概要
マジメ剣士、臆病な盾役、明るい射撃手。三人の可憐な花守少女がゆく!
【第13回集英社ライトノベル新人賞【王道部門】:一次選考通過】
人類の外敵と戦う〈花の戦団〉に所属する三人の少女。
〈花守〉と呼ばれ、特殊能力を有する少女たちが人々を守るために今日も戦う。
マジメな剣士であり、斬り込み隊長的役割のキヨラ。
臆病な性格だが、日傘を使って防御の要となるクシズ。
班のムードメーカー、援護射撃はウタカにお任せ。
その日、三人の任務は簡単な〈喰禍〉討伐のはずだったのに、〈光の民〉がその場に現れ、キヨラたちに疑問が生まれる。
世界に存在する知性類が一堂に会する〈知性類会議〉が開催されるなか、〈光の民〉と〈喰禍〉に不穏な動き。
キヨラたちは調査を開始するが……?
人類の外敵と戦う〈花の戦団〉に所属する三人の少女。
〈花守〉と呼ばれ、特殊能力を有する少女たちが人々を守るために今日も戦う。
マジメな剣士であり、斬り込み隊長的役割のキヨラ。
臆病な性格だが、日傘を使って防御の要となるクシズ。
班のムードメーカー、援護射撃はウタカにお任せ。
その日、三人の任務は簡単な〈喰禍〉討伐のはずだったのに、〈光の民〉がその場に現れ、キヨラたちに疑問が生まれる。
世界に存在する知性類が一堂に会する〈知性類会議〉が開催されるなか、〈光の民〉と〈喰禍〉に不穏な動き。
キヨラたちは調査を開始するが……?
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!3 + 1 = ∞ !!
簡単に言っちゃうと、戦う部隊に所属する三人の女性と一人の男性のお話です。
そして、その中の一人、キヨラの成長の物語です。
人と接することの苦手なキヨラは、新しく配属されたこのチームの中でもワンマンで暴走してしまったり、なかなか馴染めない。
どうなっちゃうんだろう。ってことなんですが、なにかの事件で一気に仲間愛に目覚めるのではなく、じわりじわりと少しずつ、振り返ってみれば高い山を登っていることに気付くのがなんとも心地よい。
他の女性クシズ、ウタカも個性的で、この二人のやりとりは楽しくここだけで一読の価値あり。黒一点のリーダーハルトシも、なんだかほんわかとしながらもチームをピシッとシメてく…続きを読む - ★★★ Excellent!!!鮮やかなる花守の少女たちが『開花』して、駆ける。
『ハナビラ』をその身に集める男性花守、その『ハナビラ』を受けて『開花』して戦う少女たち。敵は、『世界を喰らうもの』。
色鮮やかな興味深い世界観と情景描写の美しさに目を惹かれます。
戦闘シーンも想像しやすく、そしてやはり美しい。
彼女たちの日常も丁寧に描かれており、それぞれ好みのお茶の種類など、世界観を創る小物の設定にも力を入れられています。
最初はぎこちなかった少女たちが友情を深めていき、互いに高め合っていく様も見所です。
あまり目立たない男性花守も、それぞれに『開花』させる方法が違ったり、胸に抱く思いが違ったりと面白いです。
これから育っていきそうな恋心や、切なさを感じさせる愛情などが…続きを読む