知恵働きに特化した主人公が、真のダンジョン攻略にて実力を発揮する異世界ファンタジー作品です。

主人公は知識技能に特化したダンジョン探索者。

けれど現代における知識技能は、長年積み上げられた探索者たちの経験に取って代わられ、無能の烙印を押される立場にありました。

彼の日常も、図書館で新たな蔵書と出会うことだけ。探索者としては、完全に役目を放棄していました。

そんな主人公でしたが、いつものように長居した図書館は、いつの間にか見覚えのない場所へと変わっています。

始まったのは、ダンジョンアタックに似つかわしくない知恵比べ。

読み進めた蔵書こそが物を言う世界。

深奥までたどり着いたその先で、主人公は何を目にするのか。

ぜひ読んでみてください。

洞察力をパワープレイと言うと奇妙なんだが、推理物の主人公がひときわ不可思議な人物であるように強引でもある。
サクサクすすむから当然文句はないんだが。

大変いいと思いますよ。

武力でも魔法でもなく、知力でダンジョンを攻略していく勇者の物語です。
物語はまだ序盤。今後の展開が楽しみです。

読み始めると一気に世界観に引き込まれます！
登場キャラクターも非常に立っていて、いい感じに主人公を「煽って」くれるので、後の彼の動向に大きな期待を持てます。
随所に張ってある伏線がどのように回収されるのか、今後の展開が待ちきれません。

まだ物語は序盤ですが、今更新が本当に待ち遠しい一作です。まだこの作品を目にしてない方は是非、目を通してみてください。