
ライトノベルの新時代を創るエンタメ作品を大募集!
7,352 作品
この度は「第1回GAウェブ小説コンテスト」にご応募いただき、誠にありがとうございました。
カクヨムでのコンテスト開催というGAレーベルとしては初の試みにもかかわらず、予想を遥かに上回る7,352作品ものご応募をいただきました。
応募してくださった著者の皆様、読者選考を盛り上げていただいた読者の皆様、すべての作品とユーザー様に重ねてお礼申し上げます。
「新時代を創るエンタメ作品」というキャッチコピーのもと集まったバラエティー豊かな作品を編集部一同、楽しく拝読させていただきました。
そして厳正なる選考の結果、今回は大賞1作品、特別賞12作品を選出させていただきました。
《大賞》を受賞した『転生先が無法都市だったけど、無口な修理屋やってたら何故か怖がられてる件』は、精巧な文章と練られた構成でライトノベルでは珍しいSFサイバーパンクの世界観を見事に描きつつ、主人公がしっかりと読者の親しみやすいキャラクターになっていたことが高く評価され、最終選考ではまさしく「新時代を創るエンタメ作品」にふさわしいとして満場一致での《大賞》受賞となりました。
《特別賞》を受賞した作品も読者が憧れるようなヒロインとのラブコメから主人公がコツコツと努力して成り上がったり爽快な活躍で無双するファンタジー、異世界で新しい人生を謳歌するスローライフ、今までにない切り口と設定で描かれる現代ファンタジーなど、個性豊かで様々なジャンルの作品が勢揃いしております。
受賞作は、2026年から順次刊行を目指して書籍化を進めてまいります。どうぞご期待ください!
そして、今回の反響を受け、第2回のコンテスト開催も準備しております。
再び皆様にお会いできる日を編集部一同、楽しみにしております。
今後ともGAレーベルをどうぞよろしくお願いいたします。
総評・講評:GA編集部
目覚めたら、そこはゲームみたいな“現代風異世界”──だけど、やたらと治安が悪すぎた。
ネオ・バベル。ギャング、傭兵、汚職警官、企業スパイ……壊れた街で、壊れた人間が今日も息をしている。
そんな街角で、俺は“修理屋”を名乗ってひっそり暮らしている。
実は戦えるけど、それはナイショ。
スキルは「ワンタッチ修理」&「吹き出しで“内緒話”が読める」。
無口で不愛想なせいで、周囲には“いぶし銀の伝説的修理屋”だと勘違いされてるけど──
いや、俺ほんとは、割と普通なんだけどな?
これは、壊れた街で、壊れたモノとヒトを静かに直していく男の物語。前世を過労死で終えた山田信二(四十三)。
彼は気が付いたら剣と魔法の異世界に転生していた。
転生先は一般的な農家の次男。
山田信二は異世界で、新たに『シン・バーデン』として生きていくことになる。
今度こそ楽な生活を送るため、シンは子供のころから努力を続けたが、なぜか一向に芽が出なかった。
四十を過ぎても努力が報われず、気が付いたら万年Eランクの底辺冒険者として名を馳せていた。
――しかし。
ある日突然、相手の剣筋が【視える】ようになっていた。
身体が思うように動かせる。
視えた剣筋を、いとも簡単に避けることができる。
どうやら今までの努力が一気に実を結び、一気に才能が開花したみたいだった。
四十を過ぎてからの今さら過ぎる英雄譚が始まる……かと思いきや。
すっかり枯れてしまっていたシンは、冒険とか英雄とかに全く興味を示せなかった。
それでもただ流されるままに無双してしまい、いつの間にか周囲が放っておいてくれなくなってしまうのだった。
