機械式義肢格闘浪漫

サイバーパンク小説に似た雰囲気がありますが、私が読み進めているところまででは退廃的近未来SF格闘アクションものといった感じ。
「シュライバー」と呼ばれる機械の義肢を装着した者たちの物語なのですが、このシュライバーごとに特徴、特殊能力があってアクションに彩りを与えます。
鋼鉄ジーグのように一瞬で義肢を装着するオモチャ的なスピーディさはなく、しっかりじっくり調整して感覚を馴染ませていくというリアル志向ですが、反対に戦いは実にスピーディかつ痛快。
主人公のハナと、ひょんな出会いを遂げた少女である六花との、つんけんした舌戦がとても楽しいです。二人、いつか仲良く戦う時がくるのかな。

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