最上の秘宝は叡智こそを愛する

知恵働きに特化した主人公が、真のダンジョン攻略にて実力を発揮する異世界ファンタジー作品です。

主人公は知識技能に特化したダンジョン探索者。

けれど現代における知識技能は、長年積み上げられた探索者たちの経験に取って代わられ、無能の烙印を押される立場にありました。

彼の日常も、図書館で新たな蔵書と出会うことだけ。探索者としては、完全に役目を放棄していました。

そんな主人公でしたが、いつものように長居した図書館は、いつの間にか見覚えのない場所へと変わっています。

始まったのは、ダンジョンアタックに似つかわしくない知恵比べ。

読み進めた蔵書こそが物を言う世界。

深奥までたどり着いたその先で、主人公は何を目にするのか。

ぜひ読んでみてください。

その他のおすすめレビュー

村本 凪さんの他のおすすめレビュー388