四十三年間も報われなかったにもかかわらず、ただ直向きに努力を続けてきた主人公シンが、ある日を境にようやく静かに実を結ぶという構図が非常に丁寧に描かれており共感性が高く、愚直さと謙虚さを貫き誠実であり続ける姿勢にとても心打たれました。また戦闘描写は臨場感に優れ、「視える」感覚の表現によって独自の爽快感を生み出しているのも良いところ。努力型主人公の再起譚として完成度が非常に高く、読者を強く惹き込むことができる素晴らしい作品だと思います。
異世界転移から帰還したチート能力持ちの陰キャが、かわいすぎて同性からイジメられる高校一の美少女・市ヶ谷初音を助けたら、童貞を卒業できただけでなく、やたら懐かれるようになった。
高校一の美少女を相手に童貞を卒業し、イジメから救い、二人でぼっち脱却を目指して高校生活を頑張る青春ラブコメ。
Q:飛び降りの理由は何ですか? A:自分が美少女すぎて同性に恨まれてたから。
数多にあるラブコメ作品というか現実でもですが、「(見目が良すぎるが故に)モテすぎて困る」という女の子の生態って興味ありませんか? お前らそんな羨ましい境遇で「困る」ってどんな思考回路なん? って。本作はそんな「特別」な立場にいるヒロイン・市ヶ谷さんの生態や、救ってくれた主人公への想いをつぶさに楽しむ事ができる恋愛劇。二人してノリノリでメロメロで甘々です。
大学1年の主人公、大鳥ヨルは春休みの暇な時間を最近ハマってるゲームのキャラクリに費やし、ついに完成。
キャラビルドは『闇医者』。辻斬りならぬ辻治療をして不当な医療費を請求するという自分が楽しむためだけのマナー違反ギリギリのロールプレイを楽しむためのもの。
うきうきでゲームを起動する主人公だが、最初のターゲットが人気配信者で……。
晒された闇医者は、それでもゲームを楽しむために奮闘する!
VRMMOで理想の『闇医者』キャラを作り、人気配信者や友達、NPCと交流を深めるコメディ。黒い白衣にフクロウの仮面をつけ、診察代はタダだが治療費は(平和的に)巻き上げるという闇医者ロールプレイを楽しむ主人公・ヨルは、自由奔放。軽妙な語り口で周囲の人を掌の上で転がし、危機が訪れても機転を利かせて脱する、そんなキャラクターの魅力がずば抜けた作品でした。ゆるく楽しめるコメディですが、時にはシリアスな展開にハラハラしたり、感動させられたりすることも。キャラクターたちが織り成す関係性が楽しく、いつまでも読んでいたい作品です。
そこは虚無の世界だった。
何も無かった。
ただ、その悪魔には時間だけがあった。
だから、学んだ。魔法を極め、そことは別の……現世の世界があることを知った。
希望を見出し、更に時間が経った。
そしてその悪魔は理解した。
現世からの干渉無しにはこの世界から出ることは出来ないということに。
そこで悪魔は現世には存在しない悪魔を信仰している人間に目を付けた。
悪魔の母体数を増やせば、悪魔を召喚してくれる生物が現れるのではないか? と。
そして万年の時が経ち、その悪魔はとある貴族の令嬢に召喚されることに成功した。
万年を生きた弊害で頭のネジを何本か落としてしまいながら。
学園ファンタジーはWEB小説において人気ジャンルの一つで応募作にも多数ありましたが、その中でも本作はキャラクターの個性と掛け合いで、読者を惹きつける突出した魅力を持ち合わせていました。万年の時を生きる最強の悪魔に転生した主人公ラスト。そんなラストを使い魔として召喚したツンデレ令嬢アリアナ。使い魔でありながらひたすらアリアナをからかうラストと、主人でありながら振り回されるアリアナのコミカルなやり取りはいつまでも読んでいたくなるような面白さがありました。どうぞご期待ください!
就職活動失敗組の新卒佐倉桔梗がダンジョンのある日本で探索者になった!
