよね。
だから、最初は参加したくなかった。でも、逃げたティリオンがスパルタへ入ってしまったことで、そうも言っていられなくなった。
このへん、ティリオンのお父ちゃんが大物だったから、という以上に複雑な事情がありそうですね。
あ、クレオンブロトス王、無事脱出できたんですね。しかもアテナイの最新鋭艦を4隻も奪ってw
(兄上の略称何がいいかな……。クレ兄?)
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
そうなんです。
アテナイにはアテナイの事情があります。
というか、アテナイはこの平和会議の要請をもらって、半年をかけて調査し、時期が悪すぎる、と判断したから断るつもりだった。
エパミノンダスという人物には、注意を要する、とか、本国スパルタに他のポリスの人間を多数、引き入れることになる黄金獅子は、我々以上にもっと用心し、調査をするべきだと思う、と言っています。
けど、ティリオンがスパルタに逃げてしまいましたから、やむなく、諾、の返事を出すようです。
おっしゃる通り、ティリオンのお父ちゃんが大物だったから、という以上に複雑な事情があるんです。
それはだんだん明らかになっていきます。
クレ兄は、うまく逃げたようですね。
艦を四隻もうばってww
結局は敵同士だから良いっちゃ良いんですけど、お互いが誤解というか理解出来てないところがあるのが、なんとももどかしいっ
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
ですよねー。
お互い、誤解している部分があります。
ただ、クレオンブロトス王も、
「いや、襲撃するつもり、全然なかったんですけど、身内に裏切り者がいて、そいつが火をつけたんでー」
なんて言い訳、できないのも確かです。(笑
もどかしいですよね。
王は無事だったんですね。良かった。死んでいたら平和にならなかったかも。まだ平和になるとは決まっていませんが。
ティリオンは幽閉されているから、見つかることはないと思うけど、気になりますね。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
はい、クレオンブロトス王、アテナイの艦を奪って逃げたようです。
アテナイ側は、最初は平和会議への返事を、否、にするつもりでしたが、ティリオンを追うフレイウスをスパルタ領内に入れるために、諾、に変えたようですね。
姫に幽閉されているティリオンは、どうなるのでしょう。
兄上はアテナイの戦艦もちゃんと奪って帰ったのですね。催促にしてもそれは確かに乱暴ですね😅スパルタ人はそこまでワイルドだと思われているんでしょうか😅
しかしティリオン追跡は、ただ罪人を追うだけにしては執拗ですよね…何か事情があるんでしょうか。
作者からの返信
はい、アテナイではスパルタ人は、野蛮と凶暴の代名詞、と言われています。
実際、スパルタ人は、ペロポネソス戦争の時も、アテナイとその同盟国の者だけでなく、中立国の者まで、出会ったが最後、皆殺しにしています。
なので、恐怖伝説、みたいになってるんですよ。
その頃はもちろん、まだクレ兄は王ではありません。
鋭いですね、真田さま。
そうなんです。ティリオン追跡は、執拗です。
その事情は、次第に明かされてきます。
まだ話は終わっていない?
平和会議出席を諾。
それは、スパルタ領内へ入りティリオンを捕らえる為?
そこまでしてティリオンを捕らえる事が重要?
ペルシャ帝国に対する脅威より大きいのか?
作者からの返信
おっしゃる通り、ティリオンを追うフレイウスを、スパルタ領内にいれるため、最初は、否、だった返事を、諾、に変えたアテナイ。
そこまでしてティリオンを捕らえたい理由は、後々、明かされてきます。
ペルシャ帝国に対する脅威に関しては、諾、のアテナイの返事をもらって、平和会議が開かれた方がいいかも、とも言えます。
ティリオンがスパルタに逃げ込んだことで、クレオンブロトス王が望む、平和会議が開かれる可能性が、高くなったのです。
ただ、最初アテナイは、調査の結果、平和会議をするのは時機が悪い、として、否、だった。
これは、何を意味するのでしょうか。
会議を口実にフレイウスが侵入して捜すんですね~。なるほど~。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
はい、その通りです。
でないと、スパルタの領内にアテナイ将校のフレイウスが勝手に入って、見つかったらマズいですから。
なので、最初は断るつもりだった平和会議に、参加をすることを決めたようです。
平和会議も口で言うより簡単では無いのですね
確かに招き入れるのは危ないかもしれません
ティリオンの動きが会議にまで影響してきましたね
どうなるのか…(っ'ω'c)
作者からの返信
はい、他のポリスも、それぞれの思惑をもって集まってくるのです。
よく調査しないと、本当は危険です。
ティリオンがスパルタに逃げ込んだことで、アテナイの氏族組織は、本来、否、だった返事を、諾、に変更しました。
フレイウスを、スパルタ領内に入れるためです。
どうなるのでしょう。
実戦優先が信条だろうスパルタ人とその国を統べるクレオンブロトス王、どちらかといえば理想主義的なアテナイ人に
「理想主義的で、青い」
と言われてしまいましたぞ。
頑張って、兄上サマ。ww
で、アテナイは、平和会議には乗るものの、腹には一物も二物ある様で。
作者からの返信
アハハハハ、ですねえ。
ただ、平和会議そのものは、あまり芳しくない国家間情勢にあって、開くのは理想ではあっても、調査もせずにやるのは危険だ、ということを言いたかったのでしょう。
アテナイは、調査を終えて
「時期が悪い」
「テバイの指導者となったエパミノンダスという人物には、注意を要する」
「本国スパルタに、他のポリスの人間を多数、引き入れることになる黄金獅子は用心すべき」
と、結果を出しているようですから。
それでも、ティリオンを追うために、否、の返事を、諾、に変更したようですね。
一年長い!
そんでもって、せっかちさん♪
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
ティリオンがアテナイで起こした事件のせいで、クレオンブロトス王への返事が遅れ、最初のクレオンブロトス王の手紙から、一年待たせてしまったようですね。
なので、待たせすぎて、スパルタ式に暴力で催促されたのかと、アテナイ側は誤解しています。
ちなみに、アテナイ側は最初の手紙を受け取ってから、半年かけて各ポリスの現状を調査し、そのあと、ティリオンが事件を起こして、アテナイ・ストラデゴスを斬ってしまったのです。
それから、ティリオンを追いかけまわして約半年、スパルタに逃げ込まれたので、追っ手のフレイウスをスパルタ領内に入れるため、調査結果では、否、の返事を、諾、に変えたようです。