『異世界流おもてなしの旅』は、遊井そわ香先生の異世界ファンタジーです📜。
物語の舞台は、定期的に異世界から勇者を召喚し、魔物退治を依頼する世界。しかし、歴代の勇者たちは、魔物退治に飽きたり、家族が恋しくなったりして、3年ほどで帰ってしまうという問題が発生していました💡。
そこで、4人目の勇者は「目的とエンターテイメント性がないからだ」と指摘し、異世界の住民たちは、勇者が楽しく冒険できるよう、おもてなしをすることを決意します✨。
この物語は、日本から召喚された小鳥遊志朗(優しいけれど弱虫)と、勇者様おもてなし課で働くローシェ・フローズン(職業意識が高い)が、 魔物退治の旅に出発するまでの物語です🚀💖。
――異世界流おもてなしの旅が本格的に始まる🌍✨。
異世界召喚の定番をひっくり返し、勇者をゲストとして迎えるユニークなファンタジー作品――ぜひこの作品を読んで、異世界の新たな試みを楽しんでください!📖💖
数回に渡る勇者召喚によってノウハウを手に入れた異世界側が、せめて気持ちだけでも軽くしようと召喚勇者のおもてなしを行う異世界ファンタジー作品です。
彼らが異世界から招いた勇者たちは、いずれも国籍や性別、年齢すらもランダムな召喚でした。
それでも、続けていれば何が喜ばれる行いかは分かってきます。
そうして作られたのが、勇者おもてなしマニュアルとおもてなし課の職員たち。
今回呼び出されたのは、日本の兄弟。おまけに弟の方は自信がないと、早々に城から逃走する始末。
偶然出会ったおもてなし課の職員は、彼にどういった対応をするのか。
ぜひ読んでみてください。
主人公のヒロインは、異界(日本)から召喚されてきた勇者をおもてなしをする任務をせおった女の子。
城内に入れないでいるヒロインと、召喚されてきた勇者の男の子が出会うところから物語は始まります。
ヒロインの目的は、元の世界に帰らないようにおもてなしをすること。
この2人が、多くの苦難を乗り越えていくうちに成長し、そしてトキメク流れでしょうか。
自身の心境を吐露する手法が多様されており、人間関係が丁寧に表現されております。
恋愛以外の要素も(多分)ふんだんに入っており、読んでいてハラハラドキドキするはず。
とても読み易いタッチの話です。
是非一読してみて下さい。