しかし探索者という仕事は初心者じゃまともに稼げない! ならどうする!? 前衛職でソロしかねぇっ! と思った矢先……
「佐倉桔梗さんは魔物使いです」
「え? 何で!? 何で!?」
主人公桔梗に与えられた職業は可もなく不可もなく、それでいてソロ活動が困難な後衛職の魔物使い。
仕方がないので桔梗はソロ活動の難しい後衛職魔物使いとして魔物を捕まえ、全く想定されていない間違った魔物の使い方で探索者として駆け上がっていくのであった…………
探索者として生きる道を選んだ青年・佐倉桔梗がダンジョン探索が職業として成立した日本を舞台に、“ソロに不向き”とされる後衛職・『魔物使い』でソロ探索に挑んでいく物語。最大の魅力は、コミカルなタイトルからは想像もつかない、過激かつ常識外れの魔物運用。セオリーを逸脱しながらも、主人公の大胆さと合理性が噛み合うことで、奇抜な戦術に確かな説得力が宿っていました。レベルアップの爽快感と試行錯誤の積み重ねも丁寧で、構成力が光る一作です。常識に囚われない新しい「魔物の使い方」をどうぞお楽しみください。
グランノルド・フォン・ヴィルハイム。
それは『イシュタリア』というゲームに登場する悪役貴族だ。
勇者の末裔にも関わらず、己の血筋に驕り自惚れ、最後は主人公に倒される……だけではなく、主人公が何もしなくても、自業自得で勝手に死んでるような、破滅が確約されているキャラだ。
俺はそのグランノルドに転生してしまった。このままでは、俺も破滅してしまう!
だが、前世の記憶が残っている俺には原作知識という、最高の転生特典がある。
破滅エンド回避の鍵は、この世界じゃ見下されている武器、『刀』だ。
実はこのゲーム、下手な伝説の武器や魔法より、『刀』の方が強かったりする。
みんなそのことに気付いてないが、俺だけは刀の超高性能っぷりを知っているのだ。
俺は決意する。『刀』を使ってみんなを見返し、そして死亡フラグごと斬り捨てる!
そして今生こそ、幸せに生き抜いてやるのだ!
今や王道ともいえる「悪役転生」というテーマに、「和」を感じさせるタイトル。惹かれない人はいるでしょうか。ヨーロッパ風の世界で異質な存在感を放つ侍のような装いと、刀を用いた技の数々はどれもド派手で、いつしかしまいこんでいた厨二心をくすぐられること請け合いです。自身の破滅を防ぐため、陰謀に巻き込まれたヒロインを救うため、そして時には己の性癖のために刀を振るい、ひと癖もふた癖もある仲間たちと共に敵を蹴散らし周囲の評価を一変させる様は、まさに快刀乱麻を断つかのよう。鋭く爽快な筆致で紡がれる本作を、心待ちにしていただければと思います。
カードゲームが好きだ。
集めて集めてうんざりしたカードの山の中で手に取った一枚に焦がれることもあった。
何度も、何十も、何百回もスリーブが擦り切るまで回した果てに出来たプレイングに自分を褒めたくなったことこともあった。
練り込まれたデッキには色んなものが入っている。
揃えたカード資産の金額、ひらめきと考え抜いたゲームメイク、試行錯誤に費やした時間、回したスリーブの消耗劣化の傷。
青春が練り込まれている。
青春が詰め込まれてた宝箱で。
だから、カードゲーマーが祈るのは最後だけ。
プレイも構築も磨き抜いて、運に祈るのはその最後に添えるだけで。
それ以外には何も祈らない。
ライトノベルでは表現が難しい「カードゲーム」をテーマとした本作は、その常識をぶち壊す面白さを持っています。ただカードゲームをするだけの話ではなく、モブである主人公が強すぎてアニメのストーリーを塗り替えてしまうというわかりやすいストーリーラインが用意されており、カードゲーム未経験の方も楽しめること間違いなしです。その上、主人公の特異なデッキや綿密に練られたルール設定などに、カードゲームに触れたことがある方ならニヤニヤが止まらないでしょう。そんなライトノベル業界に一石、いや一枚の切り札として投じられる本作を、ぜひお楽しみください。
おい、俺の資産を脅かすなよ。
俺が読み込んでいた小説に登場する悪徳ギルドマスター「ジルケイン・オルドレイ」。
原作主人公の追放に加担し、やがてざまぁされる運命を持つ守銭奴。俺はソイツに転生してしまった。
だけどいい事もあった。ジルケインの資産とギルドマスターの地位は魅力的だ。サラリーマンだった俺では到底稼げないような大金をジルケインは保管していたからだ。
破滅を回避したらこれは全部俺のもの……俺は全力でジルケインの運命を変えてやる。
その為に原作主人公の追放劇をぶっ潰し、逆に追放を言い渡したAランクパーティリーダーを追放してやる。主人公の早期覚醒。原作イベントのスキップ。そうして俺は破滅の運命を回避し、手に入れた。悠々自適な第二の人生を。
しかし、保身の為に動いた結果、何故か周囲は俺を「理想のギルドマスター」と持ち上げ出して……?
