概要
魔法よりもテクノロジーを信じろ!シュライバーがそれを証明するぜ!!
「シュライバー」と呼ばれる様々な機能を持った人工の四肢が実用化された程度の未来。
装着することで超人的な身体能力を発揮するシュライバーを駆使し、無法都市『jp』で今日をしぶとく生きる青年・ハナはある夜、『日本』からやってきた謎の少女剣士・六花と出会う。
突然六花に襲われるハナだったが、空腹で自滅した六花を逆に助ける羽目に。ハナは信頼できるシュライバー・メカニックの千鶴の工場に六花を担ぎ込み、彼女を救うのだった。
千鶴は六花の愛刀からその素性を察知。翌朝目覚めた六花から話を聞くと、六花は千鶴の推察通り世界一のシュライバーメーカー『橘製作所』の社長令嬢だった。
六花は病床の父を救う為のシュライバーを整備出来る職人を探しに『jp』へやって来たというが、持参したそのシュライバーは盗難に遭っ
装着することで超人的な身体能力を発揮するシュライバーを駆使し、無法都市『jp』で今日をしぶとく生きる青年・ハナはある夜、『日本』からやってきた謎の少女剣士・六花と出会う。
突然六花に襲われるハナだったが、空腹で自滅した六花を逆に助ける羽目に。ハナは信頼できるシュライバー・メカニックの千鶴の工場に六花を担ぎ込み、彼女を救うのだった。
千鶴は六花の愛刀からその素性を察知。翌朝目覚めた六花から話を聞くと、六花は千鶴の推察通り世界一のシュライバーメーカー『橘製作所』の社長令嬢だった。
六花は病床の父を救う為のシュライバーを整備出来る職人を探しに『jp』へやって来たというが、持参したそのシュライバーは盗難に遭っ
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!軽快で熱い、煌めく銀のシュライバー
退廃的な、けれど現在の自分と離れすぎない価値観で描かれたスチームパンクの世界観。
そんな舞台に生きる人々の会話劇は小気味よく、登場人物一人一人に鮮やかな個性と、強かさがあります。
そして外界からの来訪者により、大きく物語は進んでいく。
この作者の世界だからこそ描けた、最高のエンターテイメントです!
シュライバーという、義肢であり武装。
そこに込められたロマン溢れる、銃撃をはじめ多彩なアクション。
そして何よりも個性豊かなキャラクターの会話劇が魅力の作品です!
是非、ご堪能ください。
レビューのキャッチコピーは、終盤に好きだったフレーズを少し変えて使わせていただきました。 - ★★★ Excellent!!!機械式義肢格闘浪漫
サイバーパンク小説に似た雰囲気がありますが、私が読み進めているところまででは退廃的近未来SF格闘アクションものといった感じ。
「シュライバー」と呼ばれる機械の義肢を装着した者たちの物語なのですが、このシュライバーごとに特徴、特殊能力があってアクションに彩りを与えます。
鋼鉄ジーグのように一瞬で義肢を装着するオモチャ的なスピーディさはなく、しっかりじっくり調整して感覚を馴染ませていくというリアル志向ですが、反対に戦いは実にスピーディかつ痛快。
主人公のハナと、ひょんな出会いを遂げた少女である六花との、つんけんした舌戦がとても楽しいです。二人、いつか仲良く戦う時がくるのかな。