「ひとつの目で明日を見て、ひとつの目で昨日を見つめてる」って人は今のうちから読みましょう。なに、私も今さっき来たところだ。ただアンタよりは早かった。
退廃的な、けれど現在の自分と離れすぎない価値観で描かれたスチームパンクの世界観。そんな舞台に生きる人々の会話劇は小気味よく、登場人物一人一人に鮮やかな個性と、強かさがあります。そして外界からの来…続きを読む
サイバーパンク小説に似た雰囲気がありますが、私が読み進めているところまででは退廃的近未来SF格闘アクションものといった感じ。「シュライバー」と呼ばれる機械の義肢を装着した者たちの物語なのですが、こ…続きを読む
通常、登場人物が幾人も立て続けに出てくると、名前が覚えられず、混乱してしまうものですが、この物語は違います。作者様の技量と、個性的な呼び名から、スムーズにキャラクターが認識できるのです。ま…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(865文字)
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