有能な秘書や原作ヒロイン、原作女ライバル達に好かれながら、俺はギルドを脅かす不正野郎をぶっ潰す。
金を稼がせる冒険者も不満が出たらうざいから待遇も良くしたら……なぜか有能な冒険者達がどんどん集まって来た。
これは、金の為にしか動かない悪徳なギルドマスターが、なぜか周囲に慕われ、やがて世界最高のギルドマスターと呼ばれるまでの物語。
拝金主義の悪徳ギルドマスター・ジルケインに転生した主人公が、破滅を回避するための保身と打算から組織改革を進め、結果として最高のギルドを築き上げていく物語。利己的な動機から始まる行動が巡り巡って仲間や組織を強くしていく逆説的な展開が巧みに描かれていました。また、組織の長としての貴族や他ギルドとの政争を裏で制するなど、知略面だけでなくギルドメンバーの戦闘面での師匠としてメンバーを育成する立ち位置も新鮮でした。利己と理想が交錯する組織運営譚をどうぞお楽しみください。
モンスターによって人間の生活圏が著しく狭まった異世界。人々は守護者と呼ばれる魔法が使える人間に守られて暮らしていた。
ある日、交通事故に巻き込まれた主人公は、ただの村人の息子、トールとして転生。その日の内に死にかけ、この世界を生き抜くためには、圧倒的な力が必要だと気づく。
その日から必死に鍛え続け、気づけばトールは強くなり過ぎてしまっていた。
トールはその力を駆使してモンスターを駆逐し、生活環境を整え、暮らしやすさを向上させていく。
しかし、トールは知らなかった、ここがモンスターが理不尽に強い死にゲーの世界であることを。
鍛えすぎたモブ(村人の少年・トール)が、何も知らないままに死にゲー世界の予定調和を破壊して回る勘違い無双ファンタジー。「ちょっと強いモンスターを頑張って倒した」程度の感覚でモンスターの進攻を止めるだけならまだしも、周りの人々を鍛えて(鍛えすぎて)ゲーム本来の主人公の役目、イベントを片っ端から奪っていくその様はとても痛快。小さなズレがトントン拍子に大事になっていくテンポの良さも相まって、非常にエンターテイメント性に富んだ作品です。トール君が地道に頑張ってるとても良い子なのもまた良し!
初めての彼氏との誕生日デート中、彼氏に裏切られた私は、貞操を守るため、展望台から飛び降りて・・・
気がつくと、薄暗い洞窟の中で、よくわかんない種族に転生していました!
2人の子どもを助けて、一緒に森で生活することに・・・
だけどその森が、実は誰も生きて帰らないという危険な森で・・・
出会った子ども達と、謎種族のスキルや魔法、持ち前の明るさと行動力で、危険な森で快適な生活を目指します!
彼氏の裏切りにより展望台から落下し、強力な魔獣が蔓延る異世界の森で目覚めた主人公・コトハ。彼女が危険な森で生き抜くために拠点を築き、発展させていくストーリーにとてもワクワクいたしました。次々と魔法を覚えて魔獣を撃退したり、個性豊かな仲間が増えたりと、物語が進むにつれてスケールアップしていく展開に読者を飽きさせない工夫が感じられました。コトハたちの危険を脅かそうとする敵対勢力を打ち破る、爽快なカタルシスも高く評価できます。そんな魅力あふれる本作の刊行を、ぜひ楽しみにお待ちください。
ある日、汐見結宇は、自分知らないノートがカバンに入っていたことに気が付く。
『倫理』と書かれたノート。
持ち主を特定するため、中を開くとそこには──。
『彼を私だけのものにする方法』
非常に重たい『一途』な何かが綴られていた。
厄介なことに持ち主が分からない。
それらしい候補ならいるが、なぜか倫理のノートを探している女子生徒が三人いたのである。
転校してきたばかりで幼馴染を気遣う黒髪の大和撫子。
学年カーストでもぶっちぎりの金髪ギャル。
そして、誰も寄せ付けないほどクールな銀髪美少女。
この子たち、全員がその可能性を秘めている。
そして一様に重い何かを一人の男子生徒──あいつへ向けていた……はずだった。
「私から離れられなくしてあげるね」
「君がいなくなったらあたし無理……離れないで……」
「離れちゃダメだから。もしいなくなったら……分かってるわよね?」
あれ? 君たちみんなあいつのことが好きなんだよね?
ノートの持ち主探しながら相談乗ってたら、いつの間にかこっちに重い感情向けている気がする。
じゃあ、あのノートの意味って一体……?
主人公・汐見結宇が劇重感情が綴られたノートを拾ったことで始まる、持ち主候補の個性豊かなヒロインたちとの学園ラブコメ。ヒロインたちとの関係性の変化を丁寧に描かれており、ラブコメとして非常に楽しめました。また、ノートに記されたイニシャルや断片的なエピソードを手がかりに持ち主を探していくミステリー風の構成が巧みで、一度読み始めたら最後まで目が離せない、読み応えのある作品となっていました。重めの感情描写とミステリー要素が有機的に絡み合い、甘さと不穏さが同居する学園ラブコメをぜひお楽しみください。
「あなたは何もしないでいい」「ウチらが一生お世話してやるからな〜」
転生した。俺には魔力がなかった。
それでも魔術に憧れたから、研究に没頭した。
その結果、完成したのは常識外の戦闘用スライムに、やたらと女の母性をくすぐるらしい付属品の俺。
研究のためなら手足がちぎれようが構わない、そんな少年の狂気は、出会う女性をみな過保護な甘やかし体質へと変えていくのだった。
これはただの狂人の物語だ。
魔力を持たずに生まれ、けれど魔術の美しさに魅せられた狂人ハロの探求と執着の記録──
そしていずれは魔王へと至る研究譚である。
「魔術」を極めるため全身に魔術式を彫り込みスライムと精神同化までした研究者気質の少年が、スライムを様々な形状に変化させて戦う異色のバトルファンタジー。竜をはじめとした難敵とハイスピード魔術バトルを繰り広げる派手さに加え、そんな難敵の能力をスライムの力で取り込みさらに強く(そして段々異形へと)なっていく危険な展開、さらにヒロインたちが揃いも揃って彼を甘やかし「おねショタハーレム」を展開せんと蠢く様は、刺激と甘さと危険さが綯い交ぜになった、まさに劇薬のような魅力を放つ作品です。キミに決めた!
「第1回GAウェブ小説コンテスト」の中間選考の結果を発表させていただきます。
多数の力作を投稿してくださった皆様、並びに作品を読んでくださった皆様には、改めて深く御礼申し上げます。
※掲載の並びは作品のコンテストへの応募順となっております
作品講評
無法都市ネオ・バベルを舞台に描かれる本作は、主人公灰島レイのハードボイルドな活躍を楽しめるSFサイバーパンクです。精巧な文章が読者の想像力をかき立て、自分が物語の登場人物になったかのように錯覚するほど作品へ没入できます。同時に「素材さえ揃えば何でも修理できる」という分かりやすく最強な主人公のキャラクター造形が備わったことで、「重厚なイメージが先行するSF作品」を「読者が親しみやすいエンタメ作品」へと高いレベルで昇華できており、満場一致での《大賞》選出です。全てが“壊れた”街で全てを“修理する”主人公の活躍を皆様もご堪能